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2009年10月28日 (水)

『欲しい』

永井するみの『欲しい』(集英社文庫)を読む。先日酔っ払って本屋へ行き、マンガ新刊など数冊求めた時に何故か一緒に買っていたもの。裏表紙のあらすじを抜粋すると、「人材派遣会社を営む紀ノ川由希子は42歳、独身。恋人には妻子がいる。愛しているのに、会えば会うほど飢えていく。そんな心の隙間を埋めるため、逢瀬の後はいつも派遣ホストを呼んでいた。」...え、なんでこれを??とちょっと動揺するも、酔った俺が選んだ本というのに興味もわいて一気読み。ミステリなんすけど結構こええ!何といいますか、ノーマークだったあの人が実はこんな奴だったとは...的な意外な怖さ。愛する人と一緒にいたいとか安定した未来が欲しいとか、わかりやすい欲望を持った人間については頭では理解できるからいいんだけど、ええっそんなことのためにここまでするの...みたいな人ってたちが悪い。理解できないから怖い。でもミステリとしては面白かったです。酔っててもやるな、俺。自我自賛か。

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