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2010年12月24日 (金)

『塩の街』

有川浩の『塩の街』(角川文庫)を読む。塩害で塩に埋め尽くされた崩壊寸前の東京が舞台の小説。で、塩害って何?SF?的な感じでなんとなく気が進まないままに読んだらアナタ。...はまった!あっという間にのめりこんでいた。今日会った人が次の瞬間には消えてしまうやもしれないぎりぎりの世界で、人々は恋をする。そのことが救いになったり強さになったり。でも愛は地球なんか救わない。どういうことか、読めばわかる。好きな人が生きてさえいれば、最後の最後まで一緒にいられれば、それでいい。「世界なんかどうでもいいんです、ごめんなさい。」という主人公女子の言葉に嗚咽。”世界中から憎まれても、その歪んだ願いを捨てられない”のが恋なんだ。嗚呼ヤラれました。これ、有川浩のデビュー作らしいっす。すげえな。初めっからとばしてたんだ。今更ですみません。

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» 『塩の街』 [みゆみゆの徒然日記]
有川浩/著  「自衛隊三部作」のうちの一作でもあるけれど、有川さんのデビュー作でもある『塩の街』を読みました。『海の底』や [続きを読む]

受信: 2010年12月25日 (土) 20時37分

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