« 『PRIDE』 | トップページ | 『十二夜』再び »

2011年1月14日 (金)

『望みは何と訊かれたら』

毎年楽しみに読んでいる、本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国」を最近になってやっと吟味。今年もベスト10には読んだ本一冊もありませんでした。恐るべし本の雑誌。それがしもまだまだでござるな。つうわけで早速、吉田伸子が選ぶ恋愛小説ベスト10の中から、ダントツ1位だという小池真理子の『望みは何と訊かれたら』(新潮文庫)を読む。パリのギュスターヴ・モロー美術館で30年ぶりに再会した男女、っていうところのみに惹かれた(あの美術館が大好きなんで)のですが、そんな素敵な邂逅からは想像もつかんほど遠く離れた、凄まじく激しい話であった。学生運動に身を投じていた女子と、そこから逃走した際に彼女をかくまう男子の極限状態での奇妙な生活。途中色々気持ち悪くなったにもかかわらず、不思議と読むことをやめられなかった。好みの小説ではなかったけれど、確かに読み応えはずっしり。うーんでもやっぱりよくわからない。しかしなんだかいつまでも引きずってしまうのであった。

|

« 『PRIDE』 | トップページ | 『十二夜』再び »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111855/50579171

この記事へのトラックバック一覧です: 『望みは何と訊かれたら』:

« 『PRIDE』 | トップページ | 『十二夜』再び »