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2011年6月

2011年6月26日 (日)

『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』

五十嵐貴久の『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』(双葉文庫)を読む。ざっくり言うと、普通の主婦(44歳)が腐れ縁の友人からの強引な誘いでバンドを組んじゃう話。小さい頃から優等生で道をはずすこともなく、平凡ではあるがまずまず幸せな日々を送る美恵子さんが、幼馴染で彼女とは正反対の自由奔放なあばずれちゃん・かおりにほだされ、なんだかんだでバンド活動にのめり込んでいく過程が面白い。今更そんなの...という大人としてのためらいと、でも昔を思い出してみなよ、案外やってみたかったでしょ!っていう気持ちに挟まれながら、いつの間にか仲間と共にアツくなっている美恵子さんにロックオンだ。最後まで夢中で読んじゃった。40過ぎてても、これは充分に青春小説だ!と思ったので、そんなカテゴリにさせて頂きました。ピース。

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2011年6月22日 (水)

『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』

藤谷治の『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』(ポプラ文庫ピュアフル)を読む。昔から、芸大美大音大的なものにとにかく憧れていた。フェイム、先生のお気に入り、のだめ、ハチクロ、ジュリアードの青春...そーゆうことに縁がなかった俺様には、努力だけではどうにもならないことと若くして闘っているキツさ、その向こうにある景色を見られた時のスバラシさ、等々どっちも想像するしかない。だからこそ彼らのことを知りたい感じ?で、こうゆう話が好きなんだろうなあ、きっと。前置きが長くなってしまったが、本書も高校の音楽科を舞台にしたオーケストラの仲間たちの話(ざっくり)。音楽一家で育ったちょっと鼻につくお坊ちゃま・津島サトル(チェリスト)によって語られる音楽漬けの日々、正直クラシックのことはようわからんのだがいつの間にかそんなことも気にならず夢中になって読んでしまった。ううむ面白い。続きも早速購入。

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2011年6月21日 (火)

『ホルモー六景』

万城目学の『ホルモー六景』(角川文庫)を読む。今更と言った感じですが、案外未読だったもの。続編なのかな?と勝手に思っており、あれをしのぐのはないだろうと決め付けていて御免。相当面白かった!ホルモー的なものへのこんなアプローチもあるのかあーと、意外な感じを楽しんだ。女子同士のデリケートな友情(男が絡むと揺れ動きがちな)話、フィーチャリング・凡ちゃんのちょっとかわいい話、なんで丸の内!?な話...。中でもラストの「長持の恋」にはうっかり泣いてしまったよ。よよよ。やりよるな、万城目。←えらそうです

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2011年6月18日 (土)

『飲めば都』

昨夜も飲みすぎたおさるです☆旨いお酒と旨い肴、それが給料日の自分へのご褒美。しかし調子に乗って飲みすぎて、お気に入りの傘をなくしちゃった。何本傘を失くしたら気が済むのか。まあ失くしたものが傘くらいならよしとしよう...。そんな困った酒飲みちゃんにぴったりの、北村薫の『飲めば都』(新潮社)を読む。北村薫さんのハードカバーを購入するのは久しぶり。帯の、”本を愛して酒を飲む タガをはずして人と会う”っていう文句に惹かれたよ。酒と本を愛する編集者・都さんと、仕事仲間たちの”酒とゲラの日々”(←うまい!)。酔っ払ってやらかしたエピソードの数々を読みながら、嗚呼俺一人じゃない...的な安心感を覚える。ええ話あり、ほろっとくる話あり、せつない話あり、どの一篇をとっても極上の味わい深さがございます。都さんの周りの酒飲み女子たちがすこぶる素敵なキャラクタ揃いで、いいなあこんな女子たちと飲みたいなあと、友達が少ない俺様は羨ましく思うのだった。

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2011年6月17日 (金)

映画『プリンセス トヨトミ』

映画『プリンセス トヨトミ』を観る。めっさ楽しみにしていた割にはクライマックスシーンまでもたずうっかり寝ちゃったし、「ん?」と思うところも多かったけど、最終的に万城目がいいんならいいやと言う結論になりました。綾瀬はるか、可愛ええな。男女逆転にもかかわらず、ミラクル鳥居のミラクル加減は綾瀬はるかで正解と思わせた。旭ゲンズブールは...どうだろう?岡田くんも可愛いからまあいいか。茶子役の女子が凛々しくて眼が強くて、何かと説得力があった。個人的にいっとう面白かったのは、大阪のおばちゃんのエレベーターシーン。こんなものまで値切るんだ...というカルチャーショックですわ。あと、ひょうたんひょうたん...のシーンはカイジのざわざわざわ...へのオマージュか?とか思ったけど、たぶん違うな。とりあえず、次回の松竹座巡業の折に行ってみたいところがたくさん出来たのが収穫でした。

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2011年6月14日 (火)

『陽だまりの彼女』

越谷オサムの『陽だまりの彼女』(新潮文庫)を読む。西島大介の表紙イラストが可愛くてジャケ買い。かつて”学年有数のバカ”としていじめられっ子だった幼馴染みの真緒は、10年の時を経て仕事が出来る素敵な女性になっていた。偶然に再会した浩介と真緒は惹かれあい、恋に落ち...っていう、幼馴染みものの恋愛小説だと思って読んでたら、予想もしなかった場所に着地したので控えめに言って吃驚した。カテゴリもこれでいいのか悩むところだ。終わってみるとタイトルもすごくしっくりしているし、へんてこだけど後からじわっとくる不思議な小説だった。なーんにも深読みせず、軽い気持ちで読んでみるといいよ。

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2011年6月12日 (日)

『夜明けの街で』

東野圭吾の『夜明けの街で』(角川文庫)を読んでしまいました。カミングアウトか。活字ジャンキー仲間のあいだでは、あんなにも売れているその理由及び魅力が判り辛い東野、『白夜行』だけは別人が書いたのではないか説が濃厚な東野、等々でおなじみの東野圭吾先生作品を久しぶりに手にとってしまったのは、不倫の話らしかったから。ふん、俺は下世話なんだよ。一応東野なんでミステリのていもありつつ、オーソドックスな不倫話部分はオーソドックス故に楽しめた。男、バカだし。んで女子がすっごくイヤ~~~~な感じだし。嫁はやっぱりうっすら怖いし。普通!でも流石にベストセラー作家、読ませるテクはありんすから、年に5冊くらいしか本を読まない人には面白い本としてインプットされるかも。褒めてます☆あと、相当時間が経ってから、このタイトルはわたくしも大好きなあの不倫ソングの出だしじゃん!と気付いた次第です。ま、嘘が下手な男は不倫すんなよ、と言うつぶやきでドロンします。

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2011年6月 9日 (木)

『かばん屋の相続』

池井戸潤の『かばん屋の相続』(文春文庫)を読む。銀行員を主人公にした話5篇。老舗かばん屋の社長が亡くなり、会社を手伝っていた次男VS元銀行員の長男の間で起こる相続問題を描いた表題作は、京都の某かばん屋のお家騒動を彷彿とさせてちょっとアツくなった。銀行ネタは奥が深いねー。愛憎相半ばする気持ちで結構のめり込んでしまいます。

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2011年6月 8日 (水)

ダンキン・ドーナツ

Dunkinスペンサーもしばしば食べているダンキン・ドーナツは
残念ながら日本からは撤退していた。
が、米軍基地内にはまだあるのだそうだ。
根岸米軍住宅地区のフレンドシップ・デイにて、
ひっさしぶりに見たダンキンのロゴ。
CKBの「American Dream」にも出てくるフレンドシップ・デイに
一度行ってみたかったのだー

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2011年6月 7日 (火)

『昔日』

ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ『昔日』(ハヤカワ文庫)を読む。浮気調査をしながら、スーザンが他の男のところへ去っていった辛い過去をつい重ね合わせてしまうスペンサー。結構昔のことなのに...案外傷は深いのか?こーゆうこときっかけに、またもやスーザンが結婚についてどうのと言い出したりして、何か今回めんどくせえなーと思わないでもない。もうその問題は一回終わってるじゃーん。しかしそんな二人のごたごたも含めての大いなるマンネリ、スペンサーシリーズはこれでいいのだ!ホークやヴィニイ・モリスやチョヨに応援を頼むとこもデジャヴュ?ってくらい読んだ気がするが、この人たちが出てくるとそれはそれで嬉しいからいいのだ!スペンサーには大甘のわたくしである。残り、もうあとちょっとだし。泣。

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