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2013年11月

2013年11月 4日 (月)

『書店員の恋』

梅田みかの『書店員の恋』(日経文芸文庫)を読む。タイトルだけ見てとりあえず書店ものと踏んで惹かれるも、書店色は思ったより強くはないかな。もっともっと書店仕事をディープに掘って掘り下げて!と願うのはきっと俺だけ。恋のほうは、設定がモバゲーとかの恋愛シュミレーションゲームみたいな感じ?やったことないけど。要は愛かお金か、といったところで揺れる女心...的な話だが、全然シンクロできないにも係わらず、さっくさく読めました。お金持ちでイケメンのベストセラー作家に言い寄られて悩む意味がわからん!と、もう身も蓋もない感想を持ってしまう東京砂漠であった。御免。

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2013年11月 2日 (土)

『第2図書係補佐』

又吉直樹の『第2図書係補佐』(幻冬舎よしもと文庫)を読む。実は又吉にはひとめぼれだった。たたずまいとかちょっと何を考えてるのかわからない感じがツボだった。むのすごい本読み(しかも太宰好き)だと知ったのは後からだ。その時、己の見る眼っつうか趣味のよさに軽い旋律を覚えた。なんつって。しかし又吉の読書量と、本に対する愛と、それを伝えようとする文章力や切り口の豊かさ面白さには、驚くべきものがある。タレント本なんて!と切ってしまうのは簡単だが、それだけで読まないのは損失だと思う。本を愛している人の書く文章は本を愛している者には絶対通じる。それ含め、わたくしの男を見る眼は間違いない...と自画自賛である。だからといって、シアワセになれるかどうかはまた別な話だ。

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