« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

2011年8月19日 (金)

映画『アンダルシア 女神の報復』

そういえば随分前のことですが、映画『アンダルシア 女神の報復』を観た。副題、調べて今知りました。報酬だと思っていたらそれはアマルフィなのな。まあどっちでもいいか...的な?でも最後まで居眠りすることもなく、楽しくきっちり観られました!威張るな。とにかく一貫してぶれないキメキメ外交官・黒田、ある意味立派だ。スクリーンではちくわぶほどの隙も見せません。どこをどうとっても東大出のインターポール捜査官的要素がひとつもない、伊藤英明も素晴らしい。あそこまでキャリア臭のしない東大出設定も珍しい。ひとりお色気パート担当?(チュウ有り)の福山くんにも男気を感じる。勿論褒めてます!このシリーズは結構好きなんで、織田先生が飽きるまで続けて頂きたいと密かに願う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月18日 (木)

集まれ!おもしろどうぶつ展

横須賀美術館の「集まれ!おもしろどうぶつ展」へ行く。休みの時はなんだかんだこの美術館に行くなあ。他に行くとこないんかい?くらいに。まあドライブするには一時間ちょっとの丁度イイ距離なんで。展覧会自体はいつも若干小規模なんだけど、それなりに楽しめる。小学生と中学生は無料なのも好感だよ。子どもはたくさんいいものを見なくちゃと思う。今回は三沢厚彦さんの動物が何点か見られて嬉しかった。目つきが悪かったりするところとか、ユーモラスなたたずまいが大好きなんだ。いいなあ。ワニとネコとヒョウ?は写真撮影オッケーだったので撮ってみた。
Misawa_wani


Misawa_neko


| | コメント (0) | トラックバック (0)

『ピース』

樋口有介の『ピース』(中公文庫)を読む。どうやらこの本、書店で推してるらしい。どこに行っても平積みしてあるんだが、今まで読んだ樋口作品の中では珍しい部類な気がする。ミシマにおける『潮騒』みたいな?って例えがちょっと大袈裟か。樋口有介と言えばこの作品っていう位置付けになっちゃうのか?いや面白かったけどね。秩父の田舎町で起こった連続バラバラ殺人、一見なんの繋がりもない被害者、ちょっと変った人たちが集まるスナック「ラザロ」。意外な犯人とその動機がわかった時のカタルシス!表紙がムカつくからやや敬遠してましたが、そのムカつき込みでやられたかも。それでも私はやっぱり柚木草平シリーズが好きで、もっともっとそっちを読みたいのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空海と密教美術展

東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」へ行ってきた。これがわたくしの夏休みメインイベント...。恐竜展とパンダの為か、上野は朝からすごい人。恐竜展は60分待ち、密教展は20分待ち。中も大混雑で、お経とか細かい仏具とかあまりにも見えずちょっとスルー。しかし東寺の両界曼荼羅図や仏も充実で見所は満載!特に最後の展示、東寺からいらしたオール国宝・仏像曼荼羅は嬉しくて周りをぐるぐるまわってしまいました。阿修羅の時と同じように、360度どっからでも眺められるのがたまらないす。後ろからもガン見。大好きな帝釈天にも、こんなところで会えるなんて...☆と久しぶりで思いがけない逢瀬を堪能した次第です。でへ。売店では東寺のお香も売っており、連れ合いが静かにコーフンしてまとめ買い。良かった良かった。本館でやっていた「博物館できもだめし─妖怪、化け物 大集合─」という、たぶん子ども向け?の展示がわかりやすくて面白い。後ろに貼ってあったパネルは冊子にしてほすい!と思ったくらい。京極様を読み返すのもいいなと思った夏休み。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月17日 (水)

『苦い雨』

樋口有介の『苦い雨』(中公文庫)を読む。口が達者で女に弱い、柚木草平系のおじさんが探偵役という、著者の真骨頂的な長編ハードボイルド。タイトル通り、全篇にわたって雨が降り続いてなんとなく憂鬱な雰囲気も、猛暑中読むには丁度いいかも。”おれの人生を通りすぎた女たちに感傷を覚えるには、東京という街は少しだけ、女の数が多すぎる”みたいなセリフにしびれるものちょっといいかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月16日 (火)

第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

日曜日のことですが、友人カッパと第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演(A班)を観に行った。「寿曽我対面」は人が沢山出て華やかなので好き。それぞれの一所懸命さが大層好感でした。この公演はそーゆうところが楽しみだ。化粧坂の少将役の京屋シスターズ・京由がものごっつ可愛かった...。「一條大蔵譚」、澤瀉屋さんの若い衆は何か貫禄。ここでも京屋シスターズ・京珠がものごっつ可愛かった...。アンド思いがけず久しぶりに蔵太夫が観られて嬉しい☆美しい声を堪能、やっぱり素敵。「戻駕色相肩」、新十郎さんと升一さんのコンビで危なげなくうまいー。そこにまたまた可憐な京由。絵になるぜ、なんて思っていると、ええっ、そうなん!?的などんでん返しのラストに吃驚。うーん、すげえ話だ。歌舞伎恐るべし、と思ったのは256回目くらいか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月15日 (月)

『青年のための読書クラブ』

一週間の夏休みだよん。果てしなくだらだらして無駄に過ごそうと思います。いつもと変らないが。
桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』(新潮文庫)を読む。伝統あるお嬢様学校の異端児たる読書クラブの面々が学園の裏歴史を記録するていの、100年の少女魂がスパークする傑作!こーゆうの好きだなあ。女子校ならではの甘やかで残酷な雰囲気、己をぼくという一人称で呼ぶ感じ、少女たちの中に”青年”を作ってしまうメカニズム、コンプレックスとプライド...嗚呼ちょっとこれ知っている。ずっと読んでいたい!と思ったけれど、幕切れも素晴らしく見事。今まで桜庭一樹って何か苦手だったんだけど、ちょっとした同族嫌悪だったのか?吃驚した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月13日 (土)

『心星ひとつ』

出たー!みをつくし最新刊☆髙田郁の『心星ひとつ みをつくし料理帖』(ハルキ文庫)を早速ほくほくとして読む。澪ちゃんがなんだかんだと岐路に立たされる六冊目であります。料理か恋か、ああもうどうしたら良いの!?と、こっちまでやきもきだー。読んでいるだけでこんな真剣に悩んじゃうのだから、本人はさぞかし...。今回あんまり出番のなかった源斉せんせ(俺キャスティングでは原田龍二)が、少ない出番ながらも心に響くひとことと鮮やかな印象を残して私の中では急上昇。そして更に悩みながら次回へ続く。嗚呼~~~~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 8日 (月)

『渋谷に里帰り』

暑いすな。この一週間、仕事に負けてました...なんつって、たいした仕事はしてないんだけど。時間さえあればできる仕事なんすけど。しかし残業させてくれないのでもうこれ以上は無理!きーっ!等々吠えながら、こんな時は山本幸久のお仕事小説だー。つうわけで『渋谷に里帰り』(新潮文庫)を読む。国立大学卒業後、食品会社に就職して何のビジョンも野心もないまま10年経った営業マン・峰崎稔くん。寿退社する先輩から渋谷地区の営業エリアを引き継ぐことになった、この喜怒哀楽の乏しい男子は果たして覚醒するのか?みたいな話。読みながら、仕事ってやりようでどうとでもなるなあとか、報われた!みたいな瞬間がたまーにあったりするから頑張れるんだよなあとか、地味にエキサイトしました。山本幸久のお仕事小説はほんとにイイ。俺のような後ろ向きの人間にすら、明日からも頑張る!なんて思わせてしまう力があることだよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 1日 (月)

菊さまの「祈り」のこと

8月1日は菊之助さんのお誕生日☆毎年ィヨコハマでは盛大に花火をあげてバースデーを祝うのだが(ちょっと嘘)、今年は17日にやるようだ。なんでだ。それはさておき、先月、菊企画&出演のチャリティー舞踊公演「祈り」に行ってきたことを今更ながら書き留めておきます。天才・右近ちゃんによるちょっと貫禄すら醸す「子守」と、菊さまの「うかれ坊主」「藤娘」。「うかれ坊主」は素人目にもムツカシイ踊りなんだろうなーという感想。おもしろな顔になっているハズなのに、どうしても品のよさが隠せず...同好の士とともに、上品すぎる菊の今後を話し合う(どうでもいいっすね)。「藤娘」、勿論見た目がかわゆらしいんだけど、ややもすると熟女のような艶っぽさが。あれはなんだ?しかし至近距離で菊をめでることができて、んもうシアワセ。そして少しでも復興のお役にたてるというのも嬉しい。わしら観客が入場する時にお出迎えしてくださった菊を見て、なんとなくノブレス・オブリージュという言葉を思い出したよ。貴族か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『風花』

集英社文庫のナツイチの、ハチ・スタンプがとってもほすいのだー。しかし申し訳ないがナツイチのラインナップには食指が動かない、もしくはいいと思うものはあらかた買ってしまっているのだー。つうわけで無理矢理(って失敬な)、川上弘美の『風花』(集英社文庫)を買って読む。夫が浮気をしていることを知らされた妻が、今まであんまり考えなかった自分のこととか夫婦のこととかに徐々に向き合っていく話。浮気だと?きーーーっ!とかそーゆう修羅場もなく、何か終始ぼんやりしている妻・のゆり(面白い名前)に最初戸惑う。物語が進むにつれてそれが少しずつ変っていって、最後はそんなか!と若干驚く。女は強ええ、気がする。私はダメだ。考えただけで萎える。ハチ・スタンプ目当てで買ったけど、やっぱり川上弘美は変でスゴイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »