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2010年2月

2010年2月28日 (日)

没後400年特別展「長谷川等伯」

Asa_tower
土曜の朝は生憎のお天気で、
東京タワーのてっぺんも雲の中。
バベルの塔?

Tohaku_monkeyカッパと二人で上野へ。東京国立博物館にて没後400年特別展「長谷川等伯」を見る。雨降りの午前中なのに結構な賑わいでした。仏画やきらびやかな屏風絵もあれば、国宝「松林図屏風」のようなシブいものもあり、えー同じ人の作品ですか?みたいな驚きの連発。おさる的には「枯木猿猴図」が見られて嬉しかった。記念に枯木猿猴図グッズを買いまくる。その後常設展もゆっくり鑑賞。勉強家のカッパに北斎や春信についてレクチャーをしてもらい、若干賢くなった気に。
国際子ども図書館にも行って、「日本発子どもの本、海を渡る」展を見る。「ぐりとぐら」とか「魔女の宅急便」などの名作が沢山の国で翻訳されていることを知った。なかなか面白い企画であったよ。国際子ども図書館はほんとに素晴らしい。大好きです。


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2010年2月27日 (土)

復活!「上海バンスキング」

シアターコクーンで「上海バンスキング」を観る。
...という一行を書いていることがまだ夢のよう!万感の想いで胸がいっぱいに。94年のラスト公演から16年、まさかの復活にオープニングからむせび泣くカッパとおさる。わしらはこの芝居を、91年の上演から20回は観ただろうか。もう二度と観られるなんて思ってなかった大好きな芝居が、今そこでかかっている不思議。嗚呼長生きってするもんだなあ(大袈裟)。
わしら的初日の昨日は、コクーンシートからの観劇。これまた色々懐かしい。上から眺めていても、役者陣が確かに年を取っていることは否めない。頭髪が薄くなったり、おなかが出気味だったり、逆にお痩せになっていたり、歌詞や台詞が出てこなかったり...。でも16年の年を重ねた役者さんたちによるバンスキングは、やっぱりそれだけ味わい深いものとなっていたと思う。新婚まどかさんの初々しさはもう辛いかと思った吉田日出子さんは、やっぱり未だかわゆらしい。最初からおじさんの(失敬)バクマツ(笹野高史)と、最初からあんな感じの演技だったシロー(串田和美)はあんまり変わってない気がしたけど、弘田のコヒさんなんて元々うまいのに更に更にうまくなっている!白井中尉の大森さんもむのすごく素敵になってるかも!そして相変わらずサックスのけぞり吹きでわしらのハートを鷲掴んでくれた小西さん♪かっちょいいままでいてくれてアリガトウ☆
何もかも同じってわけにはいかないし、そんな必要もないけれど、やっぱり復活してくれて嬉しかった。いい夢をみさせてもらったようです。

Yoru_tower


コーフン冷めやらぬまま、カッパと二人で東京プリンスのザ・タワーに泊まる。でかすぎる東京タワーを眺めながら&飲みながら、上海バンスキングや自由劇場の思い出を語り合う。

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2010年2月25日 (木)

『晩夏に捧ぐ』

大崎梢の『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)』(創元推理文庫)を読む。書店員が書店で起こる事件を解く、日常の謎系ミステリ・書店版て感じですか。シリーズ第二弾は、書店巡りが趣味の書店を愛する熱血書店員・杏子と、手先は不器用だが推理の冴えるアルバイト店員・多絵のコンビが、地方の老舗書店で起こった幽霊騒ぎと27年前の作家惨殺事件の真相を追う長編となっている。このシリーズはミステリとしてどうとかはさておき、とにかく書店の仕事を描いている部分が読んでいて楽しい。書店ものはやっぱりそれだけで惹かれるなあ。今日は書店という言葉がトゥーマッチ。

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2010年2月24日 (水)

『天才たちの値段』

門井慶喜の『天才たちの値段 美術探偵・神永美有』(文春文庫)を読む。美術探偵というサブタイトルのみで購入。美術絡みのミステリは大好物なのです。目の当たりにした美術作品がもし贋作であるならば苦味を感じ、本物ならば甘みを覚えるという、ちょっと変わった天才美術コンサルタント・神永美有(男子)と、完璧なまでのワトソンぶりを見せる短大の美術講師・佐々木昭友の二人が、発見されたボッティチェッリの”秋”や変わった構図の涅槃図などにまつわる難題に挑む。難しさを感じないし、薀蓄に偏らないし、何よりどの話も一行目で掴んでいく潔い書き出しがいいなー。ラストがちょっと惜しい感じがしたのですが、続編ありそうなんでとりあえず今後に期待!

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2010年2月21日 (日)

二月大歌舞伎・夜の部

先週のことですが、二月大歌舞伎・夜の部を観に行った。その日はカウントダウン時計が77日になっており、歌舞伎座の建替えがほんとにもうすぐそこまで迫っていることに愕然とする。心して観劇しないとな。
今回いっとう楽しみだったのが「高坏」。話も面白かったし、まるでタップダンスのように高足を履いて軽やかに踊る勘三郎さんを観ているだけで高揚した。この演目はまた観たいなあ。実は「籠釣瓶花街酔醒」も初めて!田舎から出てきたばかりの次郎左衛門(勘三郎)に嫣然と微笑む玉三郎さんの八ツ橋花魁、この世のものとは思えない美しさにぞくぞく。次郎左衛門でなくとも魂奪われマス。仁左衛門さん登場でこれまたうっとり。いい男だねえ。話はいたたまれないっつうか後味悪いっつうか何とも言えないのですが、諸々引き込まれたー。強烈な芝居であった。
そうそう、この日は二の午で、歌舞伎座のお稲荷さんにお参りが出来て&おしることお神酒もふるまわれた。こんな行事もいちいち楽しいな。カブキチの友人カッパと神戸のカブキチ、若いかわいこちゃんのカブキチと共に堪能する。沢山の思い出をアリガトウ歌舞伎座。

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2010年2月20日 (土)

『サクリファイス』

近藤史恵さんの『サクリファイス』(新潮文庫)を読む。自転車ロードレースという、わたくしにとっては馴染みも興味も全くない未知の世界を舞台にした小説なんだが、そーゆうことは関係なく楽しめるから文学ってスゴイ!とまたまた思う。チームのエースが勝利するためにアシストに徹する選手がいることとか、ややこしい駆け引きとか、ちょっと変わったスポーツだなという印象だけれど、その分ドラマチックな要素も満載。青春小説と言ってもいいのにサスペンスフルで、最後まで気が抜けない。読後、タイトルのでかさにちょっと震撼する。

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2010年2月19日 (金)

映画『サヨナライツカ』

そういえば映画『サヨナライツカ』を観てしまった。しまった、って...。2時間20分は長かったなー。後半だらだら。マギーとか反抗的な息子とか新妻の暗躍とかいらないかも。中山美穂は申し分なくエキゾチックな美人さんだけど、如何せんあんまりエロくない。『毎度おさわがせします』の時のがエッチだったか?沓子をやるなら寺島しのぶ姉さんの”裸も衣装”的なガッツが是非ホシイ。相手役の西島秀俊は案外好き。彼の”好青年”ぶりとか計算高いブラックなところとか、説得力があって良かったわ☆腹立たしい男だけどネ。映画館は女子やカップルでかなり混んでいて、泣いている女子も多々いましたが、一体どこで泣けば...と思ったわたくしは女子力低下中でしょうか。あと、キスシーンでカメラが二人のまわりをくるくるすると、おおさすが韓流!とちょっと嬉しかった。眼がまわるんだがな(三半規管弱し)

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2010年2月18日 (木)

團菊チョコ

風邪で寝込んでいた。自分史上最高体温に軽く怯える。このまま儚くなってしまうのかと思いました。健康は大事ですな。自らに厳しくコタツ寝を禁止し、今週は全然アルコールを飲んでいません。エラモンキー。

Choco_3

團菊っぽいでしょ、ということで、
バレンタインデーに「團」担当の友人から頂いたチョコレート。
ちなみにわたくしは「菊」担当。
まだ二月だけれど、今年の團菊祭のゆくえに思いを馳せる。

もったいなくて食べられないな

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2010年2月11日 (木)

映画『ゴールデンスランバー』

映画『ゴールデンスランバー』を観る。大好きな伊坂幸太郎の作品が映画化となると何かと心配なファンなのですが、その点中村義洋監督なら大丈夫...と信じていた通りのナイスな出来。長い原作を二時間半にまとめると言うことは、結局のところ何を取って何を捨てるかなんだろうなーとぼんやりと思う。中村監督はそのセンスが良いに違いない。色々カットしても、絶対の台詞は絶対に残ってるし。私は好きでした。
ストーリーはざっくり言うと、首相暗殺犯に仕立て上げられた青柳雅春という男がひたすら逃げるというもの。陰謀としか思えない無茶苦茶な事態に陥った彼の逃亡劇に手に汗握り、大学時代のサークル仲間をはじめとする周りの人たちとの絆にはほろりとさせられる。山南さん(えーと堺雅人)が青柳君を見事に好演。結構隅々までキャスティングがイイ。原作とはイメージちょっと違うのにすこぶるキルオな濱田岳とか、これ以上ない!ってほどぴったりなロックな岩崎さん(渋川清彦・『フィッシュストーリー』にも出てた)とか大好き。どうでもいいけど大スクリーンで見る純くん(森田森吾役・えーと吉岡秀隆?)は案外汚かった。純くんもう40だものね...みたいな感慨が。
やっぱりこの話は面白いなあ。帰ってからもう一度原作を読み返している。「思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる」っていう花火屋ロッキーの台詞とかぐっとくるぜ。

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2010年2月 8日 (月)

『ちょんまげぷりん』

荒木源の『ちょんまげぷりん』(小学館文庫)を読む。帯に、”映画化決定、主演・錦戸亮”って書いてあり、それだけの理由で買ってみた。なんとなれば、あの人の顔って結構好きなんすよ...「流星の絆」のぬれせんも「ラストフレンズ」のDV男もこっそり気に入っていたの。てへ。つうわけで錦戸買いした本書だが、割とアタリだった!侍タイムスリップものといえば原田康子の『満月』を思い出すけれど、あれよりは軽く明るく読める感じよ。突然180年前の世界からやってきた侍・安兵衛が、シングルマザーのひろ子の元へ転がり込み、成り行きで家事を手伝ったりしているうちにパティシエとしての才能に目覚めたりする話。便利な生活には案外順応が早いのに、一本筋の通った根本的な考え方はぶれないところがかっちょいい侍ぶりであった。今から映画化が楽しみでござるよ。

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2010年2月 7日 (日)

『女修行』

辛酸なめ子の『女修行』(講談社文庫)を読む。表紙をよく見ると挑発的なベリーダンスの格好をしたなめ子が...。もうここから彼女の覚悟のほどが伺えます!本書は、年相応のオトナの女を目指すなめ子が、各界のプロに教えを請いながら女に磨きをかけ、少しでも理想に近付くべく奮闘するっつう実録である。メイド喫茶やキャバクラ、外資系OLなどの一日体験をしたり、セレブメイクやテーブルマナーを学んだりと、修行は実に多岐にわたっているのだが、いちいち後ろ向きっつうかうつむき加減っつうかネガティブなところに親近感。なめ子ガンバレ、と応援しつつも何か辛くなる。しかしあくまでも生真面目なのにすんごいふざけた感のある文章がやっぱり面白すぎる。なめ子は変わらずに、いつまでもそのままでいて...と少し思う。

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2010年2月 1日 (月)

『ガラスの仮面(24)』

久しぶりの新刊!美内すずえの『ガラスの仮面(24)』(白泉社文庫)を読む。何が驚いたって、ガラスの仮面の世界に携帯電話が登場したことデスよ...真澄様をはじめとして、見た目かなり昭和な匂いがするいでたちのままなのに携帯電話。味わい深いっす!しかし真澄様はやっぱり素敵☆冷たいことを言っちゃあ突き放し、かと思うと絶妙なタイミングで励ましっぽいことを言い。”紫のバラの人”は女子の夢かも。

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