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2010年10月 5日 (火)

『めぐらし屋』

今宵はマッコリ。家にあったから。もう飲めれば何でもいいのか。ぐいぐいやりながら、堀江敏幸の『めぐらし屋』(新潮文庫)を読む。亡き父の遺したノートにあった”めぐらし屋”という言葉。娘の蕗子さんはその言葉にひかれるように、生前の父親の姿と記憶を少しずつ蘇らせる。この人の小説を読んでいると、毎日が普通の生活の積み重ねであること、でも同じ日は一日としてないこと、など当たり前のことを改めてしみじみと考える。ドラマチックとは言えないけれど淡々と何かある。もうちょっと落ち着いて、静かに暮らしたいものだとなんとなく思う。

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