『マグマ』
真山仁の『マグマ』(角川文庫)を読む。原発ダメならもう地熱で良くね?と思い込んでいる短絡的な読後の俺だ。正直地熱発電のことはまるで知らなかったのだが、なんで知らないかっていうことも含めて興味深かった。外資系ファンドのヴァイスプレジデント(東大出の美人)が、会社の思惑もよくわからん中、政治家と利権のどろどろ、地元の反発、研究者との衝突等々にやられながらも地熱発電の可能性を模索しつつ奔走するっつう、起伏にとんだストーリー展開なので、題材の割には案外読みやすいよ。つうわけで頑張れ地熱。
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