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2009年9月 4日 (金)

『Story Seller』

新潮社ストーリーセラー編集部編『Story Seller』(新潮文庫)を読む。7人の作家によるアンソロジーはかなり贅沢なラインナップでそれぞれ読み応えアリ。これで819円なら安い。本て安いよ(アゲイン)。この中では伊坂幸太郎、近藤史恵、本多孝好が好きな作家だけれど、案外あまり読まない人の方が楽しめたのもアンソロジーの醍醐味かな。佐藤友哉のちょっと怪しくへんてこなハードボイルドみたいなのも惹きつけられたし、米澤穂信の雰囲気たっぷりな怖い話も良かったし、道尾秀介にしては?ハートウォーミングなのも新鮮だった。しかしダントツでヤラれたのは有川浩。ツボだわー。冒頭から難病ものってわかり、ああ苦手かもと思いながら渋々読んでいくと、不思議なことにそんなことは忘れちゃってどんどん引き込まれ、結果あざとくもお涙頂戴にもならず、でもやっぱり泣いちゃった...みたいなヤラれ具合。この人の描く登場人物の、言葉を大事にしている姿勢が好きなのかも。というわけで遅ればせながら有川浩すげえと思う今日この頃。

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