2009年11月 8日 (日)

新橋演舞場 花形歌舞伎・夜の部

絶不調。信頼していた人から諸々否定され、しばらく立ち直れそうもないくらいに落ちた。考えると辛いので、一日中ひたすらぼーっとテレビを見ていた。お酒すら飲まずに。テレビってすごいなあ。これ見続けたらほんと何も考えないバカになれるね。今の私には有難いが、完全に現実逃避。まあ弱音はこれくらいにして。
文化の日のことですが、新橋演舞場へ花形歌舞伎・夜の部を観に行った。もうずいぶん前のことみたい...嗚呼花形歌舞伎はやっぱり楽しい!「三人吉三」、お嬢もお坊も和尚もスバラシ!お嬢吉三・菊の、「月も朧に白魚の...」のとこもしびれました。若い世代の勢いのある感じも嬉しいけれど、一人いぶし銀の歌六さんがまたシブイ、かっちょいい。全てが権一さんに託されるのも感無量であった。権一、頑張れ!と手に汗握りながら応援。「鬼揃紅葉狩」は何といいますか、面白かったなあ。コーフンした。亀治郎の鬼がふんとにスゴイんだけど、とにかく揃いも揃った鬼軍団にひゃあひゃあ。中でもひと際うまいうますぎる鬼一匹...沢山いるのに、しかも顔には線とか色々描いてあるのに、天才・尾上右近だけは右近ちゃんだ、と明らかにわかる!っていうことに震撼した。んもうすごかったね!と同行のカブキチさんたちと言いながら、花形歌舞伎はええなあ(海老蔵さん不在がちょっぴり残念だったケド...)と噛み締める文化の日であった。

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2009年10月26日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎・夜の部

昨日は十月大歌舞伎の千穐楽でありました。友人カッパと夜の部へ赴く。見所満載の「通し狂言 義経千本桜」、前半は播磨屋祭・後半は音羽屋祭といった感じか。「渡海屋」、女房お柳は玉さん。おお。義経は富十郎さん。おお。贅沢...。最近、四人くらいの若武者衆を隼人・尾上右近・種太郎・巳之介といった面々が凛々しく演じていることが多くてなんだかとっても嬉しくなるおばちゃんであった。吉右衛門さん知盛の壮絶な最期は圧巻。「吉野山」、菊の静御前にうっとりざんす。男子もいいけどやっぱり女子も捨てがたい。嗚呼両方イイ。「川連法眼館」では菊五郎さんの狐ぶりに色々吃驚。義経千本桜は相変わらずおちゃるにはムツカシイのですが、何度も観ているうちにもっとわかるようになるかなー。なりたいなー。飲み込みの悪いコドモか。

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2009年10月17日 (土)

「京乱噂鉤爪」@国立劇場

国立劇場へ「京乱噂鉤爪」を観に行く。まさかの?人間豹第二弾、でも副題は”人間豹の最期”なのでたぶん完結か。やはり気になる染五郎さんなので友人カッパと共に3階より観賞。今回は人間豹アンド明智は京都にいる設定。コルテオみたいな染五郎の宙乗りもあるよん!なんと梅玉さんや翫雀さんもご出演でかなりの有難味。公家役の翫雀さんは女子の染五郎にすこぶる優しくて、んもう石田純一みたい!とカッパと身悶え。今日もかわいいよ的なことをばんばん言うのです。普段男子の優しさとかは特に必要としていない俺様ではあるが、弱った心や乾いた生活に足りないのは純一なのかも...としみじみ思ったり。人間豹を観に行ったのに図らずも純一のことばかり考えてしまったわしらであった。

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2009年10月12日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎・昼の部

十月大歌舞伎・昼の部を観に行く。まずは三津五郎さんの粂寺弾正で「毛抜」、磐石の面白さ。お役によって驚くほど大きく見える三津五郎さんてすごい。團蔵さんの悪役はやっぱりええなあーとうっとり、蹴ってたもと思う。「蜘蛛の拍子舞」、玉さんの蜘蛛の精は人に非ずの美しさが怖い、でも美しい、でも怖い。だから目が離せない。嗚呼菊さん久しぶり...こちらも綺麗な源頼光。ラストは怪力の坂田金時、またもやでっかい三津五郎さんがもっていくね。あと、蜘蛛の糸がしゃーっと出ると、OH!KABUKI!とか外国人モード?で思っちゃって嬉しくなるね。「河庄」はもう終始藤十郎さんに釘付けですよー。何とも言えないおかしみとリズムのある上方のしゃべりはわしらを惹きつけてやまないのであった。たまらん。最後の「音羽嶽だんまり」は、松禄さんのご子息・大河くんの初お目得でゴージャスな面子が揃い踏み。巳吉先生のソロ三味線もあるよん☆華やかな感じで幕。この日は一度歌舞伎座に行ってみたい!という若い友人と一緒に赴いたのだが、彼女が歌舞伎座空間を全力で楽しんでいたのが嬉しかったよう。お若い方が伝統芸能に興味を持ってくだサルとなんだか未来は明るい気がしてくるね。つうわけでうっきうきでまた飲みすぎ。そして反省!禁酒!(無理)

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2009年9月 7日 (月)

九月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、九月大歌舞伎・夜の部を観に行った。まずは鶴屋南北「浮世柄比翼稲妻」の「鞘當」、何度か観たことがあるものの、相変わらず状況は今ひとつ掴めずすみません。でも華やかな吉原をバックにした松禄アンド染五郎イカス。今日も萌え五郎。うってかわって暗く怪しい「鈴ヶ森」は何と言っても家橘ちゃんの飛脚がかわゆらしいです。美少年・白井権八(梅玉さん)キター。そして幡随院長兵衛登場で、嗚呼幡随院長兵衛の話だったんだねと思い出す。ほんとに物忘れがひどい昨今である。おかげで日々新鮮!?次は、えーまたですかあと思わず毎回言ってしまう「勧進帳」。吉右衛門さんの富樫に幸四郎の弁慶。諸々さらっとした勧進帳である意味吃驚してずっと覚醒。高麗屋!播磨屋!と客席がとにかくむのすごい盛り上がり。皆さんお好きなんですね、勧進帳。四天王の松江さんにラブ。最後は「松竹梅湯島掛額」、思い出深く大好きな演目ですが、今日のお七ちゃんは福さんでーす。わたくしの美しい思い出を無理矢理?福色に染め換えてくださること間違いなし。紅長は吉右衛門さん、よく働くなあ。小姓吉三郎という役はおバカさんなのかとずっと思っていたけれど、錦之助吉三郎はバカには見えず。というわけでバカじゃないんだとわかる...初めて観た時のが刷り込まれているらしい(誰?)。福さんのお七ちゃんは強烈ですが、さすがに「櫓のお七」の人形ぶりなんて魅せるわーという感じ。黙っているとほんとにキレイ。勿論褒めてマス!というわけで福さん良かったけど菊のお七ちゃんと新之助(当時)の吉三郎☆が懐かしいねと友人カッパと反芻しつつ帰宅。9月の観劇はこれでおしまい。

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2009年8月26日 (水)

第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

昨日のことですが、国立劇場へ第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演(B班)を観に行ってきた。こちらもすっかり8月の恒例行事となっております。今回わしら的に楽しみにしていたのは『与話情浮名横櫛』、梅秋の切られ与三デスよ。彼がまだ本名だった時に演じた籐八っつあんを観て、そのうまさに唸ったのも未だ記憶に新しい気がしていたが、なんと今年は与三郎を!期待しつつも正直ちょい心配...とおばちゃんやきもきしちゃったわ。しかし、切れ長の目も凛々しい案外な(失敬)色男フェイス&二枚目ボイスでクールに熱演!心配御無用のうまさでした。こうなったらもう何年か後には梅秋のお富さんも観てみたい!と思ってしまう欲張りなわしらであった。なんつって梅秋のことばっかり書いちゃったけど、みなさん頑張ってはって普通に見ごたえ充分どす。この会は影ながらずっと応援していきたいどす。

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2009年8月17日 (月)

八月納涼大歌舞伎・第二部

その後木挽町へ移動、歌舞伎座にて八月納涼大歌舞伎・第二部を観る。菊之助主演の映画でも記憶に新しい「真景累ヶ淵」、福さんの豊志賀が別の意味で怖かったよ~。これ黒木瞳がやった役だよね?と何度か自分の中で確認したほどに、印象が違った。怪談噺という感じはあんまりしなくて、結構ドリフっぽい面白みが。コワおもしろい的な?勘三郎さんに声が似てきた勘太郎、さすがにうまい~と思ってたら、途中出てきた勘三郎さんが(当たり前かもしれないけれど)更にうまくて、その”上には上が”感に唸った。でも二人してかっさらってたし、すげえ親子だ!とわくわくしました。「船弁慶」はちょっと苦手演目なんすけど、今回松也、巳之助、新悟、隼人の超若手家臣がきらっきらしていて良かったわ☆若い世代がカクジツに育っている頼もしさを感じました(年寄り)。納涼歌舞伎は長さも調度よく、充実した内容のわりにお値段も安いのでいいな。

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2009年8月10日 (月)

石川五右衛門@新橋演舞場

昨日のことですが、新橋演舞場へ市川海老蔵の「石川五右衛門」を観に行ってきた。かねてから公言している通り私は音羽屋贔屓のハズなんだが、またもや結構な大枚を叩いて海老蔵さんを観に...「十二夜」は安いお席だったのに...等々、自分への疑問も軽く抱きつつ、さほど期待もしないで観劇に臨む。割と説明っぽい序盤、私はその説明すらよくわからなかったけれど、こんなに早く立ち回りしちゃって大詰めとかどーすんのかなあとぼやっと思う(そんな心配は全く必要ないことが後からわかる)。七くんの茶々はふんとにキレイ、そして石川五右衛門も持ってたイメージに反してなんだか美しすぎるー。泥棒らしいこともしてないし、これでいいのか石川五右衛門...このまま大詰めでダイジョブか?とまたもやぼやっと思って油断してたらあなた。スゴイよ大詰め!!詳しく言えないがめっさ面白かった。うひょーとかきゃーとか言っちゃった。指さして笑っちゃった。間違ったリアクションか?いやーでもここまで楽しませてくれたら文句ないよ。期待しないで御免海老蔵。確かに何かがある漢だね...。同行の海老バカ・カッパちゃんも勿論大喜びで、その後のお酒(飲み放題)もそりゃあ進むっちゅうねん。二人して撃沈。京急で熟睡して帰る。

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2009年7月28日 (火)

七月大歌舞伎・夜の部

神田散歩の後は夏休みの締めくくりにふさわしく、七月大歌舞伎・夜の部千穐楽へ赴く。大枚叩いて一等席、おいら音羽屋贔屓のはずなのに...。でも面白かったのでその甲斐はありました。考えてみたら「夏祭浪花鑑」はコクーン歌舞伎以外で観たのは初めてで、これが通常版なのかーと妙に新鮮だった。海老蔵の団七はさすがにかっちょいい。しかし勘太郎のお辰が達者で...おばちゃん吃驚よ。んまい。「天守物語」も浮世離れしたブラックな物言いとかところどころユーモラスで、予想以上に楽しめた。玉さんは人間じゃないお役の時は、本当の本当に人間じゃなく見えるのがスゴイ。まことの恋は心と心、っていうセリフで感極まっちゃってなんだか泣きそうに。海老蔵さんと玉三郎さんのいい感じに見つめあう写真と、新十郎さんの駕籠かきショット(ソロ)を購入して、僕の夏休みは終わる。あー会社行きたくねえ。

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2009年6月29日 (月)

「NINAGAWA十二夜」@新橋演舞場

昨日のことですが、新橋演舞場へ「NINAGAWA十二夜」千穐楽を観に行った。ロンドンの凱旋公演て言うんですか。初演の頃に比べると結構タイトにまとまっていたような。菊の二役はもはや磐石の出来と言った感もあります。つい目が行ってしまうのは亀治郎さん。細かくきっちり面白い。昼の部終演後に写真を買おうと思ったら、写真売り場が閉まっていた。商売っ気がないっつうか何というか...。やるせない思いを夏のセールにうっかりぶつけてしまいまたも散財。ィヨコハマまで帰って反省したりしなかったりしつつカッパとビール。夏だねえ。

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2009年5月25日 (月)

五月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、歌舞伎座へ五月大歌舞伎・夜の部を観に行ってきました。ううむ、やはり團菊祭はイイ!と、まあ今年は團菊祭とは言ってないけどしみじみ思う。「毛剃」はまず團さまの不動明王チックなお姿に度肝を抜かれ、チャーミングな九州の言葉(よかよか、とかそーゆうの)に和まされる。すっかり中堅どころとなった松江さんや男女蔵さんたち手下衆もいい味を出してます☆團さまと藤十郎さんが取り合う傾城に菊ちゃん、そりゃ取り合うよー!な美しさ...。色々あって、そんなオチ!で吃驚しつつ幕。スゴイ。次の「夕立」では更に吃驚!雷とともに登場する菊五郎さん、なんつうか妙に色っぽい。一度見初めた女子(時蔵さん)が落雷で気を失ったのをいいことに無理やりモノに...。最初はあんなにいやがっていた時蔵さんも結局菊五郎さんにぞっこんで、もう屋敷には帰らないとか言う始末。デレデレ。そんな舞踊です。いつの日か菊五郎さんの役を菊之助で観たいもんだね...と密かに思う。「神田ばやし」は海老蔵大活躍の世話物。猫と戯れる海老蔵さん、ちょっとぼーっとしてる海老蔵さん、にこにこしながらお酒を飲む海老蔵さん等々、隣の海老バカちゃんが逐一コーフンしているのが面白かった。確かにかわゆらし。最後の「おしどり」は元・三之助が揃って登場で、それだけでほんとに嬉しい舞踏。こんな締めはやっぱりいいねえ。この後4,5年は團菊祭がないことを思うとかなり名残惜しい夕べでありました。

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2009年5月10日 (日)

五月大歌舞伎@新橋演舞場

新橋演舞場へ、五月大歌舞伎・夜の部を観に行く。まずは吉右衛門さんの「鬼平犯科帳」。ドラマ版おまさ(梶芽衣子)に比べると芝雀さんのおまさは若干乙女度が高い気が...。なのに案外魔性!京屋さんからこっそり学びたいところは沢山あるね。歌六さんは相変わらず声が素敵でうっとり。染五郎は悪い人(もしくは悪ぶる人)をやるとまったくもってかっちょいい~。今日も萌え五郎。等々いい感じに鬼平の世界に浸っている間もなく、次の「お染の七役」は超濃ゆいよ!福助さんの気合が入った座長公演です。覚悟。早替りの連打連打で、もう出る人出る人全員福さん。これでもかと福さん。だんだん可笑しくなってきちゃった。しかも全然疲れてないんすよ福さん。こっちはへとへとだっちゅうねん(観てるだけなのに...)。この方の底知れぬバイタリティを感じたとです。この演目は玉さんで観た事があるけれど、だいぶ印象が違うなあ。でもべらぼうに面白かったのは確か。帰り道は友人カッパとずーーーっと福さんの話ですよ。もうおなかいっぱいです!!

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2009年5月 6日 (水)

五月大歌舞伎・昼の部

五月と言えば團菊祭!でありますが、今年は歌舞伎座さよなら公演なので特に團菊祭とは言わないらしい。でもやっぱり気持ちは團菊祭!と浮かれつつ五月大歌舞伎・昼の部へ赴く。まずは「暫」、こんなに有名なのに実は初めて観るわたくしであった。萬次郎さんの「女暫」なら観たんですけどね☆あれはあれでかわゆらしかった。いやーほんとにある意味ザッツ・歌舞伎的な演目っすね「暫」。鎌倉権五郎の衣装とかもうバカみたいなんだけど、あのデザインあの発想あの大仰ななにもかもが全部スバラシ。ふんとに面白い。むのすごい隈取なのに、海老蔵さんの横顔がこれまた美しいー。脇に至るまでゴージャスな役者陣も見ごたえがあった。堪能。「寿猩々」「手習子」は国宝アワー。エグザイルよりも回ってる?富十郎さんと、おぼこ娘にしか見えん芝翫さんに吃驚。「加賀鳶」は何と言っても幕開けの鳶勢ぞろい場面に鳥肌!男は鳶デスよ。んもう名乗る度にいちいち気絶しそうデスよ。一人だけ妙に小奇麗な菊の鳶に萌え。ここんとこだけもう一回やって欲しい、と友人カッパとコーフンする。その後はほぼ按摩の話でほとんど鳶が出ず、??な感じではあるが、終盤のドリフ的な場面で嗚呼この演目観たことがあるーと思い出す。昼の部最後は松緑・菊之助・右近による舞踏「戻駕色相肩」。トリプル音羽屋で私は大満足。やっぱり五月はイイね!と反芻しつつィヨコハマでビール。GWはこれでおしまい。長かった。

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2009年4月27日 (月)

四月大歌舞伎・昼の部

四月大歌舞伎・昼の部を観に行く。「通し狂言 伽羅先代萩」です!昨年演舞場の花形歌舞伎で若手がやった時もかなり楽しめたけれど、仁左衛門・八汐と玉さん・政岡っつうザ・正解!的な先代萩に終始唸る。大人ってスゴイ...。ここぞという瞬間にむのすごくでっかく見えて、すばらしくキマっていちいち魅せる。大人ってスゴイわ(アゲイン)。「御殿」の場面では注目の三味線男子も熱の入った演奏で萌えも最高潮。玉さんが延々とご飯を炊く場面の、所作の美しさに釘付け。吉右衛門さんの仁木弾正はちょっといい人っぽく見えたかな。海老蔵がやった時はほんとにわるものにしか見えず、怖くて動けなかったことを思い出す。「対決」では、さっきあんなに悪い顔して政岡やっていたくせにちゃっかりおいしいとこを持っていく勝元・仁左衛門さんに笑っちゃった。でもかっちょいい~。嗚呼面白かった!どっぷり先代萩を反芻しながらィヨコハマで友人カッパとビール。真人間には5月からなるので...。

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2009年4月25日 (土)

「雷神不動北山櫻」@御園座

ちょいと御園座まで海老蔵を。なんて言うと、海老蔵さんお好きなんですか?と思われてしまいそうだが、私は菊之助贔屓のハズ...。でも成田屋さんも気になって升。というわけで真正・海老バカの友人カッパと御園座へ。良いお席。2008年1月に演舞場で観た演目だが、そういえば案外楽しめたんだった、と思い出す。特に鳴神からの大詰めがめっさ面白い!二日目も大詰めだけの安いチケットを買って上のほうから見てしまったほど。新十郎さんの、「毛抜」時の裃後見や、立ち回りをじっと見守る黒子姿もぐっとくるの☆そして最後の空中に浮く海老不動明王様には噂通りお賽銭が投げられ...。す、すごいな海老蔵。やっぱり名古屋まで来て良かったな!とカッパとひたすら飲みながら思う。

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2009年4月11日 (土)

四月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、四月大歌舞伎・夜の部を観に行った。今月の歌舞伎座は一瞬たりとも息抜きさせないよ。一日中がっつり芝居、濃いよ~みたいな気合の入り方であります。まずは「毛谷村」、相変わらずこってりでトゥーマッチな福助さんが面白い(面白い?)です!この話自体はあいかーらず飲み込めていないおさるなんすけどね。お次はカブキチの友人いちおしの「吉田屋」、これはもう期待通り見所満載の演目であった。仁左衛門さんの伊左衛門がとにかくスゴかったっす!勘当された放蕩息子なのに何か無反省で能天気ででも全く憎めなくてそれどころかキュートでめっさ色っぽくて。どーでもいいとこで一人デレデレしてるのに、恋人の夕霧(玉さん)にせっかく会えても肝心なとこでツンツンしてんの。駄目じゃん!のデレツンですよ。しかもDVだよ。もうわけわかんない、なのにこんなに魅力的。すげえなあ。そしてよくわからないうちに大団円。嗚呼歌舞伎って素晴らしい。そんなデレツン熱も覚めやらないうちに本日最後のこってり芝居は藤十郎さんの「曽根崎心中」。もう色々勉強になりました。お初(藤十郎)、19歳の設定ですってよ。藤十郎さんを見習おう!と思った俺たちであった。あーおなかいっぱい。

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2009年4月 4日 (土)

三三背伸びの十番@横浜にぎわい座

昨日は横浜にぎわい座にて柳家三三。どんなにダウナーな時でも落語に聞き入ってるうちに全部笑い飛ばせそうな気がしてくるので、最近落語が好きみたいです。聞き入る、ことが出来るかどうかが結構ポイントだったりするんだけど。とにかくまだまだ初めて聞く噺ばかりで楽しい今日この頃。でも検校とか六部とかって今どきの人にわかるのかな?とたまに心配になる年寄りである。この先時代劇等の文化が衰退していったら、そういった言葉がどんどんわからなくなりそう...なんてことを憂ってみた。さて本日のゲストは立川志らく。何か強烈!ちょっと狂った感じ(たぶんいい意味で)に釘付けっす。「死神」面白かったー。ちょいちょい他の落語家の真似したりするんだけどわしら初心者にはほとんどわからず、でも皆さん爆笑してたので似てるんだろうな。そんな毒も含めて興味深い人だった。何か気になるのでまた観たい。
にぎわい座の後は大岡川沿いを夜桜見物と洒落込む。濱マイクの映画を思い出す。浜っ子的には大岡川の桜で結構おなかいっぱいになるのです。黄金町まで歩き、京急で地元に戻って友人カッパとビール。花より酒の人生だ。

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2009年3月 3日 (火)

三三 背伸びの十番@横浜にぎわい座

あまりの寒さに倒れそうになりながら、今日もィヨコハマにぎわい座へ。柳家三三による10ヶ月連続公演「三三 背伸びの十番」第一回。友人カッパが二時間近く並んでチケットを取ってくれたもの。有難うカッパ。一昨日の米朝一門の会があまりに素晴らしかったので、三三ダイジョブかーとちょっと心配になるも(大きなお世話)ちゃんと面白かったデス。やっぱり実物見ると結構かっちょいいのな。手が大きいところが私は好きだけどどうでもいいっすね。ゲストは喬太郎、噂通り枕(っていうんですか)がサイコー。褒めてます。前座(っていうんですか)の結構可愛めの男子が「子ほめ」をやっていて、実はこれ一昨日も聞いた噺なのだけれどそれとは随分違った印象だった。同じ噺なのにここまで...と落語のムツカシさを図らずも思い知った。あと、江戸の言葉は関西の言葉に比べてキツさ5割り増しくらいに感じたのが不思議。今まで関西弁の方がずっときついと思ってたのにね。嗚呼だんだん落語が楽しくなってきた!来月も三三行きます。

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2009年3月 1日 (日)

桂米團治襲名記念落語会@横浜にぎわい座

横浜にぎわい座へ、友人カッパと桂米團治襲名記念落語会を観に行く。落語の襲名披露は初めてなのでわくわくであります。加えて米團治、無駄に男前!ハンサム襲名に終始ご機嫌のアラフォー女子二名。それはさておき、米朝一門による落語はどれもすこぶる面白かったー。どうやら私は、上方落語の方が好みらしい。関西弁が好きなのかしら。聞いててとっても心地よい。吉弥さんも出ました。襲名の挨拶では国の宝・米朝さんもご登場で、大層な有難味。なむなむ。歌舞伎の襲名とはだいぶ違う感じで、あまり格式ばってなくてちょいちょい主役を落としながらも愛あるコメントにここでも笑わせてもらった。これで4000円は相当安い。午前中、かなり腹立たしいことがあってぷんぷんしてたけど、思い切り笑ったら何かもうどーでも良くなっちゃった。正に笑う門には福が来るのな。

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2009年2月18日 (水)

二月大歌舞伎・昼の部

張り切って着物で歌舞伎座へ、二月大歌舞伎・昼の部を観に行く。本日は二の午で、歌舞伎座敷地内のお稲荷さんにお参りが出来た。歌舞伎座建替えの無事をお祈りしておく。紅白のお餅が入ったお汁粉も振舞われていと嬉し。さて今月の昼の部はかなり期待大で臨んだけれど、大きすぎる期待をちーとも裏切らないほどに全部スバラシかったよ!「菅原伝授手習鑑」、加茂堤の場はちょっとユーモラスな感じで笑っちゃう。特に松江さんにぐっときた。二枚目なのに、なんでそんな顔??的なファニーフェイスに釘付け。要チェックや。賀の祝の場面は染五郎の松王丸と松禄の梅王丸がかっちょいいー。アンド三味線がイカすー。見所沢山で困る。玉さん&菊之助の「二人道成寺」は何度目なのかな?最初の時は必死に玉さんについていってる感があった菊もすっかり大きくなりました...。でも同じ振りのようでもふと玉さんを観るとやっぱり何かが格段に違う!っていうのも確かにあって。それでもむのすごいでかい目標とこんなに近くで毎日踊れるっていうのは恵まれているのだろうし、またどんどんうまくなるに違いない菊のこれからがとっても楽しみになったことだよ。「文七元結」はゴージャスな役者陣で安心感のある人情喜噺に大いに笑わせてもらう。男子の菊もやっぱり良いな♪でもあの菊五郎さんを見る度に、いつか菊もこの格好を...と思っちゃってやや複雑。最後までどっぷり堪能して、友人カッパといい気分でまた服買ったりなんかして、ブロマイドを肴に焼酎お湯割り。まだ飲むか。

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2009年2月 3日 (火)

二月大歌舞伎・夜の部

”ほんに今宵は節分”なので、歌舞伎座へ二月大歌舞伎・夜の部を観に行く。豆まきやったら良いなーと思ってたけど、昼の部・道成寺の後にされたそうです。残念、でも演目は全部面白かったので大満足。「蘭平物狂」は観たことあるの?どうなの?状態だったが、友人カッパが博多座で観劇した折の様子を事細かに教えてくれて(私のリアクションとか)有難かった。年寄り...。おかげさまで立ち回りの場面にてすっかり思い出したよん!ほぉーとか思わず声が出るすばらしい技の数々にやっぱりうっかり涙ぐむ。年寄り...。「勧進帳」も、四天王の面々がかっちょよかったせいか?全く退屈しなかった。菊之助の背中越しの横顔がべらぼうに美し。菊五郎さんの富樫もでっけえ感じー。やっぱりすげえ。「三人吉三」、玉さんのお嬢吉三は初めて観たのですがこれまた目を逸らせない美しさ。七五調のセリフも堪能。短いけれど贅沢な一幕でありました。嗚呼良い節分だったのう。

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2009年1月26日 (月)

新橋演舞場・初春花形歌舞伎・夜の部

新橋演舞場へ、初春花形歌舞伎・夜の部を観に行く。まずは「七つ面」、海老蔵が七つの面を素早く次々取り替えて踊る。面をつけている時間の方が長く、綺麗なかんばせがあまり見えないので、海老バカさん的にはどうなのかしらと心配になる。わたくしとしては、額に汗して後見する新十郎さんがよく見えるお席だったのでもう充分です。海老蔵さんとお猿の面のツーショット写真を記念に買う。「封印切」も多分初めて観た。とにかく猿弥の八右衛門が憎らしくてうまいー。関西弁でねっちねちと獅童・忠さんの悪口を言い攻め立てるさまは気持ちよくすらあった。獅童には全く同情できなくて、何か可笑しくなってきちゃった。最後は大好きな「白浪五人男」!海老蔵さんに弁天小僧菊之助は出来るのか?と若干危惧するも(失敬)、心配御無用の立派な恐喝ぶり。得意なのね、いちゃもん。花形歌舞伎にふさわしい、華やかな感じでありました。奮発して良かったっす。

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2009年1月18日 (日)

壽初春大歌舞伎・昼の部

今年初めての観劇は久しぶりの歌舞伎座にて。昼の部はまずお正月らしくおめでたい感じの「祝初春式三番叟」、えーまたですか...とうっかり思ってしまった「俊寛」、菊五郎さんかっちょいい☆の「十六夜清心」、そして観るの初めてで大層楽しみだったのが玉さんの「鷺娘」。案外雪が沢山降っているのに驚いた(そこかい)。そんな中で全く人とは思えない動きと美しさの玉さん...3階B席にまでその凄さは充分伝わってくる。玉さんこそ天の賜物では...って『HEROES』の見過ぎですか。つうわけで、歌舞伎座さよなら公演イヤーをなるべく悔いのないよう楽しみたい所存です。

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2008年12月14日 (日)

国立劇場「通し狂言 遠山桜天保日記」

誕生日が一緒の友人カッパとともに生誕祭と称して、「通し狂言 遠山桜天保日記」を泊りがけで観てきた。国立劇場、遠いんで。まず金曜日は会社を休み、ランチにカッパお薦め・茅場町の「牛幸」へ開店前から並び、こんなに旨く食されるならば牛もさぞかし幸せであろう的なハンバーグを頂く。美味!鉄板焼きなので服に匂いがつきますが、牛の残り香でもう一膳飯が食えるかも。その後カッパお薦め・浜町の「東京洋菓子倶楽部」にて夜食べる用のケーキを購入したり、日本橋「ミカドコーヒー」1Fスタンドで旦那衆に混じってモカソフトに舌鼓、三越「SOULWORK」では新作の菊柄指輪をお揃いで買ったりして平日の昼間をこれでもかと堪能。半蔵門のホテルでつつがなく服を着替え(牛くさいから)、16時半開演の「遠山桜天保日記」を観劇。遠山の金さんはきっぷのいい感じが菊五郎さんにぴったりでありますが、如何せん金さんとしての登場が少なくて金さんファンとしてはしごく残念。もっと遊び人の金さんの活躍が観たかった...。菊之助の世にも美しい坊主姿とかちょい悪でやや伝法な口の利き方に度々萌えさせてもらうも、やはり出番は今ひとつ、特に立ち回りがないのがいと寂し。あと権一さんがご病気らしく、お休みだったのが心配!ほんとうに心配!などなどの思いを抱きつつ、飲み放題プランで飲み放題。菊五郎劇団と俺らに乾杯。

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2008年11月18日 (火)

国立劇場「江戸宵闇妖鉤爪」

国立劇場へ高麗屋親子出演の「江戸宵闇妖鉤爪 明智小五郎と人間豹」を観に行く。なぜ乱歩を歌舞伎に...と思ったが、荒唐無稽な感じが案外はまっていたかも。豹なの?人間なの?まあどっちでもいっか、的な。ほんとはその辺り、人間豹として生きるしかなかった者の悲しみとか怒りとかあるっぽかったです。とりあえず染五郎さんは様子がいいので観ていて楽しいけど、ちょいSな役をやるといつもはぐっとくるのに、これはそんなに萌えどころはなかった。人間豹はともかく、明智小五郎は...どうかなあ。明智ってあんな人なの?正義感ギラギラでした。でもいろいろ面白かったよ!

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2008年11月 3日 (月)

花形歌舞伎@新橋演舞場・夜の部

妙齢の女、体力の限界に挑戦中。初日に引き続き、2日は花形歌舞伎・夜の部を観に行く。友人カッパと二人していまいち体調すぐれず、頭痛薬など飲んで観劇に臨むも、いつの間にかそんなことも忘れて没頭。見所満載の「加羅先代萩」、何度か観ているハズなのに、いちいち新鮮。八汐一味のヒドイやり口に唸る。愛之助・八汐の憎々しげな顔がグッド。菊の政岡もまじめにきっちり演じて危なげない感じ。わが子の死にひとり号泣の名演にじいいんとなったのもつかの間、仁木弾正の登場が全部もっていっちゃったよ...。ろうそくの灯りだけで黙したまま睥睨する海老蔵に悔しいが釘付けっす。すまん(何故謝る?)、かっちょいいっす。美しい容姿も才能のうちと言えるかも。前半のどろどろ女祭も見ごたえあったが、後半の男祭も更に盛り上がるよん。男女蔵頑張った!で締め。うーん面白かった。「龍虎」は三味線ばっかり見てました。ごめんなさい。愛之助と獅童の案外美しい龍&虎だけど、毛の振り方はあれでいいの...?とちょっと思ったり。諸々堪能して、てんこもりの三日間が終わる。思い出を反芻しながら11月はひっそり暮らそうと思う(赤貧)。

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2008年11月 1日 (土)

花形歌舞伎@新橋演舞場・昼の部

前日のCKBでくたくただったが、老体にムチ打って本日は花形歌舞伎・昼の部へ行く。ご贔屓さん同士が「初日おめでとうございます」と挨拶をしあっているのを見て、にゃるほど初日はあのように言うのねと学ぶ。「伊勢音頭恋寝刃」、総じて海老蔵が面白い(面白い?)のだけれど、刀に魅入られたように見つめる横顔は綺麗すぎて怖かった。意地悪仲居の吉弥さん、うまい~。新十郎さんも沢山出てて嬉し。「吉野山」の菊之助はちゃんと(ちゃんと?)かわゆらしかったよ☆
終演後、リニューアルオープンしたばかりのティファニーや、プランタン銀座に出店中のROUROUなどをひやかし、またもや友人カッパと飲みに行く。”日本橋美人プロジェクト”の一環で、コレド日本橋などでは和装の客に色々特典があるのです。和装だった故「日本橋美人ですが何か?」的な態度で、鶏屋にてカッパは焼酎、おさるはグラスワインを一杯ずつ奢ってもらう。飲んでばっかりじゃーん。最近俄然気になる三味線の男子について熱く語り合いながらいい感じに酔っ払う。

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2008年10月27日 (月)

十月大歌舞伎千穐楽・昼の部

昨日は十月大歌舞伎の千穐楽・昼の部へ行ってきた。草むしりのため遅刻、松禄の「奴道成寺」より観劇。道成寺って色んなバージョンがあるんだなあという何の捻りもない感想ですまん。「魚屋宗五郎」では菊五郎さんが飲む冷や酒がうまそうでうまそうで、今日の帰りは冷やでキマリだ!とやはりカッパと話し合う。場合によっちゃあ暴れてもいいかと。芝居を観ては飲むことや食べることを考えてしまうけれど、それはたぶん芝居がうまいから...?最後は芝翫さんの「藤娘」、傘寿の記念に藤娘を踊るというその発想に感心した。歌舞伎役者ってスゴイ。

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2008年10月25日 (土)

芸術祭十月大歌舞伎・夜の部

なんつうか覇気のない一週間を漫然と過ごしてしまった。本も読んでないし。しかし金曜日は張り切って会社休んで観劇デー!その前に念願のアフタヌーンティー!but豪雨!いいのいいの、マンダリンオリエンタルの38階には豪雨なんて関係ないざますの。友人カッパと似非有閑マダムな感じでプチなお菓子をつまみつつ、たぷたぷになるまでいろんな紅茶を堪能。下界を眺めながら、血反吐吐いて働く連れ合いの事を少し思い出す。

歌舞伎座夜の部は、私にとっては久しぶりの菊で幕開けの「本朝廿四孝」。微動だにしない勝頼ハンサムにうっとり☆生写真二枚買っとく。八重垣姫の玉さんは本当に本当の娘さんのようで、その奇跡の娘っぷりに唖然。狐火の場も玉さんから目が離せず。すげえ。「直侍」、のっけから権一の蕎麦屋の場面で、ハゲしく蕎麦が食べたくなる。舞台転換の間にカッパと終演後蕎麦屋に行く算段。しばらく蕎麦と熱燗のことで頭がいっぱいに。その後ぶらぶら病の三千歳・菊が登場するも、ちょっと熟女っぽくて吃驚。貫禄?でも可愛いです。えーっ終わり?という終わり。最後は福さんの「英執着獅子」。今これ書いてて初めてタイトル知りましたが、「執着」の二文字になんか納得。福さんの迫力に気圧され気味で、後見の芝のぶちゃんばかり見てたり...。
帰りはつつがなく居酒屋にて蕎麦を手繰り、熱燗きゅーっとやってご機嫌。また頑張れる気がしました。

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2008年9月14日 (日)

秀山祭九月大歌舞伎・昼の部

昨日のことだが秀山祭九月大歌舞伎・昼の部を観に行った。先月コクーンでの作業服眼鏡染五郎さんにヤラれた流れで、「竜馬がいく」が狙い。いつも全く出演者を把握していない為、松緑とか出てきて吃驚。常に新鮮な心持ちであります。一番驚いたのはおりょう役の亀治郎だ!演舞場だと思っていたのに...。掛け持ち、すごいな。しかし彼女が登場する場面はほぼ面白かった。すっごく楽しそう。薩長の話には聞く耳を持たん会津&新撰組贔屓のわしであるが、やはり竜馬はそーゆうのを越えたスケールの大きさがあるにゃあ。おりょうさんつうのもたいしたおなごだにゃあ。舞台の感想っつうより、幕末への感想か。次の「逆櫓」は苦手な子供取り違えもの。歌六さんのシブイ声に誘われていつしか熟睡...隣の友人がすすり泣く声で覚醒。そんなに泣ける話だったのか。すまん。最後の「日本振袖始」はなんと玉さん(これも知らなかった)!ゴージャス!玉さんはシャーッみたいな蛇顔をしても美し。この世のものとは思えない感が素晴らし。途中、思いがけず巳吉センセのマドロス三味線アワー(何か台みたいなものを持ってきて片足を乗せ一人で三味線を弾きまくる)があって狂喜乱舞。ええもんみせてもらいました。

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2008年8月23日 (土)

稚魚の会・歌舞伎会合同公演

納涼歌舞伎後、ィヨコハマまで帰宅するのが面倒とか理由をつけて友人カッパと半蔵門に泊まる。帰る心配をせずに飲めるのは本当に素晴らしい。素晴らしいよ。二回言ったよ。つうわけで金曜日は会社休んで、ホテルから歩いて行かれる国立劇場にて第14回稚魚の会・歌舞伎会合同公演B班を観る。今年の目玉は何と言っても新十郎さんの青山播磨っすよ!!二年前の演舞場で松緑版にもいたく入れ込んだのですが、新十郎さんで観られるとは夢のようでげす。やや痩せすぎかと思うも綺麗で上品なお顔立ちにうっとり。男の誠を信じきることが出来なかった女に、家宝の皿を数えさせながら刀の柄だか鍔だかで割っていく場面に打ち震える。冷たい激怒顔にも萌え。好きな男に斬られて死ぬ喜びにしばし思いを馳せる...。その他には「菅原伝授手習鑑」、型をきめ、動きを止めたままでいることのムツカシさを思い知った。升平さんの松王丸がイイ。「釣女」の太郎冠者役・蝶三郎さんウマス。最後は楽しい雰囲気の「勢獅子」、相変わらず踊りのうまい左字郎さん。しかし何と言っても新・京屋シスターズ京珠&京由の可憐なことと言ったら...たまらんとです。今年もめいっぱい堪能した夏の最後のお楽しみ、稚魚の会を反芻しながらフォートナム&メイソンのアフタヌーンティー(女子っぽい☆)。三段重ねのボリュームメニューで俺の腹が三段だぜっつうベタなオチでおしまい。

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八月納涼歌舞伎・第三部

木曜日に歌舞伎座へ八月納涼歌舞伎・第三部を観に行ってきた。まずは勘太郎の「紅葉狩」。更科姫につきそう家橘ちゃん、悪そう...。姫が舞っている間、維茂たちと一緒になってうとうとしてしまう。更科姫恐るべし。山神登場に起こされ、引き続き巳之助が心配で寝られず(寝なくて良し)。前に見た時の右近がべらぼうにうまかったのだが、まあ右近は別格ってことで巳之助ガンバレと思う。結構好きなお顔なんで。勘太郎の鬼はポケモンには見えなくてスバラシ。「野田版 愛陀姫」はオペラのアイーダを歌舞伎にしたもので、オペラ知らんしダイジョブかと危惧していたがわかりやすい話でおさるにも楽しめた。(サッカーバカさんたちが試合の時に歌っているのがアイーダの中の曲だと知った。案外高尚なんじゃん)あとスムーズな舞台転換のアイデアがイイなあ。このあたりは流石だ。勘三郎さんがほとんどおふざけなしの直球濃姫を好演!三津五郎さんがかっちょよし。何気に大和屋親子にもってかれた納涼歌舞伎でありました。

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2008年8月14日 (木)

新橋演舞場『幕末純情伝』

昨日は新橋演舞場にてつかこうへい作・演出の『幕末純情伝』初日を観た。何だこれ?わたくしはこの原作が結構好きで、昔から沖田総司の役をやるのはこの俺様だ!と女優でもないのに思っていたわけだ(イタイ)。初めてのつか物だったし、ちょっぴり期待もしてたわけだ。しかし、うーん?どこをどう楽しめばいいのか全くわからなかった。観客として果てしないアウェイ感にHPが減りまくり。話もワタシが読んでいたがっつり幕末ものとは全然違ったな。今的なワードを入れ込む意味がわからん。選曲もベタ。ベタベタ。松尾ちゃんだって突然歌ったり踊ったりするけど、同じようなことをしてなんでこんなに印象が違うか。まあもう何でも良い、踊れ踊るがいいさ踊りたまえと最後は寛容な気持ちに(嘘)。でも沖田総司役の石原さとみは頑張った!あの娘さんは頑張ってはったで。全く興味なかったけど見直したで。可愛いし。真琴つばささんもダンシングの切れ味は流石であった。あと感心したのは恐らく真琴つばささんのファンとお見受けする皆様による出待ち作法だ。あのお行儀の良さはヅカファン独特のものですね。ヅカをやめられても元々のファンの皆様はいつまでもきちっと整列するものなんだな。スゴイ。
しかしあまりにも諸々消耗したので、口直しに歌舞伎座をまわって帰る。とことん感じの良い勘太郎さんや仲睦まじく帰る松也くん&巳之助くん、かっちょいい勘三郎さんや野田(呼び捨て!)まで見かけて何とか持ち直し機嫌よく帰宅。終わりよければ全て良し、ってことで☆有難う歌舞伎座。

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2008年8月 6日 (水)

シアターコクーン『女教師は二度抱かれた』

久しぶりの松尾スズキ作・演出『女教師は二度抱かれた』をシアターコクーンへ観に行く。タイトル、18禁みたいっす。クドカン詣でだーと張り切るも、クドカン出演せず。普通に出ると思っていたので吃驚&肩すかしだ。その代わりといっちゃあなんだが、染五郎招聘!作業服眼鏡完璧!染五郎史上最高!パンツ一丁よりも萌えました。良かったなあ作業服眼鏡。その場面だけ幕見したいな。ってバカか俺は。そればっかりか。
ストーリーはちょっと消化できませんでした。設定とかキャストとか何気ない台詞とか阿部サダヲとか細かいとこはすっごく面白いんだけど。大竹しのぶがうますぎて怖かった。夢に見そう。でもどうせ夢に見るなら作業服眼鏡が...ってまたそれか。バカか。しかしこんなに染五郎のことを考える日が来るなんてな。有難う松尾ちゃん☆そんな女教師であった。

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2008年7月 8日 (火)

七月大歌舞伎・夜の部

七夕の日ってどこか特別。今年の特別は歌舞伎座で。七月大歌舞伎初日・夜の部を観に行く。わたくしにとっては初めての鏡花祭。まずは「夜叉ヶ池」、うーん暗い(照明が)。諸々ぴんとこない。でも春猿さんは綺麗ー。「高野聖」、男女蔵登場☆歯が白い...白過ぎないか。新庄か。で、出番はこれだけ?右之助さんもちょこっと。海老蔵、坊主姿凛々しいっす!妖艶な玉さんのお誘いにドキドキっす!右近君はひじょおおおに歌がうまい。たまげた。血ですか。そして案外歌六さんにもってかれて幕。全体的に暗かったのが鳥目のおさるには辛かったけど結構楽しめた。しかししばらく菊之助を見ていないので、海老蔵の生着替えにコーフンする海老バカの友人が心底羨ましかったよ。やっぱりカスピアン王子の声だけじゃイヤ。会えない人やもう会えなくなってしまう人のことなどを想う、ちょっぴり寂しい七夕でありました。

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2008年6月14日 (土)

シアターコクーン『夏祭浪花鑑』

昨日はコクーン歌舞伎第九弾『夏祭浪花鑑』を観に行った。近い!とにかく客と役者が近いで。平場席は足の長いわたくしにとっては?いささかキビしい按配だし、舞台に近い席は泥除け用のビニルを被っているとすんごく暑かったりするのだが、そんなこともさほど気にならなくなる程のコーフンと臨場感。コクーン歌舞伎は歌舞伎座とはいっぷう変わったこの乗りが肝かもしれん。役者さんたちはきちんと基本的にうまくて、それを踏まえた上で思い切り良く派手で分かりやすくて吃驚もあって。そんな全部に改めて感心し、カーテンコールで演出の串田さんが出てきた時にしみじみとっても嬉しかった。一緒にオンシアター自由劇場をよく観ていた友人カッパとこっそり、サムよ☆と言って喜んだ。何とはなしに、感無量。

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2008年6月11日 (水)

柳家三三・桂吉弥 ふたり会

「柳家三三・桂吉弥 ふたり会」に行く。横浜にぎわい座は案外近いのに行くのは初めて!三三さんと、あの吉弥さんという夢の?カップリングに否応もなく高まる期待であります。チケットは完売、満員御礼であります。いつもながらチケットを取ってくれる友人カッパ(とそのご家族)に感謝しつつ、笑った笑った!!笑うってとにかくカラダに良さそう、とかしみじみ思う。吉弥さんの噺にはすこぶる惹きつけられたー。んもう一時も余所見しないで、ずーっと聴き続けていたい感じ。面白かったなあ。「ちはやふる」と「崇徳院」の二席で、どちらも百人一首絡みですね。「ちはやふる」のすんごいこじつけにガツンガツンやられたし、「崇徳院」の生・瀬をーはやーみーが見られてめっさ嬉しかった。三三さん、ダイジョブか!と心配するも、こちらはこちらでソツなく笑わせてくれた。三三さんはじいさんを演じるとかなり秀逸。初めに出てきた三遊亭歌ぶとさんも声はってて良かったよん。どんな褒めだ。とにかく笑いたいので、これからもちょくちょく落語にも行かれたら良いなと思う。

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2008年5月27日 (火)

『わが魂は輝く水なり』再び

シアターコクーンへ『わが魂は輝く水なり』を再度観に行く。相変わらずタイトル長くて覚えられず。しかし一階で観るとなんでこんなにも話が飲み込めるか、と言うほどに飲み込めた。この前は何を観ていたんだ、わし?と、一人密かに反省会です。戦を続けるうちに誰も彼も少しずつ狂ってくる様、結局誰が本当に狂っているのかよくわからなくて、猜疑心が猜疑心を呼び殺し合う感じがかなり怖かった。終盤、実朝と巴御前が二人で話しながら感情を吐露する場面は少しも目をそらせないほどの迫力。それでいて表情なんかは大層細やかで。んまい。菊はどこから観ても綺麗だけど、やはり正面から見ると照れまんがな、っつうくらい綺麗。芝居は優等生な感じ?勿論そんなところも好きなんだけど、たまにはやさぐれてたり汚かったり極悪で冷徹だったりもう無茶苦茶な菊を誰か演出してみなよ...などとむらむらとデストロイ気分に苛まれる歪んだファンもここにいるのであった。

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2008年5月25日 (日)

團菊祭五月大歌舞伎・夜の部

吹き替え王子を堪能した後、カッパとともに團菊祭夜の部へ。白浪五人男の通しは観たことがあったハズなのに、すっかり忘れているのか諸々新鮮で驚く。親子かい!的な驚きとか。うーんやっぱり面白いわ。梅枝くんがめっさかわゆらしい。若くてキュートな女子業界が充実すると歌舞伎の未来のためにも嬉しくなる。若旦那的な役の海老蔵さんは妙なおかしみがあるので私は結構好き。新十郎さん、いい役ついてるけど捕手に出ないのは一抹の寂しさが。でも目出度いんで写真二枚(写りこんでるのではなくソロ!)購入☆勢揃いの場は何度見てもぞくぞくします。嗚呼かっちょいい。松緑さんの短い踊りで夜の部は幕。朝から夜まで遊び通しで何故か汐留泊。東京タワーを眺めながら部屋でカッパと酒盛り。鷹の爪団の映画を見ているうちに力尽きる。

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2008年5月14日 (水)

明治座『蝉しぐれ』

チケットを頂いたので、明治座へ『蝉しぐれ』を観に行く。言わずと知れた藤沢周平もの、原作はいかに良かろうがドラマ化映画化舞台化も既にされつくされた感があり、しかも今回の舞台は数ある蝉しぐれ至上最も地味キャストであろう為か観客的にも気合を入れ辛い。開演前の売店で出会った「ヨコサマグッズ」(初代格さん・横内正様の有難い品々を売っている)コーナーが今日一番の見どころかなーくらい舐めくさったことを思っていたわけで。しかしすまん、案外良かった!何が良かったかというと文四郎役の福士誠治に他なりません。実物のかなり美しく端整なお顔立ちに吃驚。ヅラも立ち回りも結構はまっています。さっすが「オトコマエ!」であります。山口馬木也を上品さで希釈した感じの二枚目ぶりは将来性も充分アリ、これからも時代劇でばんばん働いて頂きたい逸材だ。しかもどうやら彼はいつの間にかおばちゃん達の心をきっちり掴んでいるらしいこともわかった。あなどれん、福士誠治。でもなー芝居としてはどうなんだ?明治座よ。相手役の北川弘美(残念な小田茜ふうの美人ではある)ったら久しぶりに見たすさまじい正統派大根役者で、ラストの見せ場もこいつのおかげで終始ガッカリ。他に女優はいなかったんか。何が嬢王か。等々脳内文句を垂れていると、なんとおばちゃん達の間からはすすり泣きが...。やっぱ、これでいいんだね、明治座は!

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2008年5月10日 (土)

シアターコクーン『わが魂は輝く水なり』

蜷川演出、萬斎×菊之助の『わが魂は輝く水なり』をシアターコクーンへ観に行く。タイトル長くて覚えられず。パンフレット高くて買えず(1800円)。そんなん含めて実はあまり期待してなかったのだが(失敬)、案外良かったので吃驚...。のっけから菊の浮世離れしたキレイさにもってかれる。ややバンコラン似☆しかしだだもれする育ちの良さにうっとり。普通にうまいなあと思う。亀三郎の美声もたっぷり聞かれるよ!常日頃歌舞伎での出番の少なさに歯噛みしている亀ファンも身を震わせて喜んでいることでしょう。萬斎も汚い老け役がとっても楽しそう。かっちょいいのに汚れるの好きそうな萬斎にちょっと萌え。安い席でこんだけ楽しめたので、次回S席での観劇には更なる期待で胸も膨らみDカップになりました(Dのくだりは嘘)。

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2008年5月 4日 (日)

團菊祭五月大歌舞伎・昼の部

昨日のことですが、團菊祭五月大歌舞伎・昼の部を観に行った。やっぱり團菊祭は格別じゃのう。「義経千本桜」「喜撰」「幡随長兵衛」、いずれも隅々まで贅沢な人員配置にうはうはだ。悔しいが登場からイカす海老蔵、切れ長の目も凛々しい團蔵さん、すっかり男らしくなった松也くん、密かに応援してるぜ男女蔵、三津五郎さんは軽やかに舞い、権一さんまで予想以上に軽やかに舞い、あんなところで家橘ちゃんが睨みをきかせているかと思えば女子の右之助さんも麗しく、悪ーい菊五郎さんに人間がでっけえ團さま、いきり立つ長兵衛子分達がまた若くてオールかっちょよく、おおノーマークだったがこんなところで藤十郎さんが登場か!というゴージャスさ。今回菊之助の團菊祭欠席っつうのが唯一寂しいところではあるが、そんな心の隙間をしっかり埋めてくださったのは新七改め新十郎さんです☆名題昇進披露&改名記念!脚、大盤振る舞い!ワタシにとっては久々に見るはじけたお姿だったのでしびれましたことよ。これからもばんばん脚は出していって欲しいです。嗚呼楽しかったねえ、と友人カッパとマロニエなんとかでひつまぶしを食べつつ團菊祭を反芻。案外一週間前も成田山で鰻を食べたことをすっかり忘れていたお年寄り二人であった(にしてはギラギラしてる?)。

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2008年4月27日 (日)

成田山の成田屋!

Naritasan昨日のことですが、海老バカちゃんの友人カッパと共に成田山新勝寺へ行ってきた。成田山開基1070年祭記念大開帳の記念行事として、成田屋親子がお練り&奉納歌舞伎を行ったのです。おさるんちはばあちゃんの代から厄除けも毎年頂く各種お守りも成田山のものなのだが、案外自分では行った事がなかったので、実際かの聖地に足を踏み入れたことにまず感動した。当たり前っちゃあ当たり前なのだろうが、至る所に杏葉牡丹の紋がついてはるのが圧巻。実は初めて見たお練りというのも、すこぶる楽しかった~。参道沿いの商店の二階から花吹雪が舞って、沢山声がかけられて、成田山の土地全体から何かとっても愛されてる感じ。ぎゅうぎゅうされながらも堪能。その後諸々あって、会場設営などしてる間にリハーサルの様子を拝見できたのが収穫!来月からは名前が変わっちゃう新七さんの、新七さんとしての最後のお姿もリハーサル時のみ見られて密かに喜ぶ怪しいサルです。奉納歌舞伎は6時からでやや寒かったけれども、夕闇迫る本堂前で観る連獅子は幻想的で感激もひとしおであったよ。本堂の階段をゆっくり下りてくる獅子親子の、この世のものとは思えない姿がいつまでも目に焼きついております。往復四時間、一日がかりでほぼ立ちっぱなしで疲労困憊!にも関わらずべらぼうに面白かった。1080年祭もあったら行かれるよう、元気でいたいものですのうと思った中高年でした。

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2008年4月21日 (月)

四月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、四月大歌舞伎・夜の部へ行ってきた。久しぶりの歌舞伎座ー!やっぱりわくわくするね。今日も格差社会観劇で、友人カッパは一等、おさるは3階でげす。一人だと寝ちゃうかもーと思ったけど、一緒に見ていても寝ちゃうのでいつも通りじゃん?つうわけでまずは「将軍江戸を去る」、暗い(照明が)。好きな時代設定なのに暗さに勝てず。上さま申し訳ない!と思いつつうとうとする。次もわたくしの苦手な「勧進帳」故、んもう連続睡眠かと危惧されるも、これは大丈夫!凄かった!何しろ配役が贅沢~。ベテランて、うまいって、こーゆうことですか、とひしひしと感じられた。3階にもその迫力は充分伝わってきたと思われる。あと巳吉センセが出ていたので飽きず。しかし今日の巳吉センセ、目がシバシバしちゃってなんだか眠そうに見えたのは気のせいかしら。ちょっとドキドキしたわ。ドキドキ記念に、仁左衛門弁慶の後ろにセンセが写りこんでる写真を買ったわ☆最後は「浮かれ心中」、勘三郎さんと三津五郎Xの軽やかな掛け合いが面白く、勘三郎さんの”ちゅう乗り”も明るくて楽しかった。こーゆう終わり方は気持ちもすっきりと帰路につけるので良いな。

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2008年2月26日 (火)

特別舞踊公演@松竹座

友人カッパと連れ立って、3泊4日で大阪・松竹座へ「特別舞踊公演」を観に行ってきた。もう軽く現実には戻れないほどに、美しいものを見せて頂いた。最近物忘れがひどく、からだもあちこち不調なわたくし故、”冥土の土産”と言うのが大袈裟でなくしっくりとくる気がしている。あーこのまま舞台を観ながら召されてもいいかも、と何度か思う。まあまだ色んなものを観たいので頑張って生きる所存ですが、そんな行き死にまでも考えた舞踊公演であった。演目は「連獅子」と「二人道成寺」のみ。「連獅子」は海老蔵と尾上右近、若々しい獅子の親子でありました。わくわく。しかし何故に右近はあげにうまいか。今後がますます楽しみだね。海老蔵は後半の隈取顔がやっぱりかっちょいい。新七さんの凛々しい後見もグッド(やはりそこか)!「二人道成寺」は玉三郎さんと菊之助。もうすっかりお馴染みの感もあるこのお二人の道成寺だが、初めて観た押戻しに吃驚。これはこれで面白いなあ。道成寺、奥深し。菊も随分大きくなった...としみじみ致しましたが、近くで観ると玉さんのなんというか”奇跡の存在”ぶりに圧倒される。本当にスゴイ方だ。スゴイ力を持った人が上がいるって素晴らしい、と言うカッパの発言に肯く。菊にはもっともっと果てしなく美しく大きくなって頂きたい。応援してます☆

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2008年2月 3日 (日)

二月大歌舞伎・夜の部

ィヨコハマは結構な積雪!むのすごい格好で友人カッパと二人下山して歌舞伎座へ。二月大歌舞伎は初代松本白鸚二十七回忌追善でありますので高麗屋祭的な按配。しかし口上で松緑が出てきて軽く驚く。松本幸四郎さんからすると甥なんですってね(今更)...。やっぱりそーゆうおうちってすごいなーと全部ひらがなで改めて思う。本日は節分なので、口上後に恒例の豆まきがあった。オールスター紋付でとっても有難味。
口上の他は「壽曽我対面」「熊谷陣屋」「春興鏡獅子」。曽我対面では若々しい権一も見られるよん☆熊谷陣屋は自分的にまだまだわかる域に達していません。頑張れ俺。染五郎の鏡獅子は大層な美人さんでしたが、途中で飽きてきちゃうのは何故だ。うまいと思うし、きれいなんですけどね。しかし小さい胡蝶さんたちが出てきてからは俄然面白かった!魅せると言った点では胡蝶に軍配をあげたいっす。ふんとにかわゆらしい。でも染五郎@獅子はかっちょよかったよ。

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2008年1月28日 (月)

小町村芝居正月

昨日のことですが、国立劇場へ「小町村芝居正月」をやっと観に行く。観に行ったと思ったら千穐楽。音羽屋贔屓の割にむのすごく遅れをとっておった。いやしかし評判通り、菊の女の子狐さんはかわゆらしかったなあ。立ち回りの時っていつもはまわりもよーく観るわたくしも、今回は菊狐に釘付け!ちょっとも目を逸らせない可憐さよ。話はあんましよくわからなかったが(二幕目爆睡していた為か)とりあえず権一も息災であったし、巳吉センセもスーパーかっちょよかったし、全体的に正月っぽく贅沢な感じで良かった。千穐楽バージョンなのか、大詰めでは菊のこれまたかわゆらしい♪おしりかじりむし~が聞かれてソーハッピー。なんでその曲...と思わんでもなかったが、生真面目なところもチャーミング!そんな素晴らしい一日の締めに大失敗、友人カッパとの新年会で飲みすぎて泥酔。数少ない友人をなくしたかも....と危惧されます。ごめんなさい。

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2008年1月21日 (月)

新春花形歌舞伎@新橋演舞場

仮面ライダー電王がとうとう最終回を迎えて若干寂しい日曜日、演舞場へ新春花形歌舞伎・通し狂言「雷神不動北山櫻」を観に行く。市川海老蔵五役相勤め申し候....っつうことで海老バカさんにとってはうはうはの企画、わたくしとしてはこの海老蔵祭の最中起きていられるかが危惧されたわけだが、心配ご無用!予想に反してすこぶる面白かった!鳴神や毛抜といった割とお馴染みな演目だったし、展開もスピーディーで退屈しない。流石にお家の芸だけあって海老蔵さんも危なげなく?力いっぱい勤められている感じ。見所は、毛抜(の裃後見by新七さん☆)と、大詰めの立ち回り(の黒子by新七さん☆)かなー。立ち回りはめっさ感動したわ。友人カッパから今回の立て師が新七さんだってことを聞いてたので、見る方も俄然力が入るわー。全体に気を配る黒子さんの姿に涙...。って俺どこ見てんの的な話もあるが、海老蔵さんも(も?)かっちょよかったデスよ。電王のことすら忘れるくらい楽しく観劇できたことだ!有難う海老蔵。つうわけで毛抜の写真を買う。勿論裃後見さんが写りこんでる一枚...。

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2008年1月 6日 (日)

壽 新春大歌舞伎・夜の部

初歌舞伎です。歌舞伎座の夜の部のみ観劇。本日はカブキチの友人・カッパと一緒だがそこは格差社会、富める者は2等席で、貧しき者(わたくし)は3階席で別々に観劇である。ま、そんな日もある。まずは「鶴寿千歳」15分。短っ。冨十郎&芝翫の国宝二人は踊ってるのか震えなのか微妙だったけど、踊りなのだと思う。歌昇さん男前☆「連獅子」は高麗屋親子、案外かっちょいい染五郎に釘付け。幸四郎獅子はやや疲れた風か。もっと子供と張り合おうぜ。連獅子はわかりやすい派手さが良いね。最後は一番の楽しみだった團さまの「助六」。しかし一月はあちこちで歌舞伎をやっているせいか人手が足りないの?キャスティングがやや地味だなー。助六は隅々までふんだんに贅沢にゴージャスにやってほすい、と思うのはワガママでしょうか。そんな中でも通人の東蔵さんはキュートで健闘してはった。白酒売の梅玉さんも品があって良かった~。にしても1月は高いな。これが貧しき者の本音だ。

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2007年12月23日 (日)

十二月大歌舞伎・夜の部

十二月大歌舞伎・夜の部を観に行く。なんと今日は寝るところなし!威張るな!でも「寺子屋」なのに起きていた自分を褒めてあげたい。いや、役者を褒めよう。たまには大枚払うものですなあ。各々の立場の辛さ悲しさやるせなさが大層わかりやすく伝わってきた。でもやっぱりあまりに非道な話じゃ。ちゃんと通しで観ればしかるべき理由がしっかり飲み込めるのかもしれないが...。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」、玉三郎さんがすごかった!あのしゃべり、とぼけぶり、すっと人の懐に入ってしまう不思議な魅力、絶妙な間、んもうめっさ面白い~。玉さんでこんなに笑ったのって初めてかも。綺麗なだけじゃないなんて、本当に果てしない才能をお持ちの方だ。話は長いのにちーとも飽きなかったよ。つうわけで今年はこれにて歌舞伎観劇納め。皆さん有難う。歌舞伎のおかげで今年も辛い浮世の荒波を乗り越えられました。

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2007年11月26日 (月)

吉例顔見世大歌舞伎・夜の部

吉例顔見世大歌舞伎の千穐楽、夜の部を観る(昨日)。久々の歌舞伎座ー!やっぱりうきうき。今回個人的にいっとう面白かったのは「土蜘蛛」。能からやってきた演目(って言うんですかね?)はいつもなら苦手なのですが、つまり熟睡の傾向にあるってことですが、今日の俺様は一味違うぜ。勿論音羽屋親子は出ているし、仁左衛門さん&梅玉さん&東蔵さんのシブくてゴージャスな番卒トリオも見逃せないし、玉太郎ちゃん激可愛いし、稚魚の皆さんも粒揃いだし、とにかく見どころはいっぱい。でも今日だけは音楽部にロックオン!巳吉先生、かっちょいい...。先日読んだ『一の糸』の影響で、勝手に盛り上がって間違った憧れを巳吉先生に抱く非常に痛い女がわたくしです。友人カッパに聞いたらそもそも三味線の種類も違うみたいなんだけど、こちとらそんなことはわからず”三味線”というくくりのみで萌えているわけで。でもまああの一冊だけでこんなにもいつもと違うところに興味を持てるなんて、しかも爆睡必須のわたくしをも寝かせないなんて、文学ってスゴイね。巳吉先生がスゴイのかな☆ややヨコシマな感もあるが、またひとつ、歌舞伎の楽しみを見つけてしまったようでげす。

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2007年10月10日 (水)

名古屋遠征

Maneki_2御園座の吉例顔見世を観に、日曜から二泊三日で名古屋に行ってきた。色んなことがありすぎて限界までおなか一杯!友人カッパと共に、忘れられない思ひ出と体重だけ増やして帰ってまいりました。とりあえず海老菊の「かさね」が良かったよ...んもう奇跡のカップリングやー。花道で二人が揃ってキメた瞬間に、ああああ生きてて良かった!!と思いました。そして二人が「権三と助十」をいつか揃ってやる日まで(やるのか?)、何とか生きていたいと切実に思いました。まあベストカップルのことはさておき、わたくしが今回特に感動したのは「達陀」である。噂には聞いていたが観たのは初めて。東大寺二月堂のお水とりを舞踊に仕立てたということで、ざっくり言うと坊主が団体で激しく踊る、みたいな演目。迫力のある荒々しい踊りに圧倒されて感涙!あな素晴らしき坊主祭!しかも女子は菊の紅一点というのも好いたらしい。これはもう一回観たかった。かっちょよかったなあ。

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2007年9月26日 (水)

ドラクル

シアターコクーンにて『ドラクル』を観る。正直そんなに期待してなかったのに、案外どアタマから最後まで入り込んだ!長塚圭史モノは初めて観たけど、スゴイわこの人。三時間超の上演時間をちーとも長いと思わせない。前半と後半のメリハリ、美しくて機能的な照明遣い、ストーリーにもひきつけられた。有難いことに席がXA(最前列)で、時々足元からがーっとライトを当てられるのが「女優かっ」的に眩しかったことを除けば正に特等なお席。なんとなれば、ドラクルさんがマントを翻す度にえもいわれぬいい匂いがするんです...。観る前は、いちまんえんかー高いなーとやや思っていたけど、あの魅惑的にヘヴンリーなかほりに大枚はたいて悔い無し。といった事も含め、うまい・へたとかそゆうことをねじ伏せる存在感の海老蔵さんはあれでオッケーなんじゃないでしょうか。一人語りの場面は、キャサリンなしのディラン...マッケイみたいでちょっと笑っちゃったケド、笑うところじゃありませんでした。ごめんなさい。

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2007年9月18日 (火)

秀山祭九月大歌舞伎・夜の部

秀山祭九月大歌舞伎・夜の部を観てきた。玉さん磐石の「阿古屋」、将来的には誰がやるかを友人カッパと休み時間に考える。三つの楽器ではやはり胡弓がムツカシイのだろうか。いつか菊の阿古屋が観られると良いなと願う。「身替座禅」は多分ワタシは初めて観た演目だと思うのだが、すこぶる面白かった!團さまの右京、酔っ払った時の舌足らずがかわゆらしい。奥方の左團次さん、太郎冠者に染五郎で、小枝千枝がなーんと家橘&右之助コンビ。嗚呼豪華キャスティング。とにかく久々に二人揃ってキレイな家橘&右之助を拝めていと嬉し。最後の「二條城の清正」は如何せん地味。これ面白いの?と時々カッパに聞く。いい迷惑。人が沢山出てくるととにかく新七さんを探すのだがみつからず。諦めかけたところに「いた!友右衛門の隣!!」と小さく叫ぶカッパ。急いで見てみると、なんと坊主...坊主か。ちぇっ。そんな清正であった。どんな清正だ。

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2007年8月25日 (土)

稚魚の会・歌舞伎会合同公演

国立劇場へ第13回稚魚の会・歌舞伎会合同公演を観に行く。今年はC班のみの観劇。まずは『今様須磨の写絵』、須磨に流された在原業平&現地の海女姉妹が踊る前半はおさるにはやや退屈で、見どころは後見の京珠くんくらいか。わたくしの中ではポスト翔太は京珠くんに決まりです。可憐でお行儀が良さそうなところが流石の京屋さん☆後半はいよいよ船頭・新七さん登場!敵役!顔赤いー!しかも手足の先まで何か着てるー。せめて脚を見して...とかヨコシマな客(俺様)は勝手に思うわけだが、それはともかく新七さんめっさかっちょいいー。んもう普通にうまい。かる~くうまい。見得も沢山、おなかいっぱい。満腹になったからか、次の『勧進帳』ではやはり睡魔が。ちょっとしか起きていられなかった中での感想は(すみません)、梅秋の番卒がきりっとしていて声も良くて目立った。梅秋、何者?といつも思う。成田屋さんのお弟子さんたちは頑張ってはったなあ。でも勧進帳ってやっぱりムツカシイんだなあとしみじみ感じた。左字郎義経もなかなか上品。左團次さんも観にいらしてたよ。白のジャケットで、親分自らみかじめ料の取り立てといった風情で素敵でした☆
C班終演後、今回やっとお会いできた名古屋からの同好の士とともに近くのホテルのラウンジでお茶(つうかビール)、楽しいお話を伺い再会を誓いつつ、カッパとおさるは神楽坂へ。水炊きが食べたかったのだがあいにく鶏肉ソールドアウト!しかし板さんおまかせ2000円コースはソーグッド。稚魚の会が終わるともう夏も終りネ、なんて話しつつ神楽坂の夜はふけていくのであった。

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2007年8月13日 (月)

八月納涼大歌舞伎・第二部

昼間、歌舞伎座へ赴く為に外に出たら全く人がいなくて吃驚した。車もほとんど通らずで、まるでキリコの絵の中にいるかのような...とはありがちな描写ですが。暑いから?お盆休みだから?なかなか不思議な光景であったよ。
つうわけで暑い暑いと言いながら友人カッパと二人で八月納涼大歌舞伎の第二部へ行く。「ゆうれい貸家」は三津五郎の働かないダメ男と、福助の蓮っ葉であだな姐さんゆうれいがハマリ役で愉快だった。秀逸なのは権一のゆうれい。ますます何を言ってるのかわからないところがこの世のものならぬ存在にはピッタリ!?権一さんを舞台で観られると本当に嬉しいわたくしです。渡辺えり子ちゃん作・演出の「舌切雀」、何か色々詰め込んでた感があるけれどお客さんには受けていたような。三津五郎と勘三郎の無駄にうまい善玉悪玉の踊り(一瞬)がスバラシかった。勘三郎はあの手の憎らしいババアをやっていると更にイキイキしている気がする。いぢわるだけどおかしみがある。色んな意味で改めて野田英樹ってすげえなと再確認しつつ(えり子ちゃんすまん)、カッパとともに浅草へ足を伸ばして腹いっぱい食べて飲んで帰る。もう食べられないよ~(肥満児の寝言)

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2007年7月 9日 (月)

歌舞伎座『NINAGAWA十二夜』

友人カッパと六本木のテレ朝ショップで案外な散財(時効警察、仮面ライダー電王グッズなど...てへ)をした後、木挽町へ移動して『NINAGAWA十二夜』夜の部を観る。再演という事もあり、二年前よりは平常心で観劇す。しかし久しぶりに目の当りにする尋常でない菊之助の美しさに、デリケートな我が心はやはり千々に乱れるのであった。女子なのか男子なのかたまによくわからなくなってしまうボーダレスな怪しさがほんと堪らんね。初演で松緑が色物ド直球なリアル馬鹿といった体で演じていた安藤英竹役が翫雀さんに代わり、アタマの足りない公家を胸焼けしない程度の濃さで滑稽にファンキーにやっていたのが流石!だと思った。翫雀さん、最近とっても気になります。阿呆メイクをすると案外千影に似ているのも発見。舞台自体も全体的にすっきりスマートになった感があり、退屈しなかった。でも今年は多分一回しか観ないと思う...。何故だか既に写真も出てたし、悔いはないかな。さて御園座に向けて貯金するか。

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2007年6月25日 (月)

六月大歌舞伎・昼夜

六月大歌舞伎を昼の部・夜の部一気に観る。凄い、自分史上一番寝た!!全部起きていたのはあの爆睡必須の『船弁慶』だけだったという、オドロキのラインナップ。驚いている場合じゃない、本当に御免なさい。妹背山では両花道を使い、真中を吉野川が流れているっていうのが面白いなと思ったケド何しろ長くてもたなかった。歌っていたはずの葵太夫さんが、うとっとしている間に綾太夫さんに変身していたのは吃驚した。とにかく何ともいえない後味の話だったな。自分の理解力のなさにもほとほと呆れたし。これがいつかわかるようになるのだろうかと思うも、今のとこ全くわかる気がしねえ。一番の楽しみだった加賀鳶、a lot of 鳶の場面はほんの一瞬だったので覚醒もほんの一瞬。いやー鳶ってほんとにいいものですね☆鳶写真をまた買い込む(後ろに新七さんが写りこんでいるもの)。染五郎長男はかなりかわゆらしい顔立ちだった。2歳でアレはたいしたものだ。弁慶の六法をやっていたよ。『船弁慶』は男女蔵と、芝雀さんの後見・京珠くんが良かった。そんな鑑賞ポイントですまん。
しかし申し訳ないくらいに寝てしまった一日であった。エコノミークラス症候群になるかと思ったぞ。悔い改めますので今回は許して下さい。

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2007年6月23日 (土)

世田谷パブリックシアター『国盗人』

世田谷パブリックシアターへ『国盗人』を観に行く。シェイクスピアの『リチャード三世』を狂言的手法で描く、っつう野村萬斎主演&演出の萬斎アワー。元自由劇場の大森さんが出演するのも嬉しいが、本日の注目は文学座の今井朋彦さん☆そう、大河ドラマ「新撰組!」で15代将軍を演じ、一部でカマキリ将軍(略してカマショー)と言われて絶賛され、CMでは♪小さいけれどー部屋一面消臭、消臭プラグー♪と歌い踊る将軍でお馴染みの上様である。なんかむのすごい好きなんすよねー。声とカツゼツがべらぼうに良くて、実物もめっさステキだったさ。もうそれだけでオールオッケー!ストーリーは、シェイクスピアなのでとにかく死にまくり。白石加代子さんは呪いまくり。こええ。最初に白石さんが登場して客席を睥睨した時に、「ね、寝たら殺される...」と本気で思った。寝ちゃったけどね☆というわけでなかなかチャレンジャーな試みのこのシリーズは、また観たい!と思わせる確かなものがあったことだよ。

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2007年6月14日 (木)

コクーン歌舞伎『三人吉三』

シアターコクーンへ『三人吉三』を観に行く。友人カッパのおかげで本日は前から二番目、附け打ちさんの真横で臨場感いっぱいのお席だが、やはり狭くて色々と難儀ではあるなあ。しかしそんな脚の痛さ不自由さもいつの間にか吹っ飛ばしてくれるのがコクーン歌舞伎。『三人吉三』を通しで観たのは初めてだったのですが、複雑ながらもうまーく繋がっている因縁にとにかく吃驚した。すげえ話だ...。かような込み入った話のとっかかりとしてコクーン歌舞伎はうってつけだと思うけど、通常の歌舞伎でもぜしきちんと観てみたいものです。個人的には弥十郎さんが出てなかったのがやや残念、でも芝のぶちゃんの凛々しくもキュートな捕手姿を拝めたのでオールオッケー☆カーテンコールでもきゃっきゃしててふんとにかわゆらしかった。あと新刊を出版した串田さんがロビーにてサイン会をやっており、つつがなくサインをしてもらってかなり感激。自由劇場の時サインもらったことあるじゃん、とカッパに指摘されるまで忘れてたけど。もう20年近くも前のことなんすね...そんな時の流れにも案外吃驚。

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2007年5月26日 (土)

俳優祭☆

人生で初めて俳優祭に行って参りました。今月は人生初を連発ね。一生行かれないと思っていたが、友人カッパが連れて行って下さったのである。謝々。俳優祭の肝はやはり役者さんによる模擬店でありましょう。普段は引っ込み思案気味のわしらも今日ばかりは頑張ってみた!権一さんと一緒に写真を撮った!どんな頑張りだ。山崎屋ブース(煎餅屋)で散財たぁどうゆう了見なのか我ながらよくわからず。新七さんとも写真を撮って頂き握手もしたぜ!やっほう。脚を見せて下さいとは言えませんでした。セクハラだし。萬次郎さんから買ったアイスもなかを食べながら、團さまが寿司を握ってるのとか海老蔵がイガイなうっすら笑顔で唐揚げを売ってるのとかを眺め、松緑バーでシャンパンを飲み、錦之助&隼人君(←美少年)のおにぎりを食べ、京珠くんに豆を試食させてもらい、物陰に潜みながら師匠を見守る左十次郎さんを盗み見し。菊之助さんの手ずからエコバッグ(何故エコバッグ?)を購入して握手をしてもらったところで感激は頂点に...嗚呼夢ですかこれは?的な数時間であった。もう思い残すことはあんまりない、かも。
Kaimono_1


買ったもの →
エコバッグに”SnowWhite”って書いてある。
(出し物が白雪姫だったから)

使うのか?

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2007年5月24日 (木)

團菊祭・昼夜再び!

千穐楽の一日前、昼夜通しで團菊祭を観に行く。本日は大枚はたいて一等席、しかも一番前であります。三階で観るのも楽しいけれど、やはりかぶりつきは格別なものがある。若殿と泥棒に泣き、勧進帳で爆睡し(ごごごごめんなさい)、与三郎お富にドキドキして女伊達でうっはうは。そんな昼。いやしかし何ですな、至近距離の新七さんはホントに素敵でげすな。新七アンド左十次郎でダブルSって感じで芝翫前を舞う白い脚...。ごっつあんです。夜の部はなんと言ってもめ組の喧嘩にとどめをさす。鳶軍団が目の前で声を出したり水をぷーっってやったりするのがかなりの迫力。一生分の鳶を堪能したよ!というわけで鳶の写真を色々織り交ぜて沢山購入。良き五月でありました。

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2007年5月14日 (月)

新橋演舞場・五月大歌舞伎

演舞場オールデー、五月大歌舞伎を観て過ごす。昼の部の一番の楽しみは「鬼平犯科帳」。鬼平は大好きだし、リアル鬼平・吉右衛門さんにも喜んじゃったけど、まあ歌舞伎でやる必要もあまりないかなとちょっと思った。長くてだらけるので岸井左馬之助とか久栄が登場する場面は悪いがいらないな。カットで。うさ忠さんこと木村忠吾役の松江はイイ。とぼけた憎めないキャラが短いシーンながらもよく出てた気がした。カットした分(してないけど)、松江をもっと出して~。あと元盗人の友五郎役・歌六さんが好演!勝手にMVPを差し上げる。夜の部の「妹背山」、おさるにはややムツカシ。「法界坊」は勘三郎さんのしか観たことがなかったが、小汚くて下世話な吉右衛門さんも面白い。滅法強い冨十郎さんもかっちょ面白くて頼もしい。ラスト「双面」での染五郎の野分姫×法界坊の踊りを観ながら、稚魚の会で新七さんがやっていたのを終始懐かしく思い出していました。御免ね染五郎。でもあの時の新七さんたら本当に素敵だったので...。案外数年前の新七さんにもっていかれて幕。

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2007年5月 2日 (水)

團菊祭五月大歌舞伎・初日

風薫る五月、今月どんだけ支払いをするのか考えたくないおさるです。宵越しの銭は持たないにも程がある。つうわけで團菊祭五月大歌舞伎初日、昼の部アンド夜の部を張り切って観劇。昼の部は海老菊の「切られ与三」を楽しみにしておったのだが、しょっぱな松緑×三津五郎の「泥棒と若殿」にまず完敗!!ノーマークで不意打ち!!初日のせいか台詞が入ってない方も若干いらっしゃいましたが、そんなこともふっとぶええ話よ。映画『東京タワー』より泣いたよ。泣いたかな。ほんと良かった。「切られ与三」は相変わらず羽織の場面にはらはらしたけれど、海老蔵にはいちいち笑わせて頂きハッピーな気分になる。おとみの菊さんはいつのまにか妙な貫禄が...。昼の部最後のこれまたノーマークの舞踊「女伊達」にはヤラれた!芝翫さんのねぶいかんばせをぼーっと見てたら途中から急展開。三階さん脚マニアにはたまらんとですよ。
昼の部が終わって去っていく小泉純一郎(呼び捨て)を見送った後の夜の部は「女暫」から。実は「暫」を観た事がなかったのだが、初めての「暫」が萬次郎さんの「女暫」という人生もなかなか珍しくて良しとしよう。萬次郎さん、カワユス。「め組の喧嘩」、喧嘩までが長いっす。しかしめ組の集団の迫力は引っ張っただけのことはあった。うはうは。ご馳走様でした。今月は出待ちのしがいがありそうでげすよ。

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2007年4月27日 (金)

『モーゴの人々』

シティボーイズミックスPRESENTS『モーゴの人々』を観に行く。オンシアター自由劇場にいたころからのファンの、大森博史さんが客演する為。シティボーイズは大好きだけど、芝居はどうなんすか?と全く期待しないで観劇に臨むが、そんなことを1センチでも思ったわたくしが悪うございました。おもおもおもしろいっす!芝居っつうかコント?んもう何も考えずにひたすら笑えた。どこか生真面目な大森さんにラブ。おっさんの中のたった一人若いムロツヨシにもラブ。来年もぜし観たい。大森さんが出てなくても...。

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2007年4月16日 (月)

『桂 春団治』

ワインを調子よく1本あけた後、新橋演舞場へ沢田研二&藤山直美の『桂 春団治』を観に行く。2002年に勘九郎&直美ちゃんで観た春団治ですが、内容は『夫婦善哉』とかぶってあまり覚えていないなーなんて思いつつ臨んだ一幕目、気付いたら直美ちゃんの姿を一度も見ないままに終わっていた。飲みすぎで寝ちゃったんす。バカ!しかし二幕、三幕と進むうちにジュリーの美声で覚醒。ひとでなしぶりが妙にリアルだったジュリー春団治と、可愛くて人間がでっかい直美ちゃんのおときにやられました。いつまでも心に残る直美ちゃんの後姿に100点満点。

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2007年3月10日 (土)

三月大歌舞伎・夜の部

三月の歌舞伎座は義経千本桜の通し。夜の部を観に行く。義経千本桜は正直よくわからない。鳥居前と碇知盛(これらは昼の部)とすし屋と四の切が同じ通し狂言だと言う事が全く飲み込めていなかった。終わった後カブキチのカッパに説明して貰ってやっと少しわかる。お脳が小さいのでたいへーん。立回り好きとしてはやはり小金吾討死のところにぐっときた。ちょっとうとうとしていても、次は立回りだから見どころ!と隣のカッパが注意してくれるので大層有難い。ていうか寝るな!おさる。すし屋時の、仁左衛門さんのおみあしも良かったねえ。ってわたくしは常時脚のことばっかり言っているな。剥き出しだな。

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2007年2月26日 (月)

OH!博多座

24日の昼夜、25日の夜、26日千穐楽の昼と、博多座にて二月花形大歌舞伎を観劇。船弁慶以外は初めて観る演目ばっかりだったので大層楽しみだったのだが、期待に違わず素晴らしかったわ...おちくぼ物語の海老菊は、やはりこの二人って...と疑いたくもなる程にラブラブで、京屋シスターズのいたぶり(でも結構可愛い☆)も何処吹く風のアツさであった。鏡獅子の菊、渾身のアタマ振りにもじーんときたし、後見・菊市郎の行き届いた感じも密かに感心。しかし何と言っても蘭平はスゴかった!絶品!大立回りの幕が開いた瞬間にもう泣いた。捕手の皆さんの真剣さが美しいかんばせと、気合の入ったキレのある動きから一時も目が離せない。そして一人立ち向かう松緑の大きさよ。感嘆しながら驚きながら何だかんだとむせび泣く。とにかく皆さん良かったけど、新七さんの棒さばきとか本当に見事で惚れ直す。嗚呼かっちょよかったっす!と叫びながら後ろ髪をひかれつつ博多を去る。カブキチの友人カッパ・プロデュースの博多座ツアーは細部に渡って完璧なセッティングで終了。感謝感激おなか一杯。ただひとつ残念だったのは、舞台写真が出なかったこと...勿論これはカッパのせいではなーい。

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2007年2月23日 (金)

翔さん前乗りっすかー!

↑用事がある前日から張り切って現地に入る時、つい言ってしまう台詞。木更津キャッツアイより。
つうわけで明日から(もう今日だけど)博多入りばい。例によってギリギリまで荷造りが出来ないダメ猿...。気持ちは焦るが、うっかりテレビでみうらじゅんを発見!とんまつりトークに見入ってしまう。うーむやっぱりMJ兄貴は面白いっす!とか言ってる場合じゃなかとよ。まだまだ眠れない旅行前夜であった。

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2007年2月11日 (日)

『殿のちょんまげを切る女』

昨日のことだが新橋演舞場へ『殿のちょんまげを切る女』を観に行った。幕末から明治維新にかけて激動の時代を生きた、九州はとある藩の殿様とその妻に勘三郎さん&藤山直美ちゃん。お馴染みコンビによるお待ちかねの喜劇ですから、さあ笑わして頂戴よ!なんてこちらの勝手な意気込みがマズかったのか、前半はだるだる。せっかくカッパに良いお席を取ってもらったのに健やかに眠ってしまいました。わしらが渡辺えり子ちゃんだったら、休憩時間に勘三郎さんの楽屋に行って煙草ふかしながら「つまんない。どうすんのよこれから」みたいにやさぐれるところである。でもまあえり子ちゃんならぬわしら故そのままおとなしく後半に臨むと、おお!なかなかイイ!俄然面白い後半の展開なのであった。ちょっとイージーだけど泣ける人情話に仕上がっており、人の上に立つ者っつうのはこうあってほすい!と鼻息荒く思ったよ。つうわけで東国原知事はこの芝居観るといいよ。

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2007年2月 6日 (火)

二月大歌舞伎

今年初めての歌舞伎座へ、二月大歌舞伎・通し狂言仮名手本忠臣蔵を観に行く。前に通しで観たのは2001年の演舞場で、歌舞伎を観始めたばっかりのわたくしはカブキチの先輩・カッパに「もっとさくさくやれば半分くらいの時間でできる」とかバチあたりな事を言ってたらしい。6年経って、それなりに観劇道楽を重ねた後に観た忠臣蔵通しは、果たして思った以上に楽しかったのでありました。特にあれほど退屈だと思っていた大序に様式美を感じられた時には、6年が無駄じゃなかったとしみじみした。まあ関容子さんのおかげも多々あるが。あと久しぶりに玉三郎さんを見たけれど、今更ながらあの美しさはやはり尋常じゃないなと目を見張った。これには何年経ってもその都度新鮮に驚くね。美しくって、ちょっとバカ(ムネノリ風)なお軽が大層魅力的であった。とにかく昼夜通して見どころが沢山あって書ききれないが、もう1点挙げるとしたら権一の与市兵衛かな。そこなのか。権一さんは日常的に髷を結って暮らしてそうな雰囲気がグッド。つうわけで権一☆フォーエバー!

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2007年1月11日 (木)

新橋演舞場『朧の森に棲む鬼』

新橋演舞場へ『朧の森に棲む鬼』を観に行く。前に新感線モノを観たのはゴローにおまかせ的なものだったから、何十年前だろう...始まって早々にそんな感慨をもうっちゃる大音響で、おお新感線て音がでかかったんだ、と思い出す。正直あんまし期待してなかったのだが、これが案外良く出来た話で。森の魔物だかと命の取引をして手に入れた、”オボロの剣”&嘘をつく舌を武器に、王座を狙う男・ライ(染五郎)の怒涛の半生。特に後半の盛り上がりはすげえ!嘘に嘘を重ね饒舌になればなるほど血に飢える剣を振り回し、邪魔な人間を次々と殺めて一体ライは何処まで行くのか。敵を騙し味方をも欺き、外道と呼ばれて不敵に笑う染五郎を、嗚呼好きになってしまいそうなドMちゃんよ。バカバカ。阿部サダヲも新太ちんもうまいわかっちょいいわ時々面白いわで静かにコーフン。阿部サダヲはさすがに歌も絶品、違和感なく新感線テイストを醸し出していた破壊さん@グループ魂であった。とにかく音は大きかったけど、たまに観ると良い刺激になるかな。ではまた何十年か後に...?

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2007年1月 8日 (月)

新春歌舞公演『梅初春五十三驛』

初菊です☆国立劇場へ、『通し狂言 梅初春五十三驛』を観に行く。ほぼ五時間、見事なまでの菊五郎アワー!とにかく菊五郎劇団のサービス精神旺盛さがあふれ出ており、福袋のように賑やかではありました。が、あまりにてんこもりな為かストーリーは見失いがち...。ま、そんなことすらあんまし気にならないんだけどね。菊は一貫して若衆でゴー、それはそれで美味かな。うふうふ。大詰めの立ち回り、鮮やかな背景の中をこの世のものとも思えぬ美しさの菊が走ってくるとこなんて、冥土の土産にしたいくらいの有難味だったよ!もう話なんかよくわかんなくてもいいや!的な。もそっと若い時には菊がやっていたような、いたいけな女子役を梅枝くんが好演。女形の若手有力株か。梅枝くん、今後も要チェックや。唯一物申したいのは亀亀兄弟、正味15分の出番っていうのは如何なものか。あんなにうまいのにぃー。返す返すも残念であります。亀亀兄弟にもっと光を!あと、今年も無事に権一を拝めたのは嬉しかったデス☆そんな新年最初の道楽でありました。

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2006年12月26日 (火)

十二月大歌舞伎・千穐楽

豪雨の中、十二月大歌舞伎千穐楽(夜の部のみ)に趣く。菊のかわゆらしさはとうとう嵐を呼んじゃった?的な暴風雨ですわ。しかし一ヶ月間毎日毎日菊にくどかれていたせいか、友右衛門さんの男っぷりが3割ほど上がっていたのに驚いた。恐るべし菊効果...。今後の勉強の為に菊@おふねちゃんの写真を3枚買う。じっくり研究して精進したい。『出刃打ちお玉』では菊五郎さんのうまさにやっぱり唸る。今日は周りに子供の観客が多かったのだが、この演目はR15だな...とちょっと心配にもなる。『紅葉狩』の海老蔵怪獣は最後の方で若干ぜんまい仕掛けみたいな動きになっていて、更に面白くなっていた。そのせいか松緑の堅実な演技が際立ち、なんか普通に感心した。案外最後にもっていったのは松緑だったな。さすが嵐...そんなまとめで今年の道楽納めとさせて頂きます。

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2006年12月 9日 (土)

十二月大歌舞伎・夜の部

Kabukiza12_1今日も菊に会いに。十二月大歌舞伎・夜の部を観る。『神霊矢口渡』ではのっけから菊之助のかわゆらしさがフルスロットル!友右衛門さんに(何故か)ひとめぼれ、恥じらいつつも結構大胆にスキスキ態度で迫る菊。芝居とは言え、一ヶ月こんな調子でやられては、友右衛門さんもリアルにその気になってしまうのでは...とかいらぬ心配もするっちゅうねん。富十郎さんの悪いオヤジぶりもかっちょよかった。『出刃打お玉』は池波さんの作で、台詞がおさるにも飲み込める判りやすさがイイね。DT青年からエロじじいへと、数十年のうちに一体何が?つう変貌を遂げた梅玉さん、説得力アリ。菊五郎さんのきっぷのいいお玉も魅力的。何故に出刃か、という疑問もうっすら残しつつ、ちょっと涙する。『紅葉狩』は初めて観た。やっぱり海老蔵は黙ってるとほんとに綺麗ね。鬼女の姿はポケモンの一種みたいだったケド。亀三郎さんの声をもっと聞きたい、っつうのと、右近のうまさが際立ってたのが印象的。あと夜の部は三階さんの出番がほとんどないのが稚魚好きには寂しいかな。とりあえず昼の部で補って下さい。

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2006年12月 4日 (月)

十二月大歌舞伎・昼の部

久しぶりに着物を着て歌舞伎座に行ってきた。腕をしっかり防寒すれば、着物は結構暖かいものよのう。
さて本日は昼の部、わたくしの一番のお楽しみは菊之助のえらく長いひとり語りがあるっつう『八重桐廓噺』。自分の境遇なんかを逐一ジェスチャーを交え踊って見せる的なもので、その熱演ぶりがなかなか見応えアリ。実際自分でしゃべるのかと思ってたら、それは義太夫さん(ていうのかしら?)がずーっと唄ってた。それはそれでスゴかった。萬次郎さんがものごっつかわゆらしいので要チェック!立ち回りもあって満足満足。次の『将門』もなんとなく似たような流れで、やはり立ち回りもあって満足満足。『芝浜』は東蔵さんがものごっつかわゆらしい?ので要チェック!菊五郎さんが小汚い格好をしていると、菊之助もいつかこんなナリでこんな役を...とつい考えてしまって若干やるせなくなるのな。つうわけでここまでの3演目に新七さんがもれなく出ているっていうことに俺様はご満悦!の12月大歌舞伎であった。そんな感想でかたじけない。

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2006年11月25日 (土)

11月花形歌舞伎・千穐楽

楽しかった11月も実質今日でおしまい。なんとなれば、本日花形歌舞伎が千穐楽だからであります。ううう。思えば去年も児雷也バカで、千穐楽終わって魂抜けてたっけな。デジャヴ...?とにかく最後なので昼の部のみですが全力で観てきたよん。今日は2階の花道側、場所が変わると見えるものが違ってすこぶる興味深い。お嬢さんVer.の菊が後ろを向いて弁天になるべく熱心に顔を作っているのとか、黒子さんが菊の足袋を脱がせているのとか、つい注目。でもやはりどの角度から見てもかっちょいい菊之助でありました。そんなまとめがいっぱいいっぱい。

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2006年11月23日 (木)

吉例顔見世大歌舞伎・夜の部

今月は演舞場に力を入れていたケツの軽いおさる故、久しぶりの歌舞伎座、吉例顔見世大歌舞伎昼の部を観に行く。そしてベテラン勢の、いい意味で余裕ある芝居もやはり見応えがあるものよのう、と再確認したことだ。夜の部は全体的に案外地味~な感があったが、わたくしのいちおしは菊五郎さんの「雛助狂乱」!新七・辰巳・咲十郎・八大と、スペシャルな捕手がなーんと隈取フェイスでトンボ切りまくり...足は出しまくり...見どころ満載であっという間に終わっちゃった。アンコール!的な。特に新七さんは本当に隈取が似合うし姿勢が良いし形もキレイだし言う事ないっす。「二月堂」はお香の大層芳しい匂いと供に現れる坊主の団体が印象的。仁左衛門さんの坊主は美しすぎて罪深い程ですわ...。今月はとにかく昼の部が圧巻だったらしいですな。やっぱりこれからはどっちも観ないとダメかな、とこっそり思う。

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2006年11月 6日 (月)

続・11月花形歌舞伎

絶望した!現実世界の男子に絶望した!...まだまだ絶望先生をひっぱっておるが、最近近場に全然いい男がいないのでつまんなーい。そんなわけで五十嵐圭だの菊之助だの、リアルじゃない男子の姿をせっせと見に行く日々。嗚呼終わってるかも、という自覚症状は一応ありつつ、本日は花形歌舞伎昼の部を奮発して1列目で観る。うひゃひゃ。舞台の近くで観ると話が信じられないくらいわかるのは何故だろう。番町皿屋敷・青山播磨の、この世にただ一人愛している女にその愛を疑われた無念。最もやってはならん方法で男の気持ちを試さずにはいられないお菊の、愚かしくも激しい愛情。主君を敬い大切にする弁慶の気持ちに心打たれ、様々な思いを飲み込んでただひとつうなずき去っていく富樫。あああああ色んな人に感情移入!そしてやっぱり、弁天小僧にといめんで知らざあ言って聞かせてもらっちゃうと、もう全然リアルに戻れそうもないわたくしなのであった。

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2006年11月 2日 (木)

11月花形歌舞伎

花形歌舞伎を楽しみにするあまりなのか、自分が菊之助になった夢を見た。初日だっつうのに全然台詞が入ってなくて菊、往生す!という夢の中でも胃がキリキリ痛む内容だった。廃業するかと思ったよ...。つうわけで本日本当の初日!の花形歌舞伎を新橋演舞場へ観に行く。勿論菊はちゃんと台詞が入っていて立派であった。昼夜全部堪能したけれど、やはり私が圧倒されたのは菊之助の弁天小僧。愛らしいお嬢さんが実は盗賊弁天小僧であるっつう本性をあらわすその瞬間、”女子”を残しつつ伝法な口を叩くアンドロギュヌス的な妖しさと、芝居の役名とそれを演じる役者の名前が重なることからくるリアルとフィクションのボーダーレス感に、ちょっと倒錯した興奮を覚えた。今まで菊のことを好きだと思っていたけど、今までの好きさは一体なんだったの?ってくらい更に惚れたわたくしであることだ。嗚呼もう引き返せない...みたいな。
船弁慶は苦手な演目であるのだが(寝ちゃうから☆)、今日は最後までちゃんと観た!威張るな!知盛・菊ってばあんなに顔になんか書いてあるのにとてつもなく美しい印象なんすよ。ありえないっすよ。富樫・菊も凛々しく品があって冷静で、弁慶との掛け合いの場面は私はなーにを言っておるのか全然わからなかったけど、最後はチューしちゃいそうな勢いが良かった。
菊のことばっかし書いちゃったけど、元・三之助それぞれ皆グッジョブでした。海老蔵の忠信は面白いので、乞う御期待。これでいいの?って思わないでもないが。

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2006年10月27日 (金)

十月大歌舞伎 昼・夜

十月大歌舞伎の千穐楽、カブキチの友人カッパと昼夜通しで観に行く。なにしろひっっっさしぶりの菊之助...寿曽我対面で、海老菊二人の声が聞こえてきただけで三杯飯が食えるぜ。でも実際二人が出てきたら、何も喉を通らなくなるぜ。怒りごおごお丸出しの五郎(海老)に冷静な十郎(菊)、想像しにくいが逆も観たいなとか思う。怒りまくる菊もまた一興なのでは。ふふふ。曽我の対面はゴージャスな感じがわくわくして好き。昼は他に葛の葉、噂の襖字が噂通りでちょっと笑った。熊谷陣屋は案の定気を失う。途中、葵太夫!の声に一回覚醒。仁左衛門さんのお祭は芸者さんナシだったけどそれはそれでビバ男祭!この演目で終わるのは後味が良いね。
夜は忠臣蔵五段目、六段目。定九郎、花道をもっと走らなかったっけ?と思ったらあれは累か。いずれにしてもああゆう悪い男の役がかっちょいい海老蔵。とりあえずブロマイド買う。菊のお軽は仁左衛門さんの勘平に呼ばれて飛び込んでいくとこが可愛かった。とりあえずブロマイド買う。
帰りはカッパと二人打上げで、沖縄料理店で泡盛を飲んだ。ワタシは「菊乃露」、カッパは「忠孝」...二人ともなんとなしにそれぞれの贔屓がうかがえるセレクトですっかり酔っ払いっすよ。

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2006年10月12日 (木)

万之介狂言の会

狂言好きでもあるカッパに連れていってもらい、国立能楽堂で『万之介狂言の会』を観る。初めの二つの演目(『筑紫奥』『咲嘩』)が何を言ってるのかほとんどわからず、よってオチも理解できず、すまんカッパ!無駄チケット!と、申し訳なさで胸がイッパイ。がしかし、最後の『蝸牛』はどかんときたよ~。かなり好みの男子が出てきて、あらかっちょいいと思ったら萬斎だった。萬斎の顔すらわからないおのれのモウロクぶりに吃驚したけども、声がものごっつ良くてホントに素敵☆『蝸牛』は話も単純でむのすごい面白かった。こーゆう分かりやすいのがおさる向きね。全部わかろうとしないで、三割くらいわかればいいさ的に臨みたまえと言うカッパ先輩の助言に深く肯いた。たまには狂言もいいものよのう、と思った夕べです。

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2006年10月11日 (水)

『獅童流 森の石松』

吉田日出子さん目当てに『獅童流 森の石松』を観に演舞場へ。どうでもいいが獅童流っていうのがいらないかも。始まって一週間ほどなのに喉がガラガラの獅童はともかく、脇がとってもゴージャス!ベンガルと角替和枝の東京乾電池ペア、デコさんと笹野のおじさまの自由劇場コンビ、深沢あっちゃんや橋本じゅんなどの芸達者な面々が出てくるとほっとする。安心して芝居が楽しめるので...。特にベンガルの小芝居にはヤラれた。もう石松って何だっけ?くらいに笑う。ある意味舞台あらし。往年の自由劇場グルーピーのわしらにとっては、バクマツとまどかさんの2ショットを彷彿とさせるトランペット笹野&ボーカルデコにむせび泣き。唯一の泣きどころなのな。そんなこんなで脇が見事過ぎ、獅童気の毒。どうでしたか中村屋さん?と客席にいた勘三郎さんに聞いてみたかった。

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2006年9月18日 (月)

秀山祭九月大歌舞伎

初代中村吉右衛門生誕百二十周年らしい、九月大歌舞伎昼の部を観に行く。割と地味、だがそれも良しで。稚魚の会で二回も見たばかりの『引窓』は、役者の違いというものを普通に見せ付けられた感じであった。稚魚は稚魚で本当に健闘していたと思うし楽しめたけど、今更ながらこれがベテラン役者の芝居かあああと無条件で恐れ入ったのだった。比べるのもどうかと思うけどほんとに吃驚したので。同じ演目も、色んな役者で見ると面白いにゃーということがそろそろ分かり始めたような気がするおさるです☆ただ本日、『寺子屋』ではちょっぴり寝てしまった。後でカッパ先輩にお話の筋を聞いたら、なかなか辛い顛末でどよよんとなったさ。権一のとこだけははっきり覚醒してたんだけどな....ラブ権一!

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2006年8月28日 (月)

続・稚魚の会

歌舞伎会・稚魚の会合同公演はA班・B班に分かれており面子も違うので、両方楽しみたければ一日通しで見るか二日間に分けて観ることが必要。つうわけで昨日のA班に引き続き本日はB班を堪能させて頂いた。左字郎の三社祭や松五郎さんの修善寺物語、翔太の後見なんかがマイ見どころか。今年も沢山発見があり、やっぱり稚魚ははずせないなと友人カッパとうなずき合う。特にカッパが、研修生の時から目をつけていた梅秋はかなり大物になりそうな予感...さすがだ。帰り道は二人で梨園コンサルティングみたいなこと(どこぞの娘をどの御曹司に嫁がせるかとかあの名跡を誰に継がせるかとか)をずうううううっと真剣にやっていた。頼まれもしないのに!!

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2006年8月27日 (日)

八月納涼歌舞伎と稚魚の会

本日は八月納涼歌舞伎千穐楽。カブキチの友人カッパと共に一部を観に行く。圧巻はなんというても『丸橋忠弥』!とにかく立ち回りがスゴイ。練られているし魅せる。橋之助ももうそんなに若くないであろうに(失敬)すこぶる動く。すげえよ丸橋忠弥。その後エルメスの屋上に特別公開されているインスタレーション?見学を間にはさみ、国立劇場で催されている歌舞伎会・稚魚の会合同公演へ。歌舞伎座以上に?熱心に観賞した結果、遅ればせながら引窓のええ話ぶりに驚く。アンド魔性の女形・翔太の成長ぶりにも驚く。踊りも魔性な感じにも磨きがかかっていた。恐るべし翔太...。

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2006年8月10日 (木)

八月納涼歌舞伎第三部

Nouryou
久方ぶりの歌舞伎座でいとうれし。納涼歌舞伎第三部の『南総里見八犬伝』を観に行く。今年のお正月にタッキーさん主演でドラマ化も記憶に新しい。つうわけでいちいちその時のキャストに置換しながら観賞。染五郎がタッキーで福さんが山田優で弥十郎さんが照英で云々...隣でそれを逐一聞かされた友人カッパはさぞかし迷惑だったことだろう。ふふふ←反省の色なし
とりあえず話の筋をだいたい知っていたので、私にはすこぶる楽しかった。立ち回りも結構派手だったし。玉もごっつ光ってたし。レプリカでいいから欲しかったし。最後の方は、ごめん時間足りなくなっちゃったよ!な感があったけど(八犬士のうち二名についてはほとんど紹介なし。だんだん仲間が増えていくっつう過程がわくわくするのになあ)、歌舞伎のラストはかたがたさらばでオールオッケーなとこもあるのでまあこれで良いのでしょう。と思えるようになりました。どうだ。
終演後、楽屋口から出てきた信二郎さんを見て早速「押尾だ」と言っていたカッパが面白かった。刷り込んだな。

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2006年6月17日 (土)

六月大歌舞伎

六月大歌舞伎昼の部を観に行く。今月の売店はなんと言っても浴衣の反物売り出しアンド後半からはポンピン堂が出店、おまけに既にブロマイドも出ていて忙しい。ってポイントはそこなのか。いや売店だけでなく、今月の演目も案外素晴らしかったですが、やっぱり昼の部最後の『荒川の佐吉』にとどめをさす。仁左衛門さんの佐吉、おとこっす!翔さんくらいおとこっす!その比喩はあっているのかしら。しかし守るべきものを持った人間の強さ、相手のことを本当に思うが故の秘めた優しさ、時には必要なやせ我慢、そんな諸々にヤラれました。当然ブロマイドは仁左衛門さんで。あと人生初の染五郎も買ってしまいました。なんか、良かったんで。

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2006年6月12日 (月)

海外巡業・ただいマンキー

久々に己の中のパンクス&フーリガンの血が騒いだ(ウソだけど)ロンドン巡業から帰国しました。ロンドンは四度目であったが、やっぱり英国好きだな!ってことを思い出したわたくしである。ものごっつお洒落なものとかすこぶる美味しいものとかはなくても、トラディショナルでデストロイな、パイレーツでジェントルマンな、ヒュー・グラントでポール・ウエラーな(よくわからん)、そんな英国をなんだか愛してやまず。

Theater←歌舞伎の公演をやっているサドラーズ・ウェルズ劇場の外観。内部の印象としてはシアター・コクーンな感じ?
海外で観る歌舞伎もなかなかいいもんだよ、というカブキチの友人・カッパの一言で行く決心をした今回の道楽、その言葉通りの感激を味わえた。カッパよ、貴女の道楽女王ぶりは私の人生を更に楽しくしてくれますわ。本当にアリガトウ。
我々が行った三日間はいつもすごおおおく盛り上がっていて、でっかい藤娘が名実ともにでっかく見えた。おおビューテホー。かさねは初めて観た演目だったのだが、怖さに吃驚!そして海老蔵は女子でいるよりもこーゆう悪い二枚目が断然イイな!とうっかり好きになりそうな自分に喝...。亀治郎さんの妙に慣れた風のカーテンコールもはじけていて可愛かったし、それとは逆にちょっとシャイな海老蔵もなんだか新鮮であった。拍手の嵐の中で感極まったわしらは、歌舞伎に関わる全ての人たちを誇りに思いました。

劇場前や地下鉄の通路なんかに貼ってあった海老蔵のポスター。→Poster
藤娘とかさねとは全く関係ナシな写真だけど、ステキだからまあいいか的な。外国人の観客の皆さんは、やっぱり大向こうさんの掛け声に驚いていたみたい。成田屋!の声に何何何?何があったん?みたいにわさわさしてたもの。あと、何故か升一さんがいると思い込んでいたが案外升平さんだった。二人ともステキ☆でした。関係ないけどロンドンの街で普通に歩いている延寿太夫さんを見かけたのがすこぶる嬉しかった。どこにいてもダンディっす。

しかしなー、社会復帰できる気が全くしないぞ。どうするよ、おさる?

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2006年6月 2日 (金)

海外巡業・行ってきマンキー

ついに禁断の海外巡業に足を踏み入れてしまうことに...。ロンドンのサドラーズ・ウエルズ劇場でただ今公演中の歌舞伎を、カブキチの友人カッパと観に行くざんす。海老蔵メインなので、おさる的には専ら新七&升一さん目当てかな。あの藤娘がロンドンでどのように愛されているのか!?を、しかと観てくるぜ。噂では歌舞伎のブラピと言われているようだが...それはどうなんだ。
出発は明日、10日ほど留守にしますので、皆様それまでお元気で。ごきげんよう。

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2006年5月25日 (木)

團菊祭 夜の部再び

色んな意味で素晴らしかった團菊祭も明日で千穐楽。一抹の寂しさを胸に、再び夜の部観劇へ赴く。今日は一等、二列目の真中で、やっぱり前っていいわー!と一万五千円の価値を菊との距離で再確認。保名も藤娘も近い近い。藤娘、さらにでっかい。でも男らしさがかなり消えていて、横顔なんて可憐ですらあった。保名も案外悲しそうであったし、一ヶ月やり続けてのこの成長って素人目にもわかる程に著しく、全くたいしたものだなあと普通に感心する。黒手組の立ち回りも、至近距離だと一人一人がはっきり見えてすこぶる楽しいぞ。うひゃひゃ。そんなオールオッケーな締めでグッバイ團菊祭。

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2006年5月21日 (日)

團菊祭 五月大歌舞伎 昼の部

朝から京急にてんこもりの防衛大生にうはうはで幸先いいなと思いつつ、カブキチの友人カッパとともに團菊祭昼の部へ。今日は一等席!嬉しい!結果的にほとんど寝るところナシ(←一番の褒め言葉)の昼の部は、まず『江戸の夕映え』。私には大好物の幕末もので、長い時間も全く気にならず終始のめり込みで時折泣く。終わっていく武士の時代にどう折り合いをつけるのかとかそれでも持ちつづける侍の矜持とか、ベタだがほんとにええ話でな。元・三之助たちの活きの良い輝くばかりのお姿にうっとりすると同時に、所々に配置されたいぶし銀のような”江戸の男”(菊十郎さん、権一等々)が誠にイカす。團さまの復活で沸く『外郎売』はゴージャス感でおなか一杯。おさるビジョンは右之助&家橘の女子二人をついついマーキングしているのだが。『権三と助十』は團蔵さんの”古典の女中”的なねちねちさ加減にうっとり。嗚呼蹴ってたも。
Gassai_1

写真は歌舞伎座で売っていた高虎の合切袋。
カッパはかまわぬ、おさるは斧琴菊をそれぞれ購入。
二人合わせて團菊祭でい。
とにかくバカか、って程に散財した一日であった。

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2006年5月 2日 (火)

團菊祭 五月大歌舞伎 夜の部

カブキチの友人カッパと團菊祭初日の夜の部へ行く。とにかくひっさしぶりに見られるであろう海老菊ツーショットを想像するだに胸も高鳴る五月である。まずは『傾城反魂香』、途中まで三津五郎を認識できず驚く。私の頭の中の消しゴムはまず三津五郎を消すのか。嗚呼。見たハズの演目なのに、石のくだりにもフツーに驚く。大丈夫か私。次はお待ちかねの保名&藤娘アワー!まず菊之助の『保名』、色々ご意見もあるだろうがもうキレイだからいいじゃん、的な。物狂いとか悲しい感じは希薄だけど、きっと自分の事が一番好きなのネ、という解釈で。とりあえず形見の小袖になりてぇと濁った心で思う。海老蔵の『藤娘』、でかい。技術云々よりも魅力でねじ伏せた感がある。色んな意味ででかい男よのう。これロンドンにもっていくのかと思うと、ほんとスゴイね。夜の部で一番面白かった。面白かった?ラストは『黒手組』、何はともあれ海老菊カポーに釘付けっす。なんとなく直視するのも憚られる気がしてでもしっかり凝視して結構ドキドキする。全体的にぐずぐずな話だったが立ち回りで締めてオールオッケー?数ヶ月ぶりに見た新七さんの白い脛もいと眩し!やっほう!

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2006年4月22日 (土)

四月大歌舞伎

知らなかったのだが、”六世中村歌右衛門五年祭”であるらしい四月大歌舞伎・夜の部を観に行った。歌右衛門さんが亡くなったのはまだ私が歌舞伎を観始めの頃で、「父は上等な人間でした」的な内容の梅玉さんの発言が印象に残っている。親を上等と言えるのは良いなあと思ったので。
さて夜の部最初は『井伊大老』。言い訳のようだが①照明が暗くて②登場人物が2,3人という状況がおさるの弱点故、やっぱり寝てしまった(まさに言い訳)。同行のカブキチの友人カッパは隣でかなり泣いていたので、相当いい話だったに違いない。すまん。楽しみな『口上』はゴージャス国宝アワー!色んな意味で緊張!”ルート66”の玉太郎が六代目松江を襲名する為の口上だと思い込んでいたのですが、概ね歌右衛門さんについてのコメントでした。誠に口上は楽しいのう。『時雨西行』は藤十郎さんと梅玉さんの踊り。相変わらず色っぽい藤十郎さんは普賢菩薩にあまり見えず。最後は『伊勢音頭恋寝刃』、芸のない感想で恐縮ですが仁左衛門さんかっちょいいー。今月の購入ブロマイドは血染めの白絣姿が禍々しくも美しい仁左衛門に決定。福助の万野、いと憎らし。東蔵さんのお鹿ちゃんが案外かわゆらし。夢に見そう...

Taiyaki
←三階席の時は匂いに誘われて大抵買ってしまう、紅白餅入り鯛焼き。
甘いものはあまり食べないのに、これは大好物~

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2006年3月 9日 (木)

『夏ノ夜ノ夢』

もっか私とカブキチの友人カッパの間で、空前の松緑ブームがおこっている。ドラクエフリークらしい(好きな呪文はザラキ...だって)ということでちょっと気になり始め、『歌舞伎っす』のガンプラ発言で決定打か。いや、歌舞伎の時も錦絵っぽい姿かたち含めとっても素晴らしいのだが。つうわけで松緑がパック!の『夏ノ夜ノ夢』を日生劇場へ観に行った。うーん....とにかく松緑は頑張ってたよ。明石家さんまの往年の某キャラみたいな扮装、じゃなくて衣装だったけどホント頑張ってたよ...。しかし今までいろんな演出の『真夏の夜の夢』を観てきたけれども、もっと面白い話だったハズ!って気がしたのは否めない。ま、ヘレナ(サトエリ)もハーミア(保田圭)も可愛かったし、辰巳くんはもっと可愛かったし、勝手に楽しんだので良しとしましょう。とりあえずブームは続く模様。

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2006年3月 4日 (土)

三月大歌舞伎

三月大歌舞伎の初日、夜の部を観に行く。昼の部から続けて観劇のカブキチ友カッパによるとどうやら昼は結構華やかだったらしいが、如何せん夜は地味。仁左衛門さんも愛之助も亀亀兄弟も松也くんもなし。家橘ちゃんも権一も左十次郎さんもなし...嗚呼。でもいいの。なんとなれば夜の部は菊之助がいるから。ふふん。つうわけで富十郎さんとの『二人椀久』、神々しいばかりの美しさにしばしば気を失いそうな至福の30分であった。最近の若い子は綺麗とか可愛いとか素敵なものを表して”やばい”っつう言葉を使うらしいが、菊が舞台に登場した時うっかり”やばい”と思ってしまったよ。そんなにも”やばい”夢の女でありました。富十郎さんの含み笑いにも少々やられる。『近頃河原の達引』は猿廻し我當さんとこのおさる二匹がグッド。『筆屋幸兵衛』は翫雀さんのご長男・壱太郎くんがグッド。そして更にグッドは五月團菊祭の演目でありますの。菊之助の保名って、ダイジョブなんでしょうかと思いつつスーパー楽しみ。お金貯めよう(←書いてみた)。

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2006年2月22日 (水)

『ヨイショ!の神様』

新橋演舞場へ『ヨイショ!の神様』を観に行く。勘三郎×藤山直美ちゃんの、”浅草パラダイス”テイストの喜劇はもうすっかりお馴染みの...と言った味わい。ストーリーはともかく、全篇とにかく何も考えずに笑えるのが良いところです。波乃久里子ちゃんや柄本明さんの濃い常連に加えて、今回は誠にナイスなバディの小池栄子さん、何故か女子の心をそっと掴んでしまうという?火野正平も登場。案の定どこかほっとけない系の火野正平にやられ、押尾学程度じゃあ”平成の火野正平”とは言わせんぞ、ときっぱり思うおさるであった。

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2006年2月21日 (火)

写真を買いに

活字ジャンキーの友人たちと銀座で飲むことになったので、ついでに歌舞伎座で今月の写真(ブロマイドっつうんですか)を買ってきた。歌舞伎座は上演中に限ってチケットなしでも売店に入ることが出来ると聞いていたのだが、実際行ったのは初めて。受け付けで渡されたやや恥かしい札を首から下げ、舞台写真を吟味&吟味。二人道成寺の写真がたーくさん出ていたのでとっても迷う。結局、菊&玉さんの二人写真を二枚と菊ソロを二枚購入。すこぶる満足。こんなことも出来るんだ!って知ってしまったので、半ば過ぎには毎月行ってみちゃいそうでコワイわ。

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2006年2月11日 (土)

二月大歌舞伎・昼の部

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初午なので会社休んで歌舞伎座へ二月大歌舞伎昼の部を観に行く。会社、休み過ぎだ!しかし悔いのない道楽人生を貫く為にはいたしかたあるまい。ふふん。で、何故初午かと言うと、京都伏見稲荷神社に神様が降りたと言われるこの日は歌舞伎座の敷地内にあるお稲荷さんにもお参りが出来るのであります。つうことをカブキチの友人カッパがどこからか調べてきてチケットの手配をしてくれたわけで。いつもながら面白そうな行事に鼻がきいて段取りのいい天晴れカッパである。参詣後、紅白のお餅が入ったお汁粉が振舞われ、お神酒も頂けた。二月には恒例らしい地口行灯と言うものが場内に吊るされて雰囲気もあり、全体的にイイね二月!と言った按配である。

さてわたくしの本日一番のお目当て演目は、菊之助&橋之助の「お染久松」。言わずもがなだが菊はやっぱりかわゆらしい。あと芝翫の後見をやっていた芝のぶちゃんがすこぶる凛々しくて、芝翫ソロ時はつい芝のぶちゃんばっかし観ちゃったわけさ...。「幡随長兵衛」も武士の癖になんじゃ!っつう業腹な話であったが、吉右衛門さんのかっちょいい侠客にしびれるね。登場人物が多いとすこぶる嬉しいので、話はともかく、観ているのがとても楽しかった長兵衛であった。

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2006年2月 4日 (土)

二月大歌舞伎

一月の褌祭(そんな興行はありません)の興奮もさめやらぬまま、歌舞伎座へ二月大歌舞伎夜の部を観に行く。カブキチの友人カッパが、豆まきを見たいということで節分にチケットをとってくれたもの。謝々。まずは「石切梶原」、いいもんの方の皆さんの並びが見目麗しくて良い。特に先月の国立から大谷桂三さんを応援することを心に決めたので、重点的に凝視しておく。石切後の休憩時間に豆まき。紋付袴姿の役者さんたちが舞台の上から大入り袋に入った豆をまいた。わしらの席は三階だったので、見物に専念できてそれはそれで楽しい。三階席にも松竹の方?が豆まき。で、頂きました。謝々。「二人道成寺」はお待ちかね、奇跡のような美しさの玉菊!初演の時はなぜか見ているこっちが緊張したのだが、今回は余裕をもって鑑賞できたのは菊の成長なのでしょうか。いつまでもいつまでも見ていたい道成寺であることだよ。最後の「人情噺小判一両」は、気持ちはわからないでもないが後味の悪い話...でも家橘&右之助のキュート女子コンビでチャラ。何故にチャラ??あと男寅ちゃんがすこぶる可愛い。子役に興味のないわたくしの心をも鷲掴み。誰に似たんだ男寅。
mame

        
     歌舞伎座のマーク輝く大入り袋。豆入り。→
     

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2006年1月28日 (土)

『曽我梅菊念力弦』

会社休んで国立劇場に『曽我梅菊念力弦』を観に行く。今年初めての菊之助...初菊であります。芸妓の名前みたいっすね。わたくしが芸妓になったら初菊という名で出たいです。それはさておき、今年も菊之助は美しかったさ。美しさの限界に挑戦!的な。かどわかされそうになったり、帯をくるくるほどかれて「あーれー」みたいなことになってたり、團蔵さんに蹴らた上に縛られたりして、各方面?にも喜ばれること請け合いの大サービスぶり。そんな鑑賞は間違ってますか。あと流石に菊五郎劇団、三階さん大活躍でマニアには嬉しい褌祭であった。それも間違ってますか。何と言っても大詰めの立ち回りは圧巻で、キメる度におばちゃん涙がでちゃったわ。新春お祝い的なまき手拭いでは隣にいた友人カッパが手拭いをキャッチして、本当に春から縁起の良い感じであったことだよ。
tenugui


これがその手拭い。戌という字がデザインされてます。
オツだぬ。1日100本まいてたそうだ。

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2006年1月 9日 (月)

新春大歌舞伎

カブキチの友人カッパと共に”成人式に間違われないかしら”といらぬ心配をしつつ、着物で歌舞伎にゴー。鴈治郎改め坂田藤十郎の襲名披露公演であります。今、歌舞伎座の前には妙に艶めかしい藤十郎はんの巨大パネルが飾られているので要チェック!拝むと長生きできそうな有難味。昼の部は5演目、藤十郎はんは大活躍で2演目に出演。多いわ!しかし若いわ。いちいち感心する次第である。「曽根崎心中」では久しぶりに歌舞伎座でぐっすり寝ちゃったとこもあったけれども、梅玉さんと時蔵さんのお正月っぽい踊り「鶴寿千歳」や、扇雀さん&福さんの美しい踊り「万才」なんかがとっても見ごたえアリで2006年の目出度い幕開けとなりました。襲名グッズ、ポンピン堂手拭いなどをまたまた買い込み、新春大散財会でもあった。くーっ。kabukiza

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2005年12月29日 (木)

松助さん

26日に歌舞伎役者の尾上松助さんが亡くなった。シブイどころからコミカルな役柄まできっちり演じる味わい深い役者さんで、菊五郎劇団には欠かせない存在だった。私は歌舞伎を見始めてまだ数年だけれど、短い観劇生活の中でも松助さんの幅広く魅力的な演技は、沢山心に残っている。ご長男の松也くんと一緒に帰る姿も何度かお見掛けしたことがあり、優しいお父さんな感じもなんだか良かった。11月の児雷也で久しぶりに舞台に復帰、嗚呼病気も治られたのね、嬉しい!と思っていたところだったので本当にショック。あれが最後の舞台だったなんて...後から後悔しないように、これからは一期一会の心持で芝居も観ないとあかんな、と思う師走だ。これは芝居鑑賞に限ったことではないが。そしてこれからもずっとずっと、松也くんやお弟子さんの松五郎さんたちを(そっと)応援していこうと思う所存です。

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2005年12月24日 (土)

十二月大歌舞伎

歌舞伎座にて十二月大歌舞伎の夜の部を観劇。同行のカッパのご学友・U-さんに”トゥーマッチ”(!)と評された福助ねえさんの「重の井」、新演出が面白い(らしい)&すこぶる美しい玉三郎さんの「船弁慶」、勘三郎さんの殿が実におっかしい忠臣蔵外伝的「松浦の太鼓」と、バランスのとれた三本立てで今年は締め。何故今!?な、海老蔵のストラップなど諸々のお買物も休憩時間ごとに楽しみ、ほんとに道楽ってイイね!と横山剣さんでまとめてみた年の瀬であった。来年も果てるまで道楽じゃ。

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2005年12月 3日 (土)

三谷幸喜の『12人の優しい日本人』

チケット取れない難易度ウルトラA、三谷幸喜作・演出の『12人の優しい日本人』をパルコ劇場へ有難く観に行った。何しろ三谷幸喜、何しろ豪華芸達者キャスト、何しろ9000円。買ってないけどパンフレットは1800円(高すぎ)。これでつまんなかったら怒るでしかし、とやっさんですごんでみせるまでもなく、125分ずっとずっと笑いっぱなし!笑い疲れ!でも爽快!こんなに笑ったのは久しぶりかもーと寂しいことも言っちゃうよ。なんもかんもうまく出来ていたさ。役者もそれぞれ持ち味がジャスト生かされている感じで素晴らしかったさ。筒井道隆の誰にも真似できない変てこな間、生瀬くんの眼が落ちんばかりの熱演、イヤミな役がうますぎるコヒさん、温水洋一の全てなど、12人の色々を暫く反芻してつまんない時もひとり笑おう。

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2005年11月27日 (日)

『児雷也豪傑譚話』千穐楽

『児雷也豪傑譚話』も今日で最後。ううう寂しい。千穐楽にふさわしく本日は一等席!花道真横です。チュウできそうなほどに近い距離での菊之助鑑賞に、何度も死にそうになる。大詰めの立ち回りもむのすごい迫力!太鼓中心の音楽はストレートに腹にきたし、花道できるトンボ(by咲十郎)や松緑VS菊の対決も近すぎて怖いくらい。但し宙乗りは三階席のほうがようく見えた。両パターンを堪能できたのでホント悔いなし。楽しい11月だったなあ。

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2005年11月21日 (月)

『児雷也豪傑譚話』再び

再び新橋演舞場へ『児雷也豪傑譚話』を観に行った。本日も三階席で菊の宙乗りを間近に鑑賞。うふうふ。何度観ても楽しいっす。今日は芝雀さんの場面で少々寝ちゃったけどネ☆筋書きに写真も入り、ブロマイドも売っていたので大枚はたく。もう一回観られるじゃん、って額だが、かたちに残るものも大事なので...と言い訳しつつブロマイド追加。今週末でもう終わっちゃうのかあ。寂しいのう。

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2005年11月17日 (木)

天晴れ鷹之資と映画『春の雪』

カブキチの友人カッパと供に歌舞伎座の夜の部幕見。富十郎さんとこのご長男・大ちゃんが初代鷹之資を名乗って大活躍するという『鞍馬山誉鷹』を観る。6歳っすよ6歳。なのにあのいっぱしな貫禄はたいしたものですわ。ものごっつちっちゃい牛若丸の立派な立ち回りに大拍手。その後、映画館へ移動して『春の雪』を観たが。うーんSHINOBIを越えちゃったか。長いし、ぐたぐた。良い所もあっただけに(大楠道代とか岸田キョンキョンとかインテリアとか着物とか)残念な結果です。小説と映画は別もので楽しめば良いのだろうが、それが出来ないほどに思い入れのある小説なので怒りもひとしお。憂国忌におまえら全員切腹ね。と暴言のひとつも吐かせてくれい。

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2005年11月 4日 (金)

児雷也豪傑譚話

待ってました児雷也!っつうわけで御園座、南座と大成功をおさめた(←多分)児雷也豪傑譚話がやっと東京にやってきました。本日はカブキチのカッパとともに着物で張り切って新橋演舞場へ。席は3階のお安い席ではあるが、今回は3階も捨てたもんじゃないのだ。なぜにゃらば菊之助の宙乗りがあるからなのだ。宙乗りは3階に着地するのね。着地点は見えないんだけどかなり近くまで飛んでくるんですわ。うはうは。もう何回か観ているので話は知っているが、新しい発見もあったりしてやっぱり熱狂したよ児雷也。特に大詰めの場面がほんとにスゴイ!スピード迫力派手さかっちょよさと何拍子も揃っちゃってもうどこに注目すればいいのかわからんほどよ。主役の3人は勿論のこと、3階さんたちの華麗な立ち回りも菊五郎劇団音楽部も超シブイ。嗚呼また観たいな!まあ観るんですけどネ。おかげで今月は赤貧だが、我が道楽人生に悔いはなし...

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2005年10月27日 (木)

芸術祭十月大歌舞伎

久々の歌舞伎座でーす。本日千穐楽の夜の部を観た。笑いアリ感動アリ玉三郎アリ菊アリの、実に濃く美しい数時間であった。じいいいん。そして歌舞伎座で鴈治郎として演じるのは最後だったらしく、『河庄』終演後に鴈治郎はんの一人カーテンコール&ご挨拶があって感激。まだまだ生きるよ~、って感じの力強い挨拶であった。あやかりたいっす。

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2005年9月 4日 (日)

海老蔵襲名披露公演・大津篇

カブキチの友人カッパと供に二泊三日で大津へ行ってきた。琵琶湖ホールにて行われる、海老蔵襲名披露公演を観劇の為。何も琵琶湖まで行かずとも....つう意見もありそうだが、すこぶる楽しかったので俺たち的にはオールオッケー!琵琶湖のほとりのびわこホテルは温泉アリで快適だったし、久々に見仏した比叡山延暦寺、石山寺、三井寺全て圧巻で、イイネ滋賀県!といった按配だった。カッパのお知り合いのお陰で席は一番前のかぶりつき、ものごっつ至近距離でこっちがハズかしくなる程でありました。團様お休みで寂しかったけれど、頑張ってたぞ海老蔵。新七さんが超素敵。最終日は京都に出て旨いランチと買物三昧で、もう一銭も残っていません的な。9月は静かに暮らしますわ。ほんとか。

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2005年8月28日 (日)

『八月納涼歌舞伎』再び

八月の歌舞伎座は三部構成で、本日は二部を観に行ってきた。カブキチの友人カッパのお陰で前から二列目のすこぶる良いお席、幕開けから芝のぶちゃんが至近距離!嗚呼一等席って素敵。案外綺麗な勘太郎・七之助兄弟や勘三郎の世にもいぢわるなおばちゃん、三津五郎のあぶないキレ加減の演技等々を堪能し、最後は大工祭でおなか一杯。やっぱり歌舞伎は、出てくるだけでおおって思う御曹司の存在も大事だけど、後ろで座っている中居さんや主役にばったばったと派手に倒される男衆も相当大事、としみじみ思う暑い一日であった。

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2005年8月21日 (日)

稚魚の会・歌舞伎会合同公演

8月のお楽しみ!『第11回稚魚の会・歌舞伎会合同公演』を観に行ってきた。毎年数日間だけ、国立劇場にて歌舞伎俳優研修所の修了生等が行う研修公演っていうんですか。所謂三階さんが本日ばかりは主役を張るのである。たまにはこんな晴れ姿もかっちょいい!っつうことで、カブキチの友人カッパと二人して昼夜通して観劇。いやあ楽しかったっす。去年よりも沢山の役者さんを覚えていたので楽しみ倍増。そして今年もナイスガイやキュートガール(女形)を沢山発掘したので更に楽しくなること間違いなし!嗚呼忙しい。そんな忙しさも嬉しくてしょうがない道楽バカ二名であった。ちなみにわたくしの今回のいちおしは魔性の女形・坂東翔太。めっさ可愛いのよー。

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2005年8月11日 (木)

八月納涼歌舞伎

夏休み初日でーす。友人のカッパと浴衣で上野の国立西洋美術館『ドレスデン国立美術館展』に行く。ドイツロマン派のフリードリッヒが大好きで、沢山見られるかと踏んでいたのだが、案外少なくてややガッカリ。ものごっつ混んでたし。でも常設がなかなか見ごたえあったので良しとします。偉そう。
その後納涼歌舞伎の第三部を観に歌舞伎座へ。串田和美演出の法界坊でかなりの盛り上がり!初日の為かカーテンコールあり、観客は大喜びでスタンディングオベーション...アツい一日の締めくくりにはぴったりであった。わたくしは出待ちで芝のぶちゃんの笑顔を見て大層シアワセ。芝のぶちゃんは女子だね、と再確認しました。

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2005年8月10日 (水)

『もとの黙阿弥』

井上ひさし作の芝居『もとの黙阿弥』を新橋演舞場へ観に行った。明治の浅草を舞台にした喜劇、でも結末はある意味コワイ。とってもブラック。そこに至るまではとにかく笑えた。特に筒井道隆のボケ方というかズレ方というか、他の追随を許さない天然ぶりには唸ったわ。しばらく彼のことを思い出して笑えそうだわ。マイナーネタだが、元自由劇場の役者さんが二人出ていた事がすこぶる嬉しかった。こんなところに...的な喜び。ところで演舞場はリニューアルしたばかり、確かにキレイになっていたが何故三階までエスカレーターを作らなかったのか疑問と不満は残るね。松竹め。

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2005年8月 1日 (月)

『NINAGAWA 十二夜』ふたたび

本日歌舞伎座千穐楽!つうわけでまたまた『NINAGAWA十二夜』へ行ってきた。カブキチの友人カッパと二人して着物で一等席。どちらかを息子の嫁に...と菊五郎さんに言われたらどうしようと、いらぬ心配をしつつ(バカバカ)。にしても近くで見る舞台はやっぱり良いなあ。幕開けの蜷川的美術も知ってるハズなのにびっくりするくらい美しかったし、表情や細かい所作、三階さんのお顔もとってもよく見えていちいちわくわくであります。菊之助も心なしか初日よりずっと上手くなっていた気が。演じ分けもより顕著でありながら自然で、特に男装の女子時の押し隠した心情を吐露する場面なんて愛おしさにぐっときた。亀治郎の麻阿もかなりパワーアップしてたさ。千穐楽で疲れてるだろうに、楽屋口で待っていた大勢のファンひとりひとりにサインやら写真やら応じていた菊にまたちょっと感動。博多の時よりもほっそりして美人度5割増な菊は、わしらに向かって艶然と微笑み会釈をしつつ去って行ったのでした。

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2005年7月 9日 (土)

『キレイ』

松尾スズキのミュージカル『キレイ』を観に行ってきた。奥菜恵がケガレ役だった初演に行っているので芝居としては二度目であるからか、諸々のオドロキも中くらい。嗚呼これが”すれる”ってことなのかしら。今回はモー子こと酒井若菜が体調不良で降板し、代打鈴木蘭々つういきなりな配役にホントどうよ!?と危惧しておったが、結果的には蘭々オッケー!だったよ。あれだけの変な歌を短い期間に覚えて歌うのは無理と思ってたのに。わしにやらせろ(何しろサントラを繰り返し聞いたので全部歌える)と豪語していたが、蘭々で良しと言う結果に落ち着いた。そんな何様的なところも含めて楽しめた『キレイ』。やっぱり好き。

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2005年7月 8日 (金)

『NINAGAWA 十二夜』

七夕の日に菊様にお会いできるなんて。と目をうるうるさせて歌舞伎座へ赴く。七月大歌舞伎は、蜷川っちなんて気軽に呼べない世界のNINAGAWA演出のシェークスピアモノ『十二夜』で大冒険っす。菊之助が双子の男女二役を演じておるのも話題です。本日初日で蜷川っち(って呼んでるじゃん)も菊ママ・冨司純子さんもいらした。見る前は、蜷川さんの作る芝居は好きだけど歌舞伎はどうなのと正直心配だったりもした。しかし舞台美術こそ独特ではありましたが、意外にいい意味で蜷川色を抑えた風、結構歌舞伎だった。”男子のふりをしている姫”を演じている時の菊にちょっと倒錯した”萌え”を覚えました。イケナイ鑑賞法か。その後出待ちで権一さん(ナイスなおじいちゃん)などを見てすこぶる嬉しかった。初日の為かスーツ着用の方が多く(松緑以外)、誠に素敵。そんな七夕。

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2005年6月21日 (火)

海老蔵襲名披露公演@博多座

カブキチの友人カッパと二泊三日で博多に行ってきた。博多座の隣のホテルオークラ(すこぶる便利)に泊まったので、ほとんどこの近辺で過した。こんな狭い範囲で行動した割には面白きことが次から次へとあって、全く飽きない滞在であった。正に”よか街福岡、エキサイ都”(by福岡観光コンベンションビューロー)!ははは。初めての旅先自力着付けもカッパに手伝ってもらいなんとかつつがなく成功。それぞれの演目も全部良くって大興奮だったし、カッパは海老蔵に、わたくしは菊之助にサインを貰って有頂天。もう俺らのリヤルが何なのかさっぱりわからなくなっとるとです。会社ぁ?知らんわ。的な。

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2005年6月18日 (土)

『ミザリー』

コヒさんこと小日向文世さんと渡辺えり子ちゃんの二人芝居『ミザリー』を観に行った。コワイんだろうなーとは漠然と思っていたけども、そんな大甘な予想を遙に超えて怖かったのである。えり子ちゃんのこと大好きなのに、あまりに怖くて嫌いになってた程に。久しぶりに生のコヒさんを見たけれど、やっぱりあの声の良さは舞台が似合うと再確認。コヒさんは元々二枚目なんよ!とこれまた再確認。本日はTBSの磯山P(クドカンドラマを作った偉大なるプロデューサー)とローズねえさんこと森下愛子さんが来ていた。貴女の作るドラマは最高です!と心の中で声をかけてみたりなんかして。てへ。

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