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2011年5月29日 (日)

『マイ・ブルー・ヘブン』

小路幸也の『マイ・ブルー・ヘブン』(集英社文庫)を読む。東京バンドワゴンシリーズの番外編は終戦直後の東京を舞台に、いつも語りとして登場するおばあちゃんの娘時代を描いております。父親からある重要文書を託された華族の娘が、色々あって古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家に転がり込んでくる発端から全く気を逸らせない。個性的な面々が賑やかに堀田家に集まり、GHQや元日本軍関係者、裏世界の人間などを向こうにまわして諸々を乗り越えていく。善人ばっかりのドラマ、でもいいじゃない!って感じデス。「不平等を悩んでいては、前に進めない。幸せを噛み締めて、そうではない人のために何が出来るか。何も出来ないまでもどう生きるべきか」という、お父さんの言葉がぐっときたのでここにメモらせて頂きます。やっぱりこのシリーズは好きよ。

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