« 『走ることについて語るときに僕の語ること』 | トップページ | ロンドン美術館徘徊 »

2010年6月27日 (日)

コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」

金曜日のことですが、カブキチの友人カッパに誘って頂き、コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」を観に行く。18時開演と勤め人にはやや厳しい時間設定の為、定時ダッシュ。いつものことながら演目も内容も全く知らずに入っていくとそこは正保年間の下総佐倉、領主の圧制に苦しむ民百姓たちの泥だらけな姿に、今回地味な感じね?と意外に思う。淡々と展開するかなりシビアでキツイ話に時々ぐえっとなりながらも案外ずんずん引き込まれる。領民たちの為に自らの命を投げ打って将軍へ直訴する名主・木村宗吾の生き様は胸を打つけれど、何でそこまで...と思わなくもない。でも政治家はこーゆうの観るといいよ。これくらい無欲になって民を守ってみたら如何か。
コクーン歌舞伎には今まで何度も度肝を抜かれていたけれど、今回は話題になっているように歌舞伎史上初らしいラップの導入に驚いた。正直どうよ?とあんまり期待してなかったのに(失敬)、実際生で聞くラップはスゴかった!言葉が持つ力がストレートにどおおおんと伝わってきて、初めてラップってとんでもねえ!と震えました。言葉と声とリズムと集団の力に圧倒されていつのまにか滂沱たる涙が。歌詞はI.S兄貴こといとうせいこうが作ったそうだ。兄貴素敵。
終演後、串田さんやるねーとか言いながらカッパとビール。民百姓のことを考えさせられた3時間だったけど、飲んでるうちにロンドンの反芻会になってました。やはり日本のビールは旨いぜ。

|

« 『走ることについて語るときに僕の語ること』 | トップページ | ロンドン美術館徘徊 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111855/48730049

この記事へのトラックバック一覧です: コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」:

« 『走ることについて語るときに僕の語ること』 | トップページ | ロンドン美術館徘徊 »