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2011年5月 6日 (金)

『たいこどんどん』@シアターコクーン

連休中、友人カッパにお誘い頂き、『たいこどんどん』つう芝居を観に行った。井上ひさし作・蜷川幸雄演出で、日本橋の薬種問屋の若旦那(中村橋之助)と吉原のたいこもち(古田新太)の数奇な運命を描いた、上演時間4時間近い大作であります。江戸で楽しく人生を謳歌していた二人が、ひょんなことから流れ流れてみちのくへ、波乱万丈浮き沈み。場面が変わる度に、次は二人がどんな風になって登場するのかだんだん楽しみのような怖いような気持ちになってくる。だって落とされるときにはとことん落とされるのですもの....ひどい、と声に出しそうに。あまりにもひどいめに合うので(特に新太ちん)、一体何のためにこんな芝居を書いたのかとか、この芝居で何を訴えたいのかとかそんなことにまで思いをはせてしまった。俺そーゆうことはあんまり考えない方なんすけどね。しかして最後のシーンにたどり着いた時、なんでか!なんでか感極まってしまった。がんばろう日本、て言うのも勿論わかるんだけど、この絶望と希望を抱えて更に立ち上がってみることに言葉にならねえほんとうが見えた気がして、涙がちょっと流れてしまったのであった。新太ちんの幇間、良かったよー。しゃべり倒して熱演だった。橋之助の若旦那は筋金入り。いいコンビでした。

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