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2009年8月 2日 (日)

『東京公園』

小路幸也の『東京公園』(新潮文庫)を読む。写真家を目指す大学生・圭司が公園で撮影している時に出会った家族連れ。奇妙な依頼を受けて都内の公園を転々としながら撮影を続けるうちに見えてくる、その家族のそれぞれが抱えている思い。そして圭司自身が気付く自分の気持ちや、彼を巡る人々の優しい視線。人と人とのもろそうでそうでもない強い関係を、小路幸也ならではの言葉で大事に丁寧に描く青春小説です。やっぱり小路幸也はイイ。登場人物みんなイイ。私は富永ちゃんになりたい。”私が好きな人たちみんなが幸せになれる方向へ”動けるような、富永ちゃんになりたい。何か毎日泣いてばっかり。

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