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2009年9月 8日 (火)

『秋の森の奇跡』

林真理子の『秋の森の奇跡』(小学館文庫)を読む。タイトル、なんだか覚え難い。何不自由なく暮らしていた42歳の人妻が、親の介護とか兄との諍いとか夫への不信とか妻子ある男との恋とかで一気に人生が変わっていく、みたいな話。主人公の裕子がとにかく何もかも持ってる風なのが業腹...夫、子供、ハイソな生活、地位のある仕事、まだまだいけてる美貌、アンド恋人。だから介護という要素だけではちーとも同情できん!と思ってしまう己の小ささよ。しかしスーパーリアル庶民な主婦を描かれても、読む方はやっぱり乗れないのかな。ちょっと(いやかなり)上のクラースの方々ならそれなりに絵になるし。共感できなくてもね!でもまあ”不倫とか浮気じゃなくてちゃんと恋愛がしたい”っていう裕子の希望はわからないでもないし、こんな結末もアリっちゃあアリかなあと気弱に思いながらドロンします。

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