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2010年2月24日 (水)

『天才たちの値段』

門井慶喜の『天才たちの値段 美術探偵・神永美有』(文春文庫)を読む。美術探偵というサブタイトルのみで購入。美術絡みのミステリは大好物なのです。目の当たりにした美術作品がもし贋作であるならば苦味を感じ、本物ならば甘みを覚えるという、ちょっと変わった天才美術コンサルタント・神永美有(男子)と、完璧なまでのワトソンぶりを見せる短大の美術講師・佐々木昭友の二人が、発見されたボッティチェッリの”秋”や変わった構図の涅槃図などにまつわる難題に挑む。難しさを感じないし、薀蓄に偏らないし、何よりどの話も一行目で掴んでいく潔い書き出しがいいなー。ラストがちょっと惜しい感じがしたのですが、続編ありそうなんでとりあえず今後に期待!

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