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2011年2月 6日 (日)

『銀の糸』

まだまだ愛の一冊フェアに乗せられて、角川の思うつぼです。良い消費者です。何か悔しいが。野中柊の恋愛小説短編集『銀の糸』(角川文庫)を読む。野中柊の温度は結構自分に合っているような気がするので、読んでいて心地よい。結婚して何年か経つとそこに恋はなくなるのかもしれないけれど、竜宮城的な退屈に幸せを見出し、連れ合いをいとおしく思う「銀の糸」には共感できる。でも同時に「遊園地」の女子にもシンクロしてしまう。どうせ、ひとはいつか死ぬのだから、「たった今だけでも、生きることをおそれるのはやめましょう」。刹那的?それでもいいや、と思うことがたまにある。

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