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2009年6月

2009年6月29日 (月)

「NINAGAWA十二夜」@新橋演舞場

昨日のことですが、新橋演舞場へ「NINAGAWA十二夜」千穐楽を観に行った。ロンドンの凱旋公演て言うんですか。初演の頃に比べると結構タイトにまとまっていたような。菊の二役はもはや磐石の出来と言った感もあります。つい目が行ってしまうのは亀治郎さん。細かくきっちり面白い。昼の部終演後に写真を買おうと思ったら、写真売り場が閉まっていた。商売っ気がないっつうか何というか...。やるせない思いを夏のセールにうっかりぶつけてしまいまたも散財。ィヨコハマまで帰って反省したりしなかったりしつつカッパとビール。夏だねえ。

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2009年6月25日 (木)

『Bランクの恋人』

平安寿子の『Bランクの恋人』(光文社文庫)を読む。いけてないけどもてるための努力を惜しまない男、はずれっ子ばかりを狙って付き合う女教師、恋多きゲイと恋愛下手な女子の友情、ミュージシャンの父とその娘のそれぞれの恋などなど、平安寿子っぽいいろんなかたちの愛が味わえる短編集。面白いし、ほろっとくるし、さすがにうまいー。どれも甲乙付け難し。

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2009年6月21日 (日)

『QED 神器封殺』

高田崇史の『QED 神器封殺』(講談社文庫)を読む。前作からの旅は終わっていないようで、タタルさん御一行は未だ和歌山をうろうろしております。三種の神器や古代の神々を祀る神社についてタタルさんの知識がスパーク!加えてタタルさんに勝るとも劣らない変人である噂の毒草師・御名形史紋の登場でWタタルと言った様相をていしており、かなりうざい...いや、素敵な展開。タタルさんが可愛く見える日がくるなんてね。更に本書の大詰め部分は袋とじになっており、そこには驚愕の事実?が。何か色々スゴイね、日本て。小学生みたいな感想です。

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2009年6月19日 (金)

『ダナエ』

今週のプチ・ニュース。五十嵐圭、日立からトヨタへ移籍!...え、どうでもいいすか?俺的には大ニュースなんだが。そういえばサッカーの陰で、案外全日本男子バスケは第1回東アジアバスケットボール選手権大会 兼 第25回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選(長い!)を準優勝で通過してたりするんだよ...何故にこんなにもマイナー。寂しいっす。
さて本日は藤原伊織の『ダナエ』(文春文庫)を読む。もうイオリンの新刊は出ないのだなあとしみじみしながら読了。彼が残した珠玉の中篇三つは、いずれもちょっと頑固でへそ曲がり、しかしてハードボイルド臭のするおじさんたちが登場する。涼しそうな顔でわざわざ難儀な選択をしがちな彼らの行動なんかが、団塊親父たちの心を掴むのかしらとか思う。私は好きですけどね!

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2009年6月17日 (水)

映画『ハゲタカ』

映画『ハゲタカ』をやっと観る。腐ったこの国がターゲットかと思いきや、ハゲタカが買い叩いたのは...つうオチに時代を感じました。今回は大手自動車メーカー・アカマ自動車が中国系巨大ファンドに買収されそうになり、アカマ役員として働く芝野さんが鷲津に協力を求める、みたいな話。アカマ自動車のエンケン社長が素敵ー!駄目社長だがあまりに素敵なので社長だけ俺様が買収したい(バカ)。しかしそんなエンケンさんすら若干かすむほどに鷲津かっちょよす!いくら勝ってもどこか虚しそうな、なかなか笑わないひんやりした眼がたまんないすね。あと鼻の格好と頑固そうな唇かな。見た目かい。アップになると麿赤児度が濃厚なんだけどそこがまた凄味があり味わい深い。派遣工の高良健吾もすこぶるイイね。『フィッシュストーリー』のパンクなボーカルも素晴らしかったし、どうやら『ノルウェイの森』のキスギ役も彼がやるらしいよ。遅ればせながら大注目物件。真面目に作ってるのにちょいちょい笑っちゃうとこもあったけど、やっぱり『ハゲタカ』面白いわー。もっとやってくれないかなあ。

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2009年6月16日 (火)

『見仏記 ゴールデンガイド篇』

いとうせいこう&みうらじゅんの『見仏記 ゴールデンガイド篇』(角川書店)を読む。7年ぶりの見仏記新作!そして最高傑作かも?今回はゴールデンガイドと銘打ってメジャーどころに絞って紹介...のハズだったらしいが、そこはマニアな二人、案の定後半あたりは”パ・リーグのシブさ”に走っていました。イイね。やはりMJ兄貴の一言一言は秀逸!平等院のグッズ売り場の人に今後のグッズについてアイデアを聞かれた時「雲中供養菩薩のフィギュア全種類」とお答えしていたのには吹いた。しかしあったらぜひ欲しい!かなり欲しい。今回一番惹かれたのは和歌山の道成寺だなあ。MJ兄貴曰く「イケジュウ(注・イケてる住職)の元祖は安珍」らしいぜ。IS兄貴曰く「中村福助の目をした千手観音」があるらしいぜ。ここはいつかマイ仏友と共に訪れなくてはいかんな、と密かに決意したのであった。松竹座か南座あたりの興行と絡めたら仏友も乗ってくれるのではないかと...

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2009年6月15日 (月)

『あなたには帰る家がある』

山本文緒の『あなたには帰る家がある』(集英社文庫)を読む。まあ隣の芝は青い、っつう話?ちょっとせつないタイトルが良いね。でも山本文緒なのでそれなりの覚悟で...。気を逸らせない上手さがあるのですが、うますぎて結構どろどろが辛いんすよ。主に二組の家族の話で、どいつもこいつも少しずつ好かんたらしくてむかっ腹。それぞれの言い分もわからないでもないところがまた困る。結局どこの芝だって青いだけじゃないハズなのに、やっぱり隣の青い芝はいつまでもうらやましいのかも。

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2009年6月14日 (日)

映画『ROOKIES-卒業- 』

腐ったこの国を買い叩きに行ったのに(『ハゲタカ』な)、満員で観られず。やむを得ず?映画『ROOKIES-卒業-』を観る。目新しいことは特になかったけれど、俺やっぱり野球って好きなのかも...と思いながらニコガクをまじ応援!自分ひとりじゃ勝てない競技を通して出来た仲間って、曰く言いがたい想いがあるよね。やや泣かせに走ったきらいもあるが、無事卒業できて良かったことだよ。市原隼人はVシネでもいけそうな面構えがイイね。なのに笑うと可愛かったりして、そのアンバランスが受けているのか?つうわけで、齢40を過ぎても出来ることならば夢にときめいて明日をきらめきたいッス。次回は絶対日本を買い叩くぜ!(野望)

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『熱血ポンちゃん膝栗毛』

山田詠美さんの『熱血ポンちゃん膝栗毛』(新潮文庫)を読む。江口寿史の描くいい女風ポンちゃんの表紙も素敵ー。主に飲んで暴れているだけのようだが、時折昨今の日本語の使われように疑問を抱く”言葉の小姑”と化すところなんてば、さすがに作家だ!と感心。そんなとこがスキ。

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2009年6月12日 (金)

『さよなら』

20年前に愛読していた、吉元由美の『さよなら』(マガジンハウス)を久しぶりに読み返す。コピーライターのアシスタントをしている奈央ちゃん(24)と、カメラマンの若山さん(33・妻帯者)の恋、ってそれだけでもうバブリーな時代の業界臭がしてくるでしょう...。しかし!こんな設定なのに?イガイにも浮ついたところのない、結構泣きどころ満載の落ち着いた恋愛小説なんだよー。いまだに泣けちゃって参ったよ。ううう。まあ若山くん、結局ろくでなしなんすけどね。でも何か憎みきれないとこがズルイ。あとストーリーとは関係ないが、携帯電話がない時代の恋愛て大変だったろうなあ...ってもう忘れちゃったけど(←あまりに昔すぎて)しみじみ思った。手紙でやりとりなんかするのは今となれば逆に新鮮~。あれはあれで良い時代だったのかな。

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2009年6月10日 (水)

映画『おと・な・り』

岡田准一&麻生久美子の映画『おと・な・り』を観に行く。鍵の音、コーヒー豆をひく音、鼻歌、フランス語の練習などなど、隣人がたてる生活の音がいつしかかけがえのないものになっていく不思議。音だけで繋がっているような二人の人生はどこで交差するんだろう?という興味で最後までひきつけられる。ちょっと隣の音、筒抜け過ぎ!と思わないでもないが、隣人が岡田くんなら問題なし...なんつって。麻生久美子がかわゆらしい~。買おうとしていた(けど断念した)服を麻生久美子が着ていて、それを見た瞬間友人と二人で息を飲んだのが面白かった。映画終わった後で、あの服買えば良かったねーと後悔することしきり。そこかい。案外イイ話でしたよ。

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2009年6月 9日 (火)

『オトナの片思い』

11人の作家によるアンソロジー『オトナの片思い』(ハルキ文庫)を読む。アンソロジーってとっちらかってる感じがしてあんまり好んで読まないのだが、でもそんなところがアンソロジーを編む意味なのかもと思い直す。タイトルに惹かれて買ったけど、結構いろんなタイプの片思いを読むことが出来て素直に面白かった。栗田有起、山田あかね、角田光代の作品が良いな。わわわわかる!!的な妙齢女子のこんな片思い。こっそり恋心を抱えて日常を暮らすのも悪くない、と思う。

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2009年6月 8日 (月)

『ハゲタカⅡ』

真山仁の『ハゲタカⅡ』(上下巻・講談社文庫)を読む。のっけから衝撃的で悲しい事件勃発、思ってもみない辛い幕開けにちょっぴりくじけそうに。前作の登場人物たちの状況もずいぶんと違っている様相で、相変わらず飽きさせない展開。よりスケールの大きな、魑魅魍魎の跋扈する話となっております。TOBとかやっぱりあんましよくわかんないけど、でもまあ諸々ねじ伏せる面白さ。外資でギラッギラな男なのに、確かに持ってるサムライ魂が鷲津さんの魅力ね...嗚呼やられっぱなしどす。録画しておいたドラマの残りを見てから映画に臨みたい。

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2009年6月 7日 (日)

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ

「酒と涙と男と女」でしたっけ、忘れてしまいたいことがあったり悲しい時に男は酒を飲み、女は泣くっつう歌だが、そういった意味では最近の私は完全に男だなー。飲んで飲んで飲まれて飲んで、挙句撃沈。涙も出ませんわ。そうやって近年ますます駄目になっている感じデス。そういえば先週、パナソニック電工汐留ミュージアムへ「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」展を観に行った。その後、飲み会で暴れたのでそんな素敵な展示を観た事もすっかり忘れており今書いている次第。バカバカ。明治38年に来日し、建築家や実業家として活躍しつつ熱心にキリスト教の伝道を行ったヴォーリズの、様々な活動が紹介されております。軽井沢の≪浮田山荘(旧ヴォーリズ山荘)≫の原寸大模型は、実際中に入って雰囲気を感じることが出来て楽しい。山の上ホテルや明学の礼拝堂なんかもヴォーリズ作なんすね。軽井沢や近江八幡など、日本各地に建築物は結構残っているみたいなので、その土地に行ったら注意して観てみたい所存であります。覚えていたらな...

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2009年6月 6日 (土)

たまにはカフェで

Will_cafe1Will Cafeは国立市谷保にある和みのカフェ。
北欧風の落ち着いた店内で手作りのお菓子を頂く幸せ。
さりげないセンスの良さはこっそり生活に取り入れたくなります。
今日は夏野菜(かぼちゃ、トマト、ピーマン)のキッシュプレートと
ロールケーキを食べておなかいっぱい。美味!!
物静かだけどチャーミングな店主も素敵です。
国立に行かれる折には是非☆

...たまにはこんな女子っぽい記事はどうだ!

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2009年6月 5日 (金)

ハゲタカのピアノ

『ハゲタカ』原作では、投資ファンド会社に入る前の鷲津はニューヨークでジャズピアニストを目指していた人ってことになってるが、ドラマでは元銀行員だったので吃驚。柴田恭平の元部下だったり、銀行員時代の仕事絡みの不幸な出来事があって云々っつう設定はちょっとイージーな気がしましたが、ドラマはドラマで結構面白いっすね。まあそれはさておき、原作の中で鷲津がビル・エバンスの「アローン」の中の曲をいくつか弾く場面があって、読んでいるうちに聞いてみたくなり早速CDを購入。久しぶりにCKB以外の音楽を毎日聞いている。鷲津さんに惚れたのかしら。小説に登場する音楽で今一番興味があるのはやはり、ヤナーチエックの「シンフォニエッタ」でしょう。ヤナーチエックって誰?って言うか何?って感じですけどね。CDあるなら『1Q84』の平積み隣に置いておくと案外売れると思うのだが、どうでしょう本屋さん。

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2009年6月 1日 (月)

映画『重力ピエロ』

伊坂幸太郎原作の映画『重力ピエロ』を観る。加瀬亮の泉水と岡田将生の春、コヒさんのお父さんというキャストは確かに最強のファミリーであったよ。何しろかわいいんだよ岡田将生。あとコヒさん若い頃バージョンのヅラ姿が負けじとかわゆらしかった。相変わらず加瀬亮には微妙な髪型に至るまでもってかれてる私です。話のことは、そういえばこーゆう重さがあったんだ!と思い出すまで忘れてた。あのむのすごい原作を読んだ時の衝撃と、曰く言いがたい感動とは若干違うところに着地した感じ。さほどケチのつけようもないけれど、キャストが良い以外には特筆すべき点もないような...。伊坂幸太郎を愛しすぎているからかな。もう一度原作を読みたいと思った。

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