« 『桃色トワイライト』 | トップページ | 『ハイドラ』 »

2010年3月 6日 (土)

『勘三郎、荒ぶる』

小松成美の『勘三郎、荒ぶる』(幻冬舎文庫)を読む。中田ヒデのインタビューの人か...と、なんとなくどうなの的な軽さで読んでみたら、かなり力の入った取材と案外な歌舞伎への愛、聞き上手で尚且つ読みやすい文章で、すっごく面白かったよ。勘九郎から勘三郎への襲名、野田歌舞伎やコクーン歌舞伎、平成中村座への挑戦、家族のことなど、とにかく全力で芝居バカ(勿論褒め言葉)な感じが伝わってきまくり。歌舞伎の演目についてもわかりやすい説明があるのも良いし、ミーハー心が満足するような逸話も沢山。なんだかんだ言われるでしょうけれど、勘三郎さんみたいな古典もきっちりやってその上新しいこともばんばんやるよー!的な歌舞伎役者は絶対必要だと思う。クドカンの解説がまたスバラシかった。自身が作・演出をした「大江戸りびんぐでっど」にも触れながら、結果著者についてよりも勘三郎さんのことばっかりを語っていたのが可笑しかった。小松成美もきっとそれでいいんじゃんと思ってるに違いない。勘三郎さんにはそーゆう魅力があるよね。

|

« 『桃色トワイライト』 | トップページ | 『ハイドラ』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111855/47743060

この記事へのトラックバック一覧です: 『勘三郎、荒ぶる』:

« 『桃色トワイライト』 | トップページ | 『ハイドラ』 »