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2010年8月

2010年8月29日 (日)

八月花形歌舞伎・第三部

昨日から右手首が腱鞘炎のような感じで大層痛い。何も心当たりはないのだが、しいて言えばジョッキの持ちすぎか?湿布してガーゼを巻いたらちょっとリストカットの人みたいに...
そんな満身創痍気分ではありますが、新橋演舞場へ八月花形歌舞伎・第三部を観に行く。演目は「東海道四谷怪談」。海老蔵の民谷伊右衛門に、勘太郎のお岩、勢いも安定もあって見応えがっちり、もうびっくり。熟成した大人の芸を観るのも勿論いいものですが、若い人のぐんぐん伸びてる感がある芸はまた違った楽しみを与えてくれる。勘太郎はますます勘三郎さんに似てきたなあ...そしてうまいなあ。海老蔵伊右衛門はほんとに極悪!でも綺麗!しかしすこぶる悪い!がっ、もうどうにもかっちょいい!の間を大きく彷徨わせる悪党ぶりであった。ううむやっぱりあの人は華があるのう。しかしこれって、何度観てもひどい話だよねー。お岩さんには何の落ち度もないのにね。あと関係ないけど麻央ちゃん可愛いね☆等々反芻しながら、終演後友人カッパと飲む。ロンドンの復習(もしくは復讐)でエールとフィッシュ&チップス。やっぱりエールはこんなで正しいのね、と再確認する。ジョッキは手首に負担をかけるのでハーフパイントにしておいた自分が結構いとおしいです。そうか?

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2010年8月28日 (土)

我を忘れて

Sarunashi食べてしまうほどおさるが大好きだという「さるなし」の実
福島県は玉川村産、
友人がおみやげにおさるにくれました
ガラスの心にしみいるような甘さ...
何の味だっけ?と思ったら
ほとんどキウイフルーツなんだね
おさるを甘やかしてくれるのは今
さるなしだけさ☆
なんつって泣きながら飲みました(嘘)

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『REVERSE』

石田衣良の『REVERSE リバース』(中公文庫)を読む。衣良読むの久しぶりだな。帯の「送ったメールは取り消すことができない。やり直しのきかない人生のように...」っつう言葉が俺様にじわじわと反省を促しているような気がして(何の?)買ってみた。ネットの中で心を通わせる、互いに性別を偽った男女。そうとは知らずあらかじめねじれた関係だが、唯一本音を言える相手として信頼を深めていく二人はいったいどーなるの?みたいないまどきの話。ファッション関係の輸入商社に勤める千晶(HN:アキヒト)と、IT企業でホームページのデザインをしている秀紀(HN:キリコ)という、設定もまあいまどきな感じ?ありえんなーとか思いながらガンガン読めてしまうのが衣良作品の良いところでしょう。ある意味ファンタジーっすね!なラストは、殺伐とした日々を過ごすわたくしには眩しすぎて直視できず。

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2010年8月27日 (金)

夏は飽きたよ!女子漫画

あー夏はもういいや...的な夏末期です。しかして相変わらずビールは美味いのであります。いろいろあるけど、全部ビールで流す。つうわけでまたちょっとマンガ。椎野鳥子の『CLOVER(10)』(集英社文庫)、お待ちかねのひと波乱がきましたよ☆ふふっ。それはさておき、嘘だってわかってるけど嘘をついてほしい時にきちんと嘘もつけないような男子なんて即打ち首獄門だな!と憤る。村岡さんのバカ。東村アキコの『海月姫(05)』(講談社コミックスKiss)、アッキーナ好きのギャルみたいな三郎太おじさん(総理大臣)と、ベンツにしか興味のない男・花森さん(運転手)に夢中ッス!そして久しぶりの新刊『臨死!江古田ちゃん(5)』(瀧波ユカリ/講談社アフタヌーンKC)、なんかもう俺疲れてんのかなー?江古田ちゃんの言うことがいちいち深い気がするよ...。「OLとはコスプレです」「女に”許す”なんて機能はついてないんだよ」「大事にされた経験がないから今がものすごく不幸だとも思わないんだ」等々のお言葉にハッとする4コマ目だ。

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2010年8月24日 (火)

『対話篇』

『映画篇』があまりに良かったので、金城一紀の『対話篇』(新潮文庫)も読み返す。恋愛小説だと記憶していたんだけど、甘いだけのものではなかったな。でも良かったな。映画篇にもつながる、”用意ができてない人の前では転んだりしない”説ももうちゃんと出てきているのね。好きな人とは会い続けなくちゃいけない、とか、ほんとうに愛する人の手は絶対に離してはいけない、とか、そういったフレーズに泣けてきた。正直弱ってます。会えなくなったら死んだこととと同じだなんて。死んじゃやだよ。

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2010年8月23日 (月)

『回転木馬』

柴田よしきの『回転木馬』(祥伝社文庫)を読む。『観覧車』の続編なのだが、本書から読んでも大丈夫な作り。十年前に失踪した夫を捜す過程で、それぞれ心に傷を負った女性たちに向き合うことになる女探偵の物語。悲しくてやりきれないことも多いのに、どこかにきちんと希望が見える。そこが救い。何だかんだ女子は強いな。

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2010年8月21日 (土)

『ソロモンの犬』

今週も飲み続けだったおさるです。生き急いでる、つうか飲み急いでる感じ?ま、いい飲み友達がいる間は、辛いことがあったってなんとかダイジョブだと思っている。みんないつもアリガトウ。
さてそろそろ読書生活に戻ろう。道尾秀介の『ソロモンの犬』(文春文庫)を読む。ある少年の死を目の当たりにした大学生四人のひと夏を描いた青春ミステリ。まあ道尾秀介なんで、何っ!?っつう驚きもアリ。『ラットマン』よりは個人的に乗れました。動物生態学の間宮助教授のキャラがなかなか強烈。犬好きなら読んだら如何ですか。ってそんなまとめはどうなの。

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2010年8月18日 (水)

続・「マイ ブルーヘブン コンサート」

え、また?馬車サル労働後、吉祥寺・スターパインズカフェへ急ぐわたくし。吉田日出子と自由劇場オリジナルバンドによる「マイ ブルーヘブン コンサート」、本日がラストであった。だって好きなんす、自由劇場!相変わらずデコさんは自由に歌い(片岡さんと大森さんが優しく出だしの合図をしてあげてたのがグッド)、皆さんによる自由劇場懐かし話のトークは冴え、ほんとに楽しかったー。デコさんのフランス語がトレビアンなシャンソンコーナーもぐっときたし、「Summer Time」はかちょいいことこの上なし。アンコールの「上海バンスキング」と「私の青空」が終わったらなんかもう脱力、わたくしの夏も終わったな...みたいな。最後にコニーこと小西さんに握手してもらいました☆わーい。こーゆうのも懐かしいぜ。

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2010年8月17日 (火)

マイ ブルーヘブン コンサート

吉祥寺・スターパインズカフェにて、吉田日出子と自由劇場オリジナルバンドによる「マイ ブルーヘブン コンサート」!嬉しい!んもう嬉しいってのが一番。こんな素敵なライブを企画して下さってアリガトウ大森さん。思えば私がもう一回観たいと初めて思った芝居は『上海バンスキング』だった(そしてその後、何度も何度も観る事になるのだが)。人生で初めてファンレターというものを書いたのは小日向さん宛で、初めて花束をあげた人は小西さんだった。ピノッキオだってティンゲルだって今でも歌えるよ。自由劇場はわたくしの青春だったのだ、確かに。そんな諸々がライブの間中、ぐるぐるまわっていた。デコさんの歌はパンチがあって楽しくてチャーミングで、歌詞とか出だしとか覚えてなくたってもう関係なし!ってくらいの自由さが格好良かったよ。大好きだー。コニーももう50歳って言ってたけど、リーゼント頭はまだまだイカすし、相変わらずチャラい感じもナイス。ジェントルマンで優しいヴォイスが魅力の大森さんは年を重ねるごとにどんどん素敵に...。などなど、ちょっと胸がいっぱいになりながら、力いっぱい真夏のライブを楽しんできたことだよ。

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2010年8月15日 (日)

夏休みだよ!男子漫画

続いて男子漫画。浦沢直樹&長崎尚志の『BILLY BAT(3)(4)』(講談社モーニングKC)、忍者とかオズワルドとか、だんだん面白くなってきました。しかしこの大風呂敷が...といつでも一抹の不安があるのは何故だろう何故かしら。オノ・ナツメ『さらい屋五葉 第六集&第七集』(小学館IKKI COMIX)、だんだん面白くなってきました。血も涙もないと思われていたキャラが泣くと萌えるね。乃木坂太郎『医龍(22)(23)』(小学館ビッグコミックス)、だんだん面白くなってきました。んーこればっかりか。いやしかしまさかまさかのエマージェンシーな感じ!すごいね朝田。つかこんな奴はいねえ。まあマンガなんで。デビッド・宮原&たなか亜希夫の『かぶく者(7)』(講談社モーニングKC)、ひーーーっ、もう鳥肌ものの民谷伊右衛門!すげえ舞台だぜ。つかこんな奴はいねえ。まあこれもマンガなんで。でもこれ今一番楽しみ。今月末、海老蔵さんの伊右衛門を観劇予定なのだが、これも楽しみ☆中村光の『聖☆おにいさん(5)』(講談社モーニングKC)、杉本亜未『ファンタジウム(5)』(講談社モーニングKC)、黒娜さかき『青春♂ソバット(3)』(小学館IKKICOMIX)も読む。これでやっとマンガ仕舞える...暑い。ビールだビール。そんなこんなで夏休み終わる。

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夏休みだよ!女子漫画

暑い。しゅわっとした黄金のビール。きゅいんと冷えた白ワイン。そんな繰り返しで無為に過ごした夏休みももうおしまい。嗚呼。日本人は働きすぎだっちゅうねん。
いい加減積んだままになっておる漫画の整理。女子漫画から→西炯子の『娚の一生 第三巻』(小学館)これで完結。海江田センセのいろっぽい関西言葉にヤラれっぱなしどす。35年待ってて良かったねつぐみさん。椎野鳥子の『CLOVER』(7~9巻・集英社文庫)、OL社内恋愛漫画なんすけど結婚方面に話が進むと途端に興味をなくすのは何でだろう?安定、とかそーゆうのがイヤなのか(あくまでも他人の安定だが)。もうひと波乱望みたいところだ。鬼か。東村アキコの『海月姫(04)』(講談社コミックスKiss)、やっぱりギャグマンガ?でも海月が傷つきたくないばっかりに恋心を封印して何もなかったフリをしたりするのはとってもわかります!基本尼~ずなの俺様。羽海野チカの『3月のライオン(4)』(白泉社)、勝負の場面は壮絶だが、何気ないとこでちょいちょい泣かされる。よよよ。イイね。清水玲子の『秘密(8)』(白泉社ジェッツコミックス)、このマンガを読むといつも人間の底知れない怖さに肝を冷やすと同時に、その逆にでっかくてあたたかい心に救われたりもして複雑な気持ちになることよのう。

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第三回「趣向の華」

友人Uさんにお誘い頂き、第三回「趣向の華」昼の部を観に行く。藤間勘十郎さんと尾上青楓さんが主催の会で、詳細はよくわからないのですが、梨園の御曹司とかが演奏したり、素顔&袴姿で歌舞伎をしたりします。すまん、こんな説明ではたぶん伝わらない...。会場は和装の女子がいっぱいで、ほとんどなにがしかの関係者っぽかった。御曹司のおとうさまも多々いらしてロビーは相当の有り難味。そんな中、友人カッパと5分でお弁当をかっ食らっていたら、隣に天王寺屋さんがお座りに。人間国宝のもとへ次々挨拶にくる人々を尻目に、こんなとこで下世話に弁当食べててスマンキーという気持ちになりました(完食したが)。私の人生の中で一番人間国宝に接近した瞬間かも。
さて「趣向の華」昼の部は「越後獅子」の演奏から始まりました。いつもは歌舞伎をやってるみなさんが普通に三味線とか鼓を...。すごいね!君たち何でも出来るのね。三味線を弾く眼鏡男子というのも新鮮で(青楓さんな)釘付けでした☆最後の袴歌舞伎というのも初めて見たけどなかなか面白かった。この面子の中だと亀亀兄弟はベテランですな。梅枝くんも相変わらずそつなくうまい。がっ、やっぱりつい壱太郎ちゃんに注目だー。翫雀の血をひくかわいこちゃんからこれからも目が離せません。

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2010年8月14日 (土)

『阪急電車』

有川浩の『阪急電車』(幻冬舎文庫)を読む。D列車に次いで図らずも電車もの、って俺様はテツか。片道15分というローカル線・阪急電車今津線を舞台にした連作短編集みたいな感じ。そこで始まる恋があったり、別れがあったり、行きずりの人とのふれあいでちょっぴり人生変わったり。有川浩らしいベタなラブもきっちりあるよん。関東の人間にとってはこの路線はちょっとぴんとこないのが残念ちゃあ残念なんだけど(勿論ぴんとこなくても充分面白い)、いつか乗ることがあったらくまなく堪能したいっていう楽しみもあるかな。それからやっぱり関西弁がイイ~。憧れます!

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2010年8月12日 (木)

ブルーノ・ムナーリ展

自主的に夏休み取得中。二度目の夏休み(既に6月に一週間休んでるので)、ごゆっくり。と上司に言われたがイヤミか?ふん、気にしないもん。
まあ夏休みとは言え特に何も予定はなく、毎度お得意の横須賀美術館にて開催中の「ブルーノ・ムナーリ展」へ。ムナーリさんはイタリアのアーチストで、私にとっては絵本で馴染み深い人。でも実にいろんな分野で幅広く活動されており、才能のある人はひとつのところに収まらんものなのかのうって感じよ。今更ながらアートって好奇心や想像力を刺激して、それに触れる人を思ってもみなかった場所へ連れて行ってしまう力があるなあとぼんやり思う。おさる的に一番もってかれたのは「小ざるのジジ」っていう、フォームラバーと銅ワイヤーでできているらしい人形!超キュート!このレプリカ、売店にあったら買ってくれと連れ合いに言ってみるも、果たして6000円くらいだったので当然却下だ。ちぇっ。ジジに後ろ髪ひかれつつ曇天のィヨコスカにグッバイ。

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2010年8月11日 (水)

映画『ちょんまげぷりん』

久しぶりの邦非映非連活動(ソロ)。会社を定時フライング気味に出て映画館へ走り、映画『ちょんまげぷりん』を見る。なんとなれば、錦戸亮が主演なんす。案外好きな顔なんす!もしかしてほんとにDV男?みたいな危うさとかも何か気になる。突然タイムスリップしてきた江戸時代の侍が現代でパティシエに...みたいな話。さすがの中村義洋監督、原作の肝をきっちり残す伊坂ものの映画化においても私はとっても信じているのですが、本作も期待を裏切らなかったよー。終始漂うユーモラスな雰囲気が良くてくすくす笑ってられたし、原作よりも若干甘い味付けも私は好きだった。ともさかりえの母親役は意外にも磐石。ちゃんとお母さんで、更に女子としての可愛いさもしっかりある。なんといっても田中くん役のキングオブコメディの人が素晴らし。ファンなんですけどみたいな感じでやってます的な~の人ね。まさに田中くんだ!そして大スクリーンで見る錦戸亮がまた相当イイ。侍でもパティシエでも、そのたたずまいがイイ。堪能したでござるよ!ご馳走様。

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2010年8月10日 (火)

『D列車でいこう』

阿川大樹の『D列車でいこう』(徳間文庫)を読む。D列車をドリームトレインと読ませるあたり、プロジェクトXが好きそうなうっすらおっさんテイストを醸しちゃってるやもしれんが、そんなこそばゆさにはとりあえず目をつぶってとにかく読んで頂きたい。予想以上にエキサイティングで熱い、ええ話なのよ。愚直な営業で支店長にまでなった元銀行員と、撮りテツの元官僚という二人のおじさん、アンド才色兼備でやり手のMBA女子のちょっと奇妙な三人組が、廃線寸前のローカル鉄道を救おうと奮闘する!みたいな話。東京もんがわざわざ田舎にやってきて私財を投げ打ってまでそんな鉄道の為に何を...と、地元の人と一緒に私も最初は疑問に思っていたけれど、次々繰り出されるアイデアとそれを実行に移していく行動力にいつの間にか夢中になって彼らを応援してしまった。紅一点の由希がとにかく格好良くて、”男前な女っぷり”におじさんならずともヤラれること請け合い。ううむ、読後も爽快。夢、とかそーゆうものを信じてみたくなったね。

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2010年8月 9日 (月)

『ちょっと変わった守護天使』

酔っ払って新橋から山手線に乗ったら、電車が出ますよ的な音楽が♪ウィスキーがお好きでしょ、だった気がするのだがどうなの?それソラミミ?飲みすぎた?
つうわけで酒飲み女子の味方・山崎マキコの『ちょっと変わった守護天使』(文春文庫)を読む。人事権を持った男との不倫解消で閑職に飛ばされた本宮つぐみ34歳。やさぐれた日々に現れた、二次元しか興味を持てない年下の草食男子・桜井くん。全く噛み合わない感のある二人は果たしてシアワセになれるのか?みたいな、そこはかとない可笑しみのあるラブストーリー。つうかもはやこれはファンタジーの領域か?もうねーつぐみちゃんがほっとけないよ。こんな女、まわりにいるんだよ。ほんとシアワセになってもらいたい。何かとつぐみの世話を焼く桜井くんの、「本宮さんが食べているのは飯というより人件費です」と言った名言も面白い。イイね、山崎マキコ。

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2010年8月 8日 (日)

『写楽 閉じた国の幻』

島田荘司の『写楽 閉じた国の幻』(新潮社)やっと読了。むのすごく厚いのだが、島田荘司センセが暴く写楽の正体!だなんて文庫化を絶対待っていられない為、がんばって購入。2500円。でも高くない、たぶん。写楽の謎を書いた書籍はいろいろ読んだけれど、単純な私はその都度納得して、そうそう絶対これが真相!と思っていたわけだ。しかし今回島田センセのこの説には驚いた!そしてもう真相はこれしかないでしょう!とやっぱり即信じてしまった。写楽の正体を追う研究者を描いた現代編と、蔦谷重三郎たち江戸の人間をあたかも見てきたかのように生き生きと描いた江戸編が交錯するのを読みながら、島田センセならではのでっかい視点にスゴイと唸るばかりであったよ。ちょっと消化不良の部分もあるにはあるのだが、それは続編を待ちたい所存です。

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2010年8月 7日 (土)

第十二回音の会

5日のことですが、国立劇場へ初めて音の会を観に行った。会社休んで。なんとなれば、今最も気になる三味線男子・長一郎さんと、かねてより大ファンの新十郎さん(ロンドンへは海老蔵を観に行ったと思っている人が多いんだけど、ほんとのほんとは新十郎さん目当て...)との夢の競演☆があるからなのです。音の会とは、歌舞伎音楽の竹本とか長唄の研修修了生の勉強の成果を発表する場らしい。稚魚の会の音楽版といったところか。勿論今回も友人カッパに連れられて。アリガトウカッパちゃん。こんなにじっくりと、歌舞伎の音楽だけに集中して鑑賞したことはたぶんなかったので、良い体験であった。新十郎さんが出演する「義経千本桜」だけは三味線も忠信も(ついでに後見も)と忙しかったのだが...。そして更に今回気付いてしまったのが蔵太夫さんの素敵さ加減!ううむ、俺様はいったい今まで何を観てきたのだろうか。ぬかった。こんなにかっちょいい方がいらしたなんて。竹本奥深し。つうわけで諸々新たな発見をしながら、カッパとおさるはインターコンチだかシェラトンだかのシャンパンバーにて反芻会。結構真面目な話もしつつ、シャンパンとか飲み放題にやっぱり撃沈。まあだいたい夏はこんな感じ。

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2010年8月 3日 (火)

『ラットマン』

道尾秀介の『ラットマン』(光文社文庫)を読む。今まで読んだ道尾作品は割とストーリーが説明しづらいかったけど(伏線的なことが多かったり何かと奇抜な設定だったりした為)、これはそうでもないかな。ミステリとしては鮮やかな二転三転ぶりだったのにあまり乗れなかったのは、単に好みの問題だと思う。登場する女子たちがなんとなく好かんたらしくてな...。思わせぶりなタイトルはイイね。著者近影もイイね。

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2010年8月 2日 (月)

『サイン会はいかが?』

大崎梢の『サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ』(創元推理文庫)を読む。最早すっかりお馴染みの杏子&多絵のコンビが、お取り寄せや雑誌の付録、サイン会など書店にまつわる事件や謎を解決する、書店ミステリ第三弾。未だにシアワセな書店バイト時代(超薄給だったのに!)が忘れられず、書店に行くとつい書店員さんの仕事ぶりを憧憬をもってじっと眺めてしまう怪しいわたくしであるに故、このシリーズを読むのは楽しいです。ミステリとしてよりも、書店小説として読んでるかも。

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2010年8月 1日 (日)

松竹大歌舞伎@厚木市文化会館

暑いですな。先週も飲んでばっかりいて人間失格な感じでした。8月からは...どうだろうか。
昨日のことですが、厚木市文化会館へ公文協中央コースの松竹大歌舞伎を観に行った。音羽屋さんですよ☆久しぶりの菊ちゃんに色々と萌えました。やはり「棒しばり」がサイコーにオモシロい!殿の留守中にお酒を隠れ飲んでばっかりいる家来の松緑&菊コンビが、罰として縛られたまま放置され、それでも何とかしてお酒を飲もうというガッツ溢れた酒飲み魂に心底わかるで!とシンクロすること請け合いの演目。無理な体制で飲んでは踊りまた飲んで、だんだん酩酊していくさまがキュート。ろれつのまわらなさもキュート。しかも終始縛られてて。やー楽しかったっす。三味線の巳吉センセも「廓三番叟」と「棒しばり」で拝見できて、厚木くんだりまで出掛けた甲斐があったというものだ。おっと、くんだりとか言ってしまったが、厚木は大学生の時に二年間通った思い出深い土地なのよ。さすがに20年以上経っているので、かの地もずいぶん開けたような気が...。嗚呼懐かしくて涙が出そう。

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