2009年12月14日 (月)

南座反芻

Minamiza一週間たってしまいましたが、先週の月曜日は京都南座にて吉例顔見世興行・東西合同大歌舞伎・夜の部を観た。嗚呼良かったなあ。この一週間ずっとだらだら南座のことを反芻していた。やはり「助六」見応えありました!仁左衛門さんの助六に玉さんの揚巻、菊さんの白玉...夢のような美しさ。翫雀さんの通人のいやみのないおかしみや端々までうまいこと、白酒売新兵衛の藤十郎さんのすっとぼけたはずしぶりやめっさ若いことにも吃驚。いちいち面白かったなあ。改めて歌舞伎ってスゴイ!!って思った。この先も何度も何度も驚かせてくれるに違いない、と思うとわくわくする。正直一等25000円て...と思ったが、「石橋」終わった後では全然高くなーい!ともう納得のプライス。しかし今回、翫雀さんに心奪われたわ。翫雀ブームがわしらの中でカクジツにきています。

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2009年11月24日 (火)

新橋演舞場 花形歌舞伎・昼の部

勤労感謝の日、新橋演舞場へ花形歌舞伎・昼の部を観に行ってきた。「盟三五大切」の通し、コクーン歌舞伎で観たことがあるなーくらいの認知度でわたくしにとっては諸々新鮮!忠臣蔵とも関わっていたのですねえ。何といいますか、すげえ話だった。菊さんの三五郎、眼張りばっちりの色男ざんす!朝日新聞の評では”如何せん草食系男子”的なことを書かれていたけれど、そうでもなかったよ。そこそこギラついてました。小万の亀治郎は流石にいろっぺえ。松也くんが松助さんぽい幇間をやっていて、感無量でした。がんばれ。「弥生の花 浅草祭」は松禄と愛之助が魅せるガチの舞踊。善玉悪玉の踊りって面白いんだけど、ムツカシイのだなあとしみじみ思う。お二人ともうまいのに、さほど合ってはいない感じ?この踊りを見るといつも稚魚の会で踊った佐字郎さんを思い出すわたくしである。

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2009年11月 8日 (日)

新橋演舞場 花形歌舞伎・夜の部

絶不調。信頼していた人から諸々否定され、しばらく立ち直れそうもないくらいに落ちた。考えると辛いので、一日中ひたすらぼーっとテレビを見ていた。お酒すら飲まずに。テレビってすごいなあ。これ見続けたらほんと何も考えないバカになれるね。今の私には有難いが、完全に現実逃避。まあ弱音はこれくらいにして。
文化の日のことですが、新橋演舞場へ花形歌舞伎・夜の部を観に行った。もうずいぶん前のことみたい...嗚呼花形歌舞伎はやっぱり楽しい!「三人吉三」、お嬢もお坊も和尚もスバラシ!お嬢吉三・菊の、「月も朧に白魚の...」のとこもしびれました。若い世代の勢いのある感じも嬉しいけれど、一人いぶし銀の歌六さんがまたシブイ、かっちょいい。全てが権一さんに託されるのも感無量であった。権一、頑張れ!と手に汗握りながら応援。「鬼揃紅葉狩」は何といいますか、面白かったなあ。コーフンした。亀治郎の鬼がふんとにスゴイんだけど、とにかく揃いも揃った鬼軍団にひゃあひゃあ。中でもひと際うまいうますぎる鬼一匹...沢山いるのに、しかも顔には線とか色々描いてあるのに、天才・尾上右近だけは右近ちゃんだ、と明らかにわかる!っていうことに震撼した。んもうすごかったね!と同行のカブキチさんたちと言いながら、花形歌舞伎はええなあ(海老蔵さん不在がちょっぴり残念だったケド...)と噛み締める文化の日であった。

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2009年10月26日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎・夜の部

昨日は十月大歌舞伎の千穐楽でありました。友人カッパと夜の部へ赴く。見所満載の「通し狂言 義経千本桜」、前半は播磨屋祭・後半は音羽屋祭といった感じか。「渡海屋」、女房お柳は玉さん。おお。義経は富十郎さん。おお。贅沢...。最近、四人くらいの若武者衆を隼人・尾上右近・種太郎・巳之介といった面々が凛々しく演じていることが多くてなんだかとっても嬉しくなるおばちゃんであった。吉右衛門さん知盛の壮絶な最期は圧巻。「吉野山」、菊の静御前にうっとりざんす。男子もいいけどやっぱり女子も捨てがたい。嗚呼両方イイ。「川連法眼館」では菊五郎さんの狐ぶりに色々吃驚。義経千本桜は相変わらずおちゃるにはムツカシイのですが、何度も観ているうちにもっとわかるようになるかなー。なりたいなー。飲み込みの悪いコドモか。

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2009年10月17日 (土)

「京乱噂鉤爪」@国立劇場

国立劇場へ「京乱噂鉤爪」を観に行く。まさかの?人間豹第二弾、でも副題は”人間豹の最期”なのでたぶん完結か。やはり気になる染五郎さんなので友人カッパと共に3階より観賞。今回は人間豹アンド明智は京都にいる設定。コルテオみたいな染五郎の宙乗りもあるよん!なんと梅玉さんや翫雀さんもご出演でかなりの有難味。公家役の翫雀さんは女子の染五郎にすこぶる優しくて、んもう石田純一みたい!とカッパと身悶え。今日もかわいいよ的なことをばんばん言うのです。普段男子の優しさとかは特に必要としていない俺様ではあるが、弱った心や乾いた生活に足りないのは純一なのかも...としみじみ思ったり。人間豹を観に行ったのに図らずも純一のことばかり考えてしまったわしらであった。

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2009年10月12日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎・昼の部

十月大歌舞伎・昼の部を観に行く。まずは三津五郎さんの粂寺弾正で「毛抜」、磐石の面白さ。お役によって驚くほど大きく見える三津五郎さんてすごい。團蔵さんの悪役はやっぱりええなあーとうっとり、蹴ってたもと思う。「蜘蛛の拍子舞」、玉さんの蜘蛛の精は人に非ずの美しさが怖い、でも美しい、でも怖い。だから目が離せない。嗚呼菊さん久しぶり...こちらも綺麗な源頼光。ラストは怪力の坂田金時、またもやでっかい三津五郎さんがもっていくね。あと、蜘蛛の糸がしゃーっと出ると、OH!KABUKI!とか外国人モード?で思っちゃって嬉しくなるね。「河庄」はもう終始藤十郎さんに釘付けですよー。何とも言えないおかしみとリズムのある上方のしゃべりはわしらを惹きつけてやまないのであった。たまらん。最後の「音羽嶽だんまり」は、松禄さんのご子息・大河くんの初お目得でゴージャスな面子が揃い踏み。巳吉先生のソロ三味線もあるよん☆華やかな感じで幕。この日は一度歌舞伎座に行ってみたい!という若い友人と一緒に赴いたのだが、彼女が歌舞伎座空間を全力で楽しんでいたのが嬉しかったよう。お若い方が伝統芸能に興味を持ってくだサルとなんだか未来は明るい気がしてくるね。つうわけでうっきうきでまた飲みすぎ。そして反省!禁酒!(無理)

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2009年9月 7日 (月)

九月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、九月大歌舞伎・夜の部を観に行った。まずは鶴屋南北「浮世柄比翼稲妻」の「鞘當」、何度か観たことがあるものの、相変わらず状況は今ひとつ掴めずすみません。でも華やかな吉原をバックにした松禄アンド染五郎イカス。今日も萌え五郎。うってかわって暗く怪しい「鈴ヶ森」は何と言っても家橘ちゃんの飛脚がかわゆらしいです。美少年・白井権八(梅玉さん)キター。そして幡随院長兵衛登場で、嗚呼幡随院長兵衛の話だったんだねと思い出す。ほんとに物忘れがひどい昨今である。おかげで日々新鮮!?次は、えーまたですかあと思わず毎回言ってしまう「勧進帳」。吉右衛門さんの富樫に幸四郎の弁慶。諸々さらっとした勧進帳である意味吃驚してずっと覚醒。高麗屋!播磨屋!と客席がとにかくむのすごい盛り上がり。皆さんお好きなんですね、勧進帳。四天王の松江さんにラブ。最後は「松竹梅湯島掛額」、思い出深く大好きな演目ですが、今日のお七ちゃんは福さんでーす。わたくしの美しい思い出を無理矢理?福色に染め換えてくださること間違いなし。紅長は吉右衛門さん、よく働くなあ。小姓吉三郎という役はおバカさんなのかとずっと思っていたけれど、錦之助吉三郎はバカには見えず。というわけでバカじゃないんだとわかる...初めて観た時のが刷り込まれているらしい(誰?)。福さんのお七ちゃんは強烈ですが、さすがに「櫓のお七」の人形ぶりなんて魅せるわーという感じ。黙っているとほんとにキレイ。勿論褒めてマス!というわけで福さん良かったけど菊のお七ちゃんと新之助(当時)の吉三郎☆が懐かしいねと友人カッパと反芻しつつ帰宅。9月の観劇はこれでおしまい。

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2009年8月26日 (水)

第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

昨日のことですが、国立劇場へ第15回稚魚の会・歌舞伎会合同公演(B班)を観に行ってきた。こちらもすっかり8月の恒例行事となっております。今回わしら的に楽しみにしていたのは『与話情浮名横櫛』、梅秋の切られ与三デスよ。彼がまだ本名だった時に演じた籐八っつあんを観て、そのうまさに唸ったのも未だ記憶に新しい気がしていたが、なんと今年は与三郎を!期待しつつも正直ちょい心配...とおばちゃんやきもきしちゃったわ。しかし、切れ長の目も凛々しい案外な(失敬)色男フェイス&二枚目ボイスでクールに熱演!心配御無用のうまさでした。こうなったらもう何年か後には梅秋のお富さんも観てみたい!と思ってしまう欲張りなわしらであった。なんつって梅秋のことばっかり書いちゃったけど、みなさん頑張ってはって普通に見ごたえ充分どす。この会は影ながらずっと応援していきたいどす。

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2009年8月17日 (月)

八月納涼大歌舞伎・第二部

その後木挽町へ移動、歌舞伎座にて八月納涼大歌舞伎・第二部を観る。菊之助主演の映画でも記憶に新しい「真景累ヶ淵」、福さんの豊志賀が別の意味で怖かったよ~。これ黒木瞳がやった役だよね?と何度か自分の中で確認したほどに、印象が違った。怪談噺という感じはあんまりしなくて、結構ドリフっぽい面白みが。コワおもしろい的な?勘三郎さんに声が似てきた勘太郎、さすがにうまい~と思ってたら、途中出てきた勘三郎さんが(当たり前かもしれないけれど)更にうまくて、その”上には上が”感に唸った。でも二人してかっさらってたし、すげえ親子だ!とわくわくしました。「船弁慶」はちょっと苦手演目なんすけど、今回松也、巳之助、新悟、隼人の超若手家臣がきらっきらしていて良かったわ☆若い世代がカクジツに育っている頼もしさを感じました(年寄り)。納涼歌舞伎は長さも調度よく、充実した内容のわりにお値段も安いのでいいな。

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2009年8月10日 (月)

石川五右衛門@新橋演舞場

昨日のことですが、新橋演舞場へ市川海老蔵の「石川五右衛門」を観に行ってきた。かねてから公言している通り私は音羽屋贔屓のハズなんだが、またもや結構な大枚を叩いて海老蔵さんを観に...「十二夜」は安いお席だったのに...等々、自分への疑問も軽く抱きつつ、さほど期待もしないで観劇に臨む。割と説明っぽい序盤、私はその説明すらよくわからなかったけれど、こんなに早く立ち回りしちゃって大詰めとかどーすんのかなあとぼやっと思う(そんな心配は全く必要ないことが後からわかる)。七くんの茶々はふんとにキレイ、そして石川五右衛門も持ってたイメージに反してなんだか美しすぎるー。泥棒らしいこともしてないし、これでいいのか石川五右衛門...このまま大詰めでダイジョブか?とまたもやぼやっと思って油断してたらあなた。スゴイよ大詰め!!詳しく言えないがめっさ面白かった。うひょーとかきゃーとか言っちゃった。指さして笑っちゃった。間違ったリアクションか?いやーでもここまで楽しませてくれたら文句ないよ。期待しないで御免海老蔵。確かに何かがある漢だね...。同行の海老バカ・カッパちゃんも勿論大喜びで、その後のお酒(飲み放題)もそりゃあ進むっちゅうねん。二人して撃沈。京急で熟睡して帰る。

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