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2012年9月16日 (日)

『私は古書店勤めの退屈な女』

ひっさしぶりに自分のブログを見てみたら背景が雪だった...。逆に涼しい?嗚呼半年以上も放置してたのね。まあ色々あった、ような。何もなかった、ような。しかし、たかが半年、されど半年で、読んだ本が相当溜まってしまった!一応記録して片付けないとネ☆と思ってようやく重い腰をあげた次第。ぼちぼち書いていく。
つうわけでカムバック第一冊目は中居真麻の『私は古書店勤めの退屈な女』(宝島社)。タイトル、素晴らしい。「暮しの手帖」みたいな装丁も可愛い。そして”退屈な女”と自嘲する主人公・波子さんの人生は、タイトルに反してなかなかに波乱に満ちているのであった。夫の上司との不倫の恋におち、当然夫ともぎくしゃくで悩める日々。なんていうとさぞかしどよよんどろどろした重い話か!と思いきや、アルバイト先の古書店の店主・小松さんとのやりとりがくすくす笑えて、そこはかとなく面白いんだな。いいなあ小松さん。単なるハゲちらかったおっさんなんですけどね。しかし脱力しきったような会話の中に、時々どきっとするような鋭い言葉があったりして油断できない。もう波子さんにシンクロ。今ならエヴァに乗れるくらいのシンクロ率。「あの男のことが好きだったのは、私の愚かさと弱さなのだった」とかそーゆう分析にも泣き。タイトル買いは大成功です。

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