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2013年9月

2013年9月10日 (火)

『なんらかの事情』

岸本佐知子の『なんらかの事情』(筑摩書房)を読む。翻訳家である著者の書くエッセイは、着地点の予想が全くつかないところがまずスゴい。これはもやはエッセイではなく、シュールな短編小説とかブラックすぎるファンタジー的なジャンルなのかもしれない。文章は美しいとすら感じるのに、素晴らしくすっとぼけてむのすごく面白いところが更にスゴい。ヤミツキだ。岸本佐知子さん、絶対変な人!と思っていたら、ご本人は美人で颯爽としていてかっちょよかった(サイン会で会っただけですが)。

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2013年9月 6日 (金)

『アウトサイダー』

深町秋生の『アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅲ』(幻冬舎文庫)を読む。姫川玲子の256倍アクの強い女刑事・八神瑛子シリーズ第三弾。凄まじいまでの美貌と暴力、ありとあらゆる手を使って子飼いの手下を作っては利用し、ヤクザも上司もものともせず、ただある目的の為に疾走するダークなヒロインは過激すぎるがかっちょいい。米倉涼子あたりがいかにもドラマでやりたがりそうな感じ(想像です)。本作である意味クライマックスを迎えたわけだが、続きはあるのかな。ひと仕事終えた後にモチベーションあげるのも大変だろうけど、普通に捜査する八神瑛子もちょっと読みたい。

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2013年9月 4日 (水)

『QED 諏訪の神霊』

高田崇史の『QED 諏訪の神霊』(講談社文庫)を読む。薬剤師タタルさんが、日本史のダークサイドとリアルの殺人事件をほぼ同時に解決しちゃったりするこのシリーズもあと3冊らしい。今回のお題は諏訪大社の奇祭・御柱祭に隠された謎を解く!御柱の真相にはぐいぐい迫るが、二人きりでお泊り旅行なのに奈々ちゃんには一向に迫る気配のないタタルさんに乾杯。一生デレなしのツンでいて...

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2013年9月 2日 (月)

『臨死!江古田ちゃん(7)』

龍波ユカリの『臨死!江古田ちゃん(7)』(講談社アフタヌーンKC)を読む。4コマギャグマンガだが、マーくん(彼女がいるのになんとなく江古田ちゃんとも付き合ってる風のろくでなし)とのくだりで、最後のコマに泣かされること多数...「そんなにひどくない君から離れる理由がなくて困ってる」等の江古田ちゃんのモノローグに寄り添ってしまう俺はやっぱり駄目か。

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2013年9月 1日 (日)

『人生に座右の銘はいらない』

暑い。言わずに済むものなら言いたくはないがつい言っちゃう。暑い。もう夏は飽きた。夏のせいだけではないが、若干病んでる。そんなわたくしにジャストミート!な、松尾スズキの『人生に座右の銘はいらない』(朝日新聞出版)を読む。これ松尾ちゃんに聞いてどうするよ?な質問に、案外ちゃんと、でも松尾スズキにしか繰り出せないような角度で答えていて、決してポジティブじゃないのに笑いながら読んでるとなんとなーくまいっか、的に少し楽になれる人生相談本。なんだよその答え!なんだけど、いつの間にか己の”病”にもがっつり効いている。とりあえず、会社の人間関係というものは概ねツライということを前提に、「働くというストレスの対価として、報酬が支払われる」って思うようにする。会社生活はゲームの中なんだと考えて、「嫌な相手を人と思わず、キャラだと思えば逃げ道が見えてくるような気がします」つうスタンスで明日から出社してみようと思う。なにこの暗い締め。

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