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2009年9月

2009年9月29日 (火)

『骸の爪』

道尾秀介の『骸の爪』(幻冬舎文庫)を読む。ホラー作家の道尾が、取材で訪れた仏像の工房で体験する不可思議な出来事。千手観音が夜笑うのを見たり、謎の声を聞いたり、仏師がいなくなったり。で、道尾は前作『背の眼』でもお馴染みの霊現象探求家・真備とその助手・凛とともにその地を再訪し、怪事件に挑む。工房にずらっと並んだ無数の仏像を思い浮かべるだけで何かもう...と雰囲気に飲まれっぱなしであっという間に読了。さすが道尾秀介。しかし事件はちょっぴり悲しいのよ。この面子は好きなのでもっと読みたいな。

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2009年9月28日 (月)

『ぶぶ漬け伝説の謎』

北森鴻の『ぶぶ漬け伝説の謎 裏京都ミステリー』(光文社文庫)を読む。嵐山のマイナーな名刹・大悲閣千光寺(←実在する)を舞台に繰り広げられるちょっとおバカな京都ミステリ。わけアリの寺男・有馬次郎と、何もかもお見通しの懐深い住職はともかく、毎度懲りずにやっかいごとばかり持ち込むバカミス作家のムンちゃんこと水森堅と、みやこ新聞の自称エース・折原けいのトラブルメーカーコンビにはいい加減腹立たしくなってまいります。しかし!そんなバカふたりに業を煮やしながらも読んでしまうのは、北森ミステリにはつきものの美味しそうな料理がそこにあるから。飯蛸と里芋の炊き合わせ、河豚の天ぷら、湯葉巻き、松茸のはりはり鍋、鱈の白子のバターソテー、香箱蟹の蒸豆腐...いいなあ寿司割烹・十兵衛。あるならば行ってみたいぞ。

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2009年9月27日 (日)

『図書館危機』

有川浩の『図書館危機』(アスキー・メディアワークス)を読む。あああああ、はまっている!図書館戦争シリーズ第三弾。欲張りなほどに沢山の要素が盛り込まれているのに、とっちらかった印象はない。うまいなあ。同期との友情とちょっとライバル心、好きな人が同じ職場にいることによってよりいっそう仕事に励める感じ、もっとも近いはずなのに案外言葉足らずでねじれてしまう家族関係、尊敬できる上司のどこまでも広い背中、立場は違っても同志的な強い絆で結ばれた大人の男女、言葉に対して譲れない一線を持つ人たち、そして乙女心がきゅううんとするようなあんなことやこんなこと☆あと一冊で終わりなのね...少しうるうる。

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2009年9月26日 (土)

『息がとまるほど』

唯川恵の『息がとまるほど』(文春文庫)を読む。え、なんで唯川恵...とりあえずタイトルと、表紙の繊細な切り絵がいいなと思ったので。まあ五年に一度くらいは読んでみたくなる時も?恋愛短編集と軽く踏んで臨んだらあなた、うっすら怖いっす!ホラーです!女の敵は女かー的な黒い話、人を愛しすぎることの狂気、最早愛とも言えない執着、底なしの嫉妬、嗚呼もう女子ときたら女子ときたら...の連続打撃。自戒を含め、何かと無防備に且つ過剰に愛を注いでしまいがちなこととか色々気をつけたいと思うも、気をつけようと思ってできることならとっくにやっとるわい。

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2009年9月24日 (木)

『PINK』

シルバーウィークというぽっと出の連休に慣れないまま、休みが終わってしまった。最後の方は読書にも若干飽きてきて、YouTubeで歌ったり踊ったり開国を迫ったりする宮崎吐夢ばかり見て過ごしていた、ちょっと可哀想な俺様...。久しぶりに張り切って会社へ行ったら、人手不足と期末が重なり撃沈。嗚呼。
気を取り直して、柴田よしきの『PINK』(文春文庫)を読む。差出人不明の謎めいたメールが届いた日から、メイは夫が別人のように変わってしまったことに気付く。その後夫が殺人事件にまきこまれ、メイは意を決して彼の真の姿や自らの過去に向き合う、みたいな話。サスペンスな展開に引き込まれ、ぐいぐい読めるが、舞台が神戸ということで震災の傷跡が胸に迫った。辛かった。でも人は再生するという強さもしみじみ感じた。

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2009年9月23日 (水)

『Lady,GO』

桂望実の『Lady,GO』(幻冬舎文庫)を読む。地味で暗くて何事もネガティブに考えてしまい、自分にちーとも自信が持てず人の顔色ばっかり伺って生きてきた、自分嫌いの南玲奈。男にふられ、派遣先から切られ、進退窮まってキャバクラ嬢になり、場違いな職場でいろんな人たちに出会って成長したり少しずつ変わったりするっつう話。いちいちマイナス思考の玲奈に、これわたくしですか?ってくらいシンクロしてしまった...。まあその後の頑張りは俺にはないとこなんだがね。とりあえずキャバクラ嬢の営業努力というか成功のメソッドというか、結構勉強になります!何かと玲奈の世話をやくゲイのスタイリスト・ケイ(深沢あっちゃんを脳内キャスティング)がナイスキャラ。

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2009年9月22日 (火)

『少年になり、本を買うのだ』

桜庭一樹の『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』(創元ライブラリ)を読む。そういえば直木賞作家だけど、小説は一冊しか読んだことがないと思う。人の読書日記って大好き。読書傾向が同じでも全然違っても楽しく読める。桜庭さんは翻訳ものとか多いかな。新刊だけでなく古い本もべらぼうにたくさん読む。新たに出る注目の本ばかり追いかけていると、「作家も読者も聞き分けがよく似通った、のっぺりした顔になってしまうんじゃないか。みんなで、笑顔でうなずきあいながら、ゆっくりと滅びてしまうんじゃないか」と危惧し、「駄目だッ。散らばれッ!もっと孤独になれッ!頑固で侠心で偏屈な横顔を保て!それこそが本を読む人の顔面というものではないか?」とちょっと過激なことを言う。うむうむ。気になった本のメモを取りながら読んだら結構な数になってしまった。私なんて、まだまだだ。

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2009年9月21日 (月)

『図書館内乱』

有川浩の『図書館内乱』(アスキー・メディアワークス)を読む。図書館戦争シリーズ二冊目は、個々の登場人物が更に掘り下げられており、それぞれの魅力が倍増!結構厚い本なのに会話のテンポが良いためなのか、あっさり読めてしまうよ。相変わらずのベタなラブも嫌いじゃない(むしろ、大好きです)。郁の”王子様”の正体がついに...ってとこで、嗚呼明日次の本を買いに走らなくちゃ。連休中は基本引きこもる予定である。暗い奴。

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2009年9月20日 (日)

『坂道のアポロン(4)』&『君に届け(9)』

ここんとこずっと飲んでいた。自分で決心したことがあったにも関わらず、あっさり破ってへらへらしながら飲み続け。私は実に意志が弱く、自分との約束をあんまり守れたためしがない。駄目な女ね。一ヶ月禁酒と決めたらほんとに禁酒している、酒飲みの友人が眩しい今日この頃である。年頭の誓い「飲み放題で飲みすぎない」は既に破っちゃったので、とりあえず来期の目標は「静かにする」「思ったことの8割は言わない」の二本を掲げてみたが、どうだろうか。一緒にがんばろうね、のりぴー?
つうわけで軽く漫画。小玉ユキ『坂道のアポロン(4)』(小学館FC)と椎名軽穂『君に届け(9)』(集英社マーガレットコミックス)。いずれも高校生が主役の漫画だよ...読んでる場合か?と少し思う。いや二冊ともあの年齢特有の感情を細やかに描いており、それぞれ魅力的なのだが、時々我に返る40代なのであった。とりあえず貞子もボンもがんばれ(お前もな)。

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2009年9月16日 (水)

『雨を見たか』

宇江佐真理の『雨を見たか』(文春文庫)を読む。髪結い伊三次捕物余話の第七弾なんですが、世代交代がますます進み、伊三次の出番自体が昔ほどなくてちょっぴり寂しい。話は北町奉行所町方同心見習い組の6人の若者がメインになりつつある。それはそれで青春モノっぽくて良いけれど、若者らしい潔癖さとか融通のきかなさとか油断すると傲慢になりがちなとこなんかがたまにいらっとするのはもうわしが年寄りだからか...。ていうかお前ら、人生の先輩として伊三次を敬え!とつい思ってしまうのよねー。まあ所詮伊三次は小者、見習い組は見習いとは言え武士だから仕方ないのだが。もっと伊三次を!と思いつつ次回に期待。

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2009年9月14日 (月)

『ダブル・ジョーカー』

柳広司の『ダブル・ジョーカー』(角川書店)を読む。魔王・結城中佐が作り上げた陸軍スパイ養成学校”D機関”の第二弾!やっほう。陸軍が作ったもうひとつのスパイ機関との攻防戦を描いた表題作をはじめ、今回も誰がスパイなのかどこまで仕組まれているのか魔王はいつ登場するのか等々、んもう終始はらはらデスよ。騙されてこの気持ち良さって何だ。嗚呼”トリプル・ジョーカー”もあると良いなあ。

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2009年9月13日 (日)

HONMOKU MASSIVE !

昨日のことですが、クレイジーケンバンドの野外ライブ「HONMOKU MASSIVE」に行ってきた!場所は横浜港シンボルタワー。本牧埠頭の先っちょみたいな、ハマ風が実に気持ちの良いところなんですが、如何せん交通の便が悪くてやや難儀ではあった。しかし本牧でCKBなんて最高じゃん、できすぎじゃん(浜っ子)。四年前の山崎まさよし赤レンガパークの辛かった土砂降りライブのこともすっかり忘れ、同じく浜っ子のいとこ&その息子&マイ弟とともに出かけた次第である。鮮やかな色のジャケットで登場したCKBの面々はやっぱりかっちょいいいいいい!愛子ちゃんキュート!「デトロイト音頭」でいきなりエンジン全開、本牧伝説な曲、リクエストコーナー(「せぷてんばぁ」に泣き)、ニューアルバムからの曲は生で聴くと更にぐっとくるものばかり。ジャッカルくんはのけぞりサックス、ヨンさまは涼しげにキーボードを奏で、のっさんのアツいギターはぎゅいんぎゅいん。嗚呼、嗚呼。途中から相当な土砂降りになってきて「ガールフレンド」の時はもう雨なのか涙なのかわかんないほどぐちゃぐちゃで感極まったっス...。ラストは下半身パンツいっちょで雨の中を転げまわる剣さんにラブ。打ち上げ花火で今年の夏もしっかり終わった感じ!ほんとにほんとに楽しかったんだが、あの雨にはほとほと参った...全員濡れ鼠で駐車場行きのシャトルバスに乗るまでの行進はまるで落ち武者か、何かの罰ゲームと言った様相。やっぱりここへきて四年前のことをしっかり思い出し、40も過ぎたしそろそろ野外ライブは卒業かなあとぼんやりと思う本牧の夜であった。つうわけで今日は若干風邪気味でダウン。

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2009年9月12日 (土)

映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』

映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』を観る。長い!三回ともまずそれか。かなり効率よくとばしているのだが。よっぽど原作が長いのね。正直途中からともだちが誰かなんてどうでもよくなる感じ...。原作を読んだ時は、誰だよそれ!!って思ったけど、映画版の結末の方が案外説得力があり、うまいことまとめた気がする。今回も見所が多々ある中、わたくしとしてはライブの客・ダイヤモンド☆ユカイとミニミニオジー(えーとMCU?)と決め付けたい。ユカイさんの演出不要!な俺様演技と、こう見えて映画は慣れてんのよ的なミニミニオジーのナチュラル演技に注目。高橋幸宏さんも老いて尚かっちょいい、っていうか最初から老いた風だったから年取った感なし?なたたずまいも超素敵ー。とにかくちゃんと終わってくれてなんとなく一安心でござるよ。

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2009年9月10日 (木)

『あるキング』

伊坂幸太郎の新刊『あるキング』(徳間書店)を読む。超弱小球団・仙醍キングスの熱烈なファンである両親のもとに生まれた野球の天才の物語。王求(おうく)と名づけられた彼が、その名の通り王となるべくして育てられ、王としての運命を背負って歩んでゆく数奇な人生が静かにエキサイティング!基本野球の話なんだけどとにかくへんてこで、いったい何処に連れて行かれるのか全然予想がつかない故、野球なんて別に...な人でも楽しめると思う。時折ちらつくマクベスな感じが王求の運命っつうか呪い?に複雑な影を落として雰囲気たっぷり。伊坂ハズレなし伝説はわたくしの中でまた更新。

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2009年9月 9日 (水)

『最後の恋』

8人の女性作家によるアンソロジー『最後の恋 つまり、自分史上最高の恋。』(新潮文庫)を読む。慣れるとアンソロジーも味わい深いのな。まあ副題がややしゃらくさいけど。全体的にきゅううんとするような話はあんまりなかったが、ちょっとミステリー風、おとぎばなし風、サスペンス風と色々あって読み物として純粋に楽しめた。でもせっかく「最後の恋」なんだから、最後っつうせっぱつまった感満載の、刹那的な、デストロイな、涙も枯れんばかりの恋愛沙汰とか読みたかったなー。もう俺様が書くか(無理)。

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2009年9月 8日 (火)

『秋の森の奇跡』

林真理子の『秋の森の奇跡』(小学館文庫)を読む。タイトル、なんだか覚え難い。何不自由なく暮らしていた42歳の人妻が、親の介護とか兄との諍いとか夫への不信とか妻子ある男との恋とかで一気に人生が変わっていく、みたいな話。主人公の裕子がとにかく何もかも持ってる風なのが業腹...夫、子供、ハイソな生活、地位のある仕事、まだまだいけてる美貌、アンド恋人。だから介護という要素だけではちーとも同情できん!と思ってしまう己の小ささよ。しかしスーパーリアル庶民な主婦を描かれても、読む方はやっぱり乗れないのかな。ちょっと(いやかなり)上のクラースの方々ならそれなりに絵になるし。共感できなくてもね!でもまあ”不倫とか浮気じゃなくてちゃんと恋愛がしたい”っていう裕子の希望はわからないでもないし、こんな結末もアリっちゃあアリかなあと気弱に思いながらドロンします。

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2009年9月 7日 (月)

九月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、九月大歌舞伎・夜の部を観に行った。まずは鶴屋南北「浮世柄比翼稲妻」の「鞘當」、何度か観たことがあるものの、相変わらず状況は今ひとつ掴めずすみません。でも華やかな吉原をバックにした松禄アンド染五郎イカス。今日も萌え五郎。うってかわって暗く怪しい「鈴ヶ森」は何と言っても家橘ちゃんの飛脚がかわゆらしいです。美少年・白井権八(梅玉さん)キター。そして幡随院長兵衛登場で、嗚呼幡随院長兵衛の話だったんだねと思い出す。ほんとに物忘れがひどい昨今である。おかげで日々新鮮!?次は、えーまたですかあと思わず毎回言ってしまう「勧進帳」。吉右衛門さんの富樫に幸四郎の弁慶。諸々さらっとした勧進帳である意味吃驚してずっと覚醒。高麗屋!播磨屋!と客席がとにかくむのすごい盛り上がり。皆さんお好きなんですね、勧進帳。四天王の松江さんにラブ。最後は「松竹梅湯島掛額」、思い出深く大好きな演目ですが、今日のお七ちゃんは福さんでーす。わたくしの美しい思い出を無理矢理?福色に染め換えてくださること間違いなし。紅長は吉右衛門さん、よく働くなあ。小姓吉三郎という役はおバカさんなのかとずっと思っていたけれど、錦之助吉三郎はバカには見えず。というわけでバカじゃないんだとわかる...初めて観た時のが刷り込まれているらしい(誰?)。福さんのお七ちゃんは強烈ですが、さすがに「櫓のお七」の人形ぶりなんて魅せるわーという感じ。黙っているとほんとにキレイ。勿論褒めてマス!というわけで福さん良かったけど菊のお七ちゃんと新之助(当時)の吉三郎☆が懐かしいねと友人カッパと反芻しつつ帰宅。9月の観劇はこれでおしまい。

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2009年9月 5日 (土)

『図書館戦争』

ついにと言うか今更と言うか、有川浩の『図書館戦争』(アスキー・メディアワークス)を読む。カミングアウトするのが若干恥ずかしいのだが、これ好きかも...ていうか相当好きなのかも...。詠美姐さんのおとなな恋愛小説もイイけど、こんな青臭さが魅力の、バリバリのラブコメ的な話も未だ捨てがたい。んもーいちいち身悶えするほど痒いのにぐっとくるんですよー。ベタなんだけどこれがたまらんのですよー。うひゃーと走り回りながら好きだと叫びたい。メディア良化法なる法律によって表現が規制され、本が不当に狩られる架空の現代日本を舞台に、本の自由を守るべく図書館隊が戦う話です、ざっくり言うと。本を守るのが使命!っていうのが活字ジャンキー的には悶絶ものの設定。本を焼く国ではいずれ人を焼く、って言葉はぞっとしつつも真理と思う。主人公の笠原郁ちゃんは身長170センチのスポーツバカで、高校生の時に自分を救ってくれた図書隊員に憧れてこの道に入った熱血漢。”王子様”に再会することを夢見てたりして意外にも乙女な感じがかわゆらしい。その教官・堂上篤は責任感故に厳しい指導で鬼教官と言われているが、不器用でわかり辛い(けど読まれやすい)優しさが何ともたまらんとです。かなり好みであります!その他の登場人物もキャラが素晴らしく(ベタだけどね☆)、この手の会話が好きな貴兄には何とも心地よいやりとりが面白く、恥ずかしいと言いつつ手放しで褒めてしまいましたよ。すみません、ほんと今更で...完敗っす。

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2009年9月 4日 (金)

『Story Seller』

新潮社ストーリーセラー編集部編『Story Seller』(新潮文庫)を読む。7人の作家によるアンソロジーはかなり贅沢なラインナップでそれぞれ読み応えアリ。これで819円なら安い。本て安いよ(アゲイン)。この中では伊坂幸太郎、近藤史恵、本多孝好が好きな作家だけれど、案外あまり読まない人の方が楽しめたのもアンソロジーの醍醐味かな。佐藤友哉のちょっと怪しくへんてこなハードボイルドみたいなのも惹きつけられたし、米澤穂信の雰囲気たっぷりな怖い話も良かったし、道尾秀介にしては?ハートウォーミングなのも新鮮だった。しかしダントツでヤラれたのは有川浩。ツボだわー。冒頭から難病ものってわかり、ああ苦手かもと思いながら渋々読んでいくと、不思議なことにそんなことは忘れちゃってどんどん引き込まれ、結果あざとくもお涙頂戴にもならず、でもやっぱり泣いちゃった...みたいなヤラれ具合。この人の描く登場人物の、言葉を大事にしている姿勢が好きなのかも。というわけで遅ればせながら有川浩すげえと思う今日この頃。

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2009年9月 3日 (木)

映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』

映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』を観る。”女の勘違いと男の本音に容赦なく迫る画期的なラブストーリー”だそうです。邦題、潔さは買えるが如何せん恥ずかしい。久しぶりに洋画を観ようと思ったのは、スカーレット・ヨハンソンが大好物だから☆ロリータフェイスにあのおっぱいですよ!んもう反則っすよ!とか思いながらその可愛さを堪能。生まれ変わったらスカーレット・ヨハンソンになりたい。他にもドリュー・バリモアとかジェニファー・コネリー、ジェニファー・アニストンなど、洋画をあまり観ないわたくしでも知ってる人が結構出ていたよ。とにかく他人事とは思えない、なかなか痛いエピソードが満載...確かに女子はこうゆう思い込みをしますが悪いか!と逆ギレのひとつもしてしまいそうなほどのシンクロ度。嗚呼、嗚呼。それでも幸せになりたくて日々貪欲に、前向きに生きている俺たちなのだ。ふん。

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2009年9月 1日 (火)

Yonda?パンダをもらうおさる

Yonda新潮文庫をせっせと読んで、
Yonda?パンダの腕時計とブックカバーをもらったよ。
案外かわいい...
腕時計は50冊、ブックカバーは20冊分。
いったいどれだけつぎこんだか...とかは考えまい。

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