2011年8月16日 (火)

第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

日曜日のことですが、友人カッパと第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演(A班)を観に行った。「寿曽我対面」は人が沢山出て華やかなので好き。それぞれの一所懸命さが大層好感でした。この公演はそーゆうところが楽しみだ。化粧坂の少将役の京屋シスターズ・京由がものごっつ可愛かった...。「一條大蔵譚」、澤瀉屋さんの若い衆は何か貫禄。ここでも京屋シスターズ・京珠がものごっつ可愛かった...。アンド思いがけず久しぶりに蔵太夫が観られて嬉しい☆美しい声を堪能、やっぱり素敵。「戻駕色相肩」、新十郎さんと升一さんのコンビで危なげなくうまいー。そこにまたまた可憐な京由。絵になるぜ、なんて思っていると、ええっ、そうなん!?的などんでん返しのラストに吃驚。うーん、すげえ話だ。歌舞伎恐るべし、と思ったのは256回目くらいか。

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2011年8月 1日 (月)

菊さまの「祈り」のこと

8月1日は菊之助さんのお誕生日☆毎年ィヨコハマでは盛大に花火をあげてバースデーを祝うのだが(ちょっと嘘)、今年は17日にやるようだ。なんでだ。それはさておき、先月、菊企画&出演のチャリティー舞踊公演「祈り」に行ってきたことを今更ながら書き留めておきます。天才・右近ちゃんによるちょっと貫禄すら醸す「子守」と、菊さまの「うかれ坊主」「藤娘」。「うかれ坊主」は素人目にもムツカシイ踊りなんだろうなーという感想。おもしろな顔になっているハズなのに、どうしても品のよさが隠せず...同好の士とともに、上品すぎる菊の今後を話し合う(どうでもいいっすね)。「藤娘」、勿論見た目がかわゆらしいんだけど、ややもすると熟女のような艶っぽさが。あれはなんだ?しかし至近距離で菊をめでることができて、んもうシアワセ。そして少しでも復興のお役にたてるというのも嬉しい。わしら観客が入場する時にお出迎えしてくださった菊を見て、なんとなくノブレス・オブリージュという言葉を思い出したよ。貴族か。

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2011年7月 4日 (月)

コクーン歌舞伎「盟三五大切」

一週間前の話で恐縮ですが、コクーン歌舞伎「盟三五大切」を観に行った。今年はコクーン歌舞伎に菊之助が初登場!友人カッパが取ってくれたいっとう前のお席で期待に打ち震える菊バカちゃんの俺様であった。この演目は何度か観ているハズなのだが、あまりにも皮肉な運命の絡み合いみたいなものに、いつも驚くと同時にやりきれなくなってしまうのであります。しかしこんなにも感極まったラストは初めてかも...。ほとんどの登場人物たちが、主人のために良かれと思ってやったことがこんな悲惨な結末を導いてしまうなんて。嗚呼。そーゆうことの全てに泣けて仕方がなかった。なんすかねーもうトシなんすかねー?涙もろくていけねえや。最後に少しだけ登場した勘三郎さんの姿が嬉しかった。菊ちゃんもまた大きくなっていたよ(演技も、体格も)!やっぱりコクーン歌舞伎は独特の面白さがあるなあ。やるじゃんサム、と往年の自由劇場ファンである我々は若干上から目線で反芻しつつ、いつも通りビールで乾杯したのであった。

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2011年5月16日 (月)

五月花形歌舞伎・夜の部

連休も終わって、一週間腑抜けてました。毎日お酒も飲まずに帰宅...なんか疲れた。トシか。つつじが眩しすぎてツライ。
つうわけでもう先週日曜日のことになりますが、またまた友人カッパにお誘い頂き五月花形歌舞伎夜の部を観に明治座へ行ってきた。通し狂言の「牡丹燈籠」、勘太郎の声があまりにも勘三郎さんに似てきて吃驚。そしてうまい。七くんの悋気、けなげさ、ほんとにかわゆらしくて唸る。悪い男をやるときの染五郎はとにかくめっぽうヒドイんだけど、そこがかっちょいいんだよなあー。俺、こーゆう男に弱いかもなー。だめんず。亀蔵さんがお酒を飲んでいい気分になるのを観て、終演後はやはり日本酒かと密かに思う。途中笑かしてもらったところもあったけど、やっぱり”怪談”っつうことで最後は悲惨でこわーい感じで幕、しかい次の「高杯」が楽しい演目なので晴れ晴れと終わるのがイイ。勘太郎の酔っ払いぶりを見て、やはり本日は日本酒かと更に思う。カッパも同感だったらしく、終演後は日本酒で乾杯。いい芝居とおいしいお酒、サイコーっすね。

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2011年5月 6日 (金)

『たいこどんどん』@シアターコクーン

連休中、友人カッパにお誘い頂き、『たいこどんどん』つう芝居を観に行った。井上ひさし作・蜷川幸雄演出で、日本橋の薬種問屋の若旦那(中村橋之助)と吉原のたいこもち(古田新太)の数奇な運命を描いた、上演時間4時間近い大作であります。江戸で楽しく人生を謳歌していた二人が、ひょんなことから流れ流れてみちのくへ、波乱万丈浮き沈み。場面が変わる度に、次は二人がどんな風になって登場するのかだんだん楽しみのような怖いような気持ちになってくる。だって落とされるときにはとことん落とされるのですもの....ひどい、と声に出しそうに。あまりにもひどいめに合うので(特に新太ちん)、一体何のためにこんな芝居を書いたのかとか、この芝居で何を訴えたいのかとかそんなことにまで思いをはせてしまった。俺そーゆうことはあんまり考えない方なんすけどね。しかして最後のシーンにたどり着いた時、なんでか!なんでか感極まってしまった。がんばろう日本、て言うのも勿論わかるんだけど、この絶望と希望を抱えて更に立ち上がってみることに言葉にならねえほんとうが見えた気がして、涙がちょっと流れてしまったのであった。新太ちんの幇間、良かったよー。しゃべり倒して熱演だった。橋之助の若旦那は筋金入り。いいコンビでした。

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2011年5月 2日 (月)

三谷幸喜『国民の映画』

いつの間にかゴールデンウィークですが皆様いかがお過ごしですか。おさるはあいかーらず飲酒読書炬燵寝(まだ出してんのか)のエンドレスループです。どんどん駄目になっていく感じデス☆

そういえば先週の土曜日、三谷幸喜作・演出の芝居『国民の映画』を観に行った。ざっくり言うと、ヒトラーの時代のドイツを舞台に、ナチの宣伝大臣ゲッペルスと映画関係者たちとの一夜を描いた芝居。とにかく濃くて見応えがあって諸々考えさせられる芝居だったので、一週間ほど熟成させてしまったよ...。出演者からして磐石の顔ぶれ!もうどこをみていいのかわかんない贅沢なキャスト。しかし私は生・風間杜夫を拝見できたのがめっさ嬉しかった!銀ちゃんや村沢教官、白虎隊の松平容保様時代からかなり好きだったのね☆てへ。ふんとに素敵でした。にしても話は薄ら怖かった。明らかにおかしいこと変なことが、いつのまにかおかしい、変だと言えなくなっている状況や、それに慣れてしまうことあるいは慣れたふりをしてしまううちに何も感じなくなってしまうこと、そんな怖さ。今はわかってる、でも彼らのような状況に置かれた時に自分がどうなるのか、考えるとほんとうに怖い。

ところでこの日の劇場は、たぶん今年できたばかりの神奈川芸術劇場。県民ホールのすぐ近くにあって、この立派な箱物ほんとに必要ですか?と少し思う。おまけにキャパの割にはトイレの数が少なすぎ。利用する人のことをちゃんとお考えですか?と最近うるさい俺の中のレンホーがぎゃんぎゃん。でもまあ作ってしまったんだし、これからもいい芝居をどんどんかけて頂きたいと神奈川県民は思うよ。

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2011年1月30日 (日)

初春歌舞伎公演「四天王御江戸鏑」

そういえば一週間経ってしまったけれど、先週の日曜日は国立劇場へ初春歌舞伎公演「四天王御江戸鏑」を観に行った。毎年恒例の菊五郎劇団祭です!200年ぶりの復活という演目らしいが、そうゆうものを発掘してかけるという菊五郎さんのチャレンジャー精神はすごいなあと思う。面白いかどうかっていうのはまた別の問題なんすけどね☆話がちょい込み入ってるんだけど、菊ちゃんの妖艶な宙乗りとか、スペクタクル土蜘蛛とか、大立ち回りとか、見所は満載。今年も撒かれた手ぬぐいは頂けませんでした。まあそんなもんか。
終演後は友人カッパと新年会(またか)。天才・右近ちゃんの今後継ぐべき大名跡の話など、頼まれもしない梨園コンサルティング会議をしながら飲むお酒は大層旨いっす。今年もこんな感じの観劇道楽を目指したい。

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2011年1月15日 (土)

『十二夜』再び

金曜の夜、またまたシアターコクーンへ『十二夜』を観に行く。実は先日観た折にはあんまり乗れなかったのですが、今回はなんだか楽しめた!わたくしにとって串田芝居は二度目からか?まああれから10日ほど経っているので練られたっていうのもあるのかしら。冗長的に思われた歌や見世物小屋的なシーンなんかも、あやしげで浮かれぽんちで時々心もとないほどに胸がつまって、ごちゃごちゃした感じがうまいこと転がっていた気がします。えー褒めすぎ?シザーリオ(男子に扮した実は女子の松たか子)にあけっぴろげに恋するりょうさんがほんとにかわゆらしい。恋心を隠しつつ、時に乙女がほとばしっちゃうシザーリオもいとおしい。元劇団四季の人(石丸幹二)、シザーリオが骨抜きになるのも致し方なしな説得力のあるかっちょ良さ!二枚目の上に歌もサックスもうまくて、劇団四季ってすごいんですね、と今更ながら感嘆する。元自由劇場の面々は全員大好き!これはもうえこひいき。去年から大森さんや小西さんを沢山観られてほんとうに嬉しい。しかも皆が一緒にいるのが、それだけで嬉しい。

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2011年1月11日 (火)

浅草歌舞伎・第二部

成人の日は友人カッパと浅草。もうすっかり成人のおかん世代だなー、と振袖姿の娘さんたちに目を細めつつ、せっかくなので浅草寺で初詣。茶色くて揚げたもの(揚げ饅頭)を買って浅草公会堂へ。わたくし、案外初めての浅草歌舞伎なんですの。若手のチャレンジャー公演かと思ってましたら、中堅どころの磐石な舞台だったので吃驚。すみません。特に亀治郎のパワフルで楽しそうな芝居に惹きつけられた。早替りも楽屋落ち的なお笑いも水入りも全部かっさらって亀治郎祭。すげえ。個人的には「壺坂霊験記」で蔵太夫さんを拝見できたのがすこぶる嬉しかった☆年始早々シアワセ。うふ。終演後は茶色くて揚げたもの(天ぷら蕎麦)とビールでささやかな新年会。E蔵さんのこと(何故かイニシャルトーク)や今後の観劇計画などについて語り合う。嗚呼道楽っていいなー。呑気。

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2011年1月10日 (月)

『十二夜』@シアターコクーン

観劇初めは串田さん演出の『十二夜』。先週のことですが。松たか子が一人二役で話題だが、我々往年の自由劇場ファンにとっては元自由劇場の面々による公演っていう位置付け。つうわけで同じく自由劇場バカの友人カッパと張り切って観劇。船の遭難で離れ離れになった双子の兄妹の周りで、片思いやらいたずらやら様々な思いがこんがらがっていく、みたいな話。舞台は全体的に見世物小屋的な、大道芸的な、ティンゲル・タンゲル的な、串田さんが好きそうな感じー。リアルと夢うつつの境がわからない、不思議な世界に時々こちらも夢うつつに...。デティールにこりすぎて、どおおんと引っ張る力強さがなくって惜しいみたいな?あ、串田ワールド好きなんですけどネ☆りょうさん綺麗。いいなあ!ああゆうスレンダー美人。しかし荻野目慶子さんはなんつうかすごかった。何もヤバいことはしていないのにちょっとヤバい雰囲気濃厚で目が離せない。でもすこぶるかわゆらしい。何だあの人。松たか子はそつなくうまい。終盤の二役ぶりはある意味新鮮!まさかのそんな手か。実はシェークスピアの『十二夜』は、菊ちゃんが歌舞伎でやったのしか観たことがないおさる。いちいち、この役は團蔵さん、この役は亀治郎ねとかカッパと確認するのが楽しかった。変な観劇方法だが、これもシェークスピア芝居の醍醐味か。とかテキトーなまとめでドロンします。

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