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2009年4月

2009年4月29日 (水)

『男は敵、女はもっと敵』

今週はまたまた活字ジャンキー同好会があり、メンバーに刺激されて忘れかけていた読書熱が再燃した次第です。ゴールデンウィークはほったらかしの本をばんばん読むぜ。禁酒!(無理)
というわけで本日は山本幸久の『男は敵、女はもっと敵』(集英社文庫)を読む。恋愛絡みの自己啓発本みたいな表紙とタイトルのせいで絶対ハズしそうにみえるんだけど、山本幸久は絶対ハズさないから!と言い切る。とにかく登場する女子がイイっす。男前なのに可愛い、この絶妙なさじ加減。仕事も一所懸命で恋にもまっすぐ、でも時々すっごくバカなことをするいとおしさ。解説の人が書いているように、著者はどう考えても男名前なんだけど女としか思えんほどに女子の書きっぷりが素晴らしい。勿論男子も魅力的だよー。登場人物たちがそれぞれの視点で語るとまた違った人物に思えてくるのも面白い。藍子36歳に私は惚れたね。

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2009年4月27日 (月)

四月大歌舞伎・昼の部

四月大歌舞伎・昼の部を観に行く。「通し狂言 伽羅先代萩」です!昨年演舞場の花形歌舞伎で若手がやった時もかなり楽しめたけれど、仁左衛門・八汐と玉さん・政岡っつうザ・正解!的な先代萩に終始唸る。大人ってスゴイ...。ここぞという瞬間にむのすごくでっかく見えて、すばらしくキマっていちいち魅せる。大人ってスゴイわ(アゲイン)。「御殿」の場面では注目の三味線男子も熱の入った演奏で萌えも最高潮。玉さんが延々とご飯を炊く場面の、所作の美しさに釘付け。吉右衛門さんの仁木弾正はちょっといい人っぽく見えたかな。海老蔵がやった時はほんとにわるものにしか見えず、怖くて動けなかったことを思い出す。「対決」では、さっきあんなに悪い顔して政岡やっていたくせにちゃっかりおいしいとこを持っていく勝元・仁左衛門さんに笑っちゃった。でもかっちょいい~。嗚呼面白かった!どっぷり先代萩を反芻しながらィヨコハマで友人カッパとビール。真人間には5月からなるので...。

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2009年4月25日 (土)

「雷神不動北山櫻」@御園座

ちょいと御園座まで海老蔵を。なんて言うと、海老蔵さんお好きなんですか?と思われてしまいそうだが、私は菊之助贔屓のハズ...。でも成田屋さんも気になって升。というわけで真正・海老バカの友人カッパと御園座へ。良いお席。2008年1月に演舞場で観た演目だが、そういえば案外楽しめたんだった、と思い出す。特に鳴神からの大詰めがめっさ面白い!二日目も大詰めだけの安いチケットを買って上のほうから見てしまったほど。新十郎さんの、「毛抜」時の裃後見や、立ち回りをじっと見守る黒子姿もぐっとくるの☆そして最後の空中に浮く海老不動明王様には噂通りお賽銭が投げられ...。す、すごいな海老蔵。やっぱり名古屋まで来て良かったな!とカッパとひたすら飲みながら思う。

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アニマルズ in Aichi Arts Center―三沢厚彦の世界

名古屋、行ったきりか!?と各方面から思われているおさるどす。月曜日に帰ってきましたが、諸々(パソコンも俺様も)疲れ果ててすっかり土曜日どす。5月からは真人間的に暮らしていきたい所存です。5月まであと数日あるところがミソ。
名古屋のまとめ。歌舞伎は夕方からなので、愛知県美術館にてすっごく見たかった「アニマルズ in Aichi Arts Center―三沢厚彦の世界」を鑑賞。友人カッパ曰く”木彫りの動物”なんすけど、スケールでかいよ。愛嬌があってキュートで、まるい感じのかたちがすこぶる良い。大好きです。常設展の中にあるものも含め、愛知芸術文化センター内に展示されているアニマルズを全部みつけてスタンプを押してもらうという、スタンプラリーをやっていたので参加。結構面白いぜ...。子供らもきゃっきゃ言って楽しんでおり、なかなかイイ企画だと思った。
Misawa
←アニマルスタンプがプリントされたエコバッグが参加賞。
動物は自分で選べます。
やっぱりおいらはマンドリル派。

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2009年4月19日 (日)

なごやん

今週も遊びほうけているうちに週末。とりあえずつつがなく暮らしているんだが、本読んでないっす!よって書くことがないっす!...つまんないおさるよ。
つうわけで明日から(もう今日だけど)名古屋へ行っつくらあ。discover Japan、とか言っていつもの観劇道楽なんすけどね。あとは食べること飲むことしか考えていなーい。だらだら名古屋。ではサラバ。

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2009年4月14日 (火)

『九月の四分の一』

大崎善生の『九月の四分の一』(新潮文庫)を読む。4つの短編はどれも40男が旅に出たりなんかして青春時代の恋愛とかを振り返ったりする、みたいな割とセンチメンタルな仕上がりになっております。やや「けっ」と思っちゃうような女子ばっかりなのは作者の好みなのだろうか。きょうび、男子の方が案外おセンチなのかも、と思いながらあっさり読了。ぐっとくる恋愛小説に巡り会うのは相当難しいものだ。

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2009年4月13日 (月)

『疾風ガール』

誉田哲也の『疾風ガール』(光文社文庫)を読む。主人公の”疾風ガール”は、キュートなルックスと天才的なギターの腕前を持つ夏美(19)。バンドのメンバーの死に直面した夏美が、彼の真の姿を探そうと旅立つ。その果てにある真実に彼女はどう立ち向かうか?的な、ロックでガーリーな青春小説。落ち込むことも弱さも勿論あるけれど、結構骨太で最高に凛々しい、天辺目指してすっくと立つ夏美がめっさ格好良い!誉田哲也は女子を描くのがウマイね。続編もあるみたいで楽しみ。

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2009年4月12日 (日)

湯けむりスナイパーに撃たれまくり

ところで大事なことを書き忘れていたのだが、四月から始まった遠藤憲一主演ドラマ『湯けむりスナイパー』の件だ。エンケンさんが民放連ドラで初めての主役!秘境の温泉宿で源さんと名乗って働きながら人生をやり直している、引退した元殺し屋という役どころ。どう見ても只者ではないハードボイルドな空気をまとい、狙った獲物は逃さない的に冷たく鋭い眼光をなんとか隠しつつ、黙々と下働きをする源さん...かっちょよすぎ!その上主題歌がクレイジーケンバンド!殺し屋時代のエンケンさんが暴れまくり、剣さんの「山の音」がシブく流れるオープニングだけでも一見の価値有り。Wケンさんの相乗効果が醸す男くさい魅力満載で気絶寸前っすよ。ありがとうテレビ東京。金曜日は早くおうちに帰って源さんを見よう!うぃっす。

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2009年4月11日 (土)

四月大歌舞伎・夜の部

昨日のことですが、四月大歌舞伎・夜の部を観に行った。今月の歌舞伎座は一瞬たりとも息抜きさせないよ。一日中がっつり芝居、濃いよ~みたいな気合の入り方であります。まずは「毛谷村」、相変わらずこってりでトゥーマッチな福助さんが面白い(面白い?)です!この話自体はあいかーらず飲み込めていないおさるなんすけどね。お次はカブキチの友人いちおしの「吉田屋」、これはもう期待通り見所満載の演目であった。仁左衛門さんの伊左衛門がとにかくスゴかったっす!勘当された放蕩息子なのに何か無反省で能天気ででも全く憎めなくてそれどころかキュートでめっさ色っぽくて。どーでもいいとこで一人デレデレしてるのに、恋人の夕霧(玉さん)にせっかく会えても肝心なとこでツンツンしてんの。駄目じゃん!のデレツンですよ。しかもDVだよ。もうわけわかんない、なのにこんなに魅力的。すげえなあ。そしてよくわからないうちに大団円。嗚呼歌舞伎って素晴らしい。そんなデレツン熱も覚めやらないうちに本日最後のこってり芝居は藤十郎さんの「曽根崎心中」。もう色々勉強になりました。お初(藤十郎)、19歳の設定ですってよ。藤十郎さんを見習おう!と思った俺たちであった。あーおなかいっぱい。

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国宝 阿修羅展

4月7日のことですが、東京国立博物館へ「国宝 阿修羅展」を観に行った。仏友カッパと共に、みうらじゅんが会長を務める阿修羅ファンクラブに入っているので、会員特別鑑賞会に赴いたもの。閉館後2時間をファンクラブ会員の為に解放してくれる三日間、実にナイスな企画である。おかげでゆったりと見仏できたことだ。阿修羅は興福寺の宝物館で何度もみているハズなのに、あんな風にライトアップされた中で360度どこからでも鑑賞できるとまた違った趣があるね。嗚呼有り難味。八部衆や十大弟子が揃って寺外で公開されるのも史上初めてだそうです。MJ兄貴とIS兄貴の解説を聞いて、わしらも十大弟子の名前くらい言える日本人になりたいものよのうと仏友と思う。阿修羅展を反芻しながらビール。
Asyura
← ファンクラブ会員用特製ピンバッジです☆

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2009年4月 7日 (火)

『センチメンタル・サバイバル』

平安寿子の『センチメンタル・サバイバル』(角川文庫)を読む。フリーターのるか(24)とバリバリのキャリアウーマンの龍子叔母(40代後半)、世代も考え方も違う二人の同居生活を覗いてみました的な小説。叔母と姪、親と子、姉と妹、職場の人々などが何か食べたりお茶飲んだりしながらひたすらおしゃべりしているので、発売当初はディスカッション小説と言われたらしい。パワフルな龍子叔母の発言は時々パワフル過ぎてちょっと引いちゃうこともあるけれど、私とは年代も近い故に肯けることも沢山あってかなり愉快。”何かに夢中にならないのは、生きてないのも同然だ”っていう言葉に一番ぐっときた。やっぱり生きてるみたいに生きていたいね。

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2009年4月 5日 (日)

エイプリル漫画祭

あーーー、ぜんっぜん本読んでないッス!!読まないおさるはただのおさるだ。ま、どっちにしてもたいした存在じゃないわね☆春だなんだと浮かれてないで、もうちょっとちゃんとしよう。と自戒しつつ、本日は漫画祭。四月って何て言うんだっけー?とほらもうバカになっているのさ。エイプリルでお茶を濁したのさ。まずはよしながふみの『フラワー・オブ・ライフ(1)』(白泉社文庫)、高校生青春もの。あの年頃って些細なことが友情を揺るがす大問題になったりするよね。そんな懐かしい感じにうるうる。眼鏡キャラに望んでしまいがちな期待(勉強が出来そうとか)を裏切りまくるオタク眼鏡の真島くんがちょっと気になる。中村光の『聖☆おにいさん(3)』(講談社モーニングKC)、嬉しい新刊ですがちょっと薄い気が。今回何かと登場する弟子とか天使の中で、破壊天使ウリエルと梵天がかなりいい味を出しています。注目ね。オノ・ナツメの『GENTE(3)』(太田出版)はこれで完結みたい。テレビアニメ放映ですって。動くんだね。

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2009年4月 4日 (土)

三三背伸びの十番@横浜にぎわい座

昨日は横浜にぎわい座にて柳家三三。どんなにダウナーな時でも落語に聞き入ってるうちに全部笑い飛ばせそうな気がしてくるので、最近落語が好きみたいです。聞き入る、ことが出来るかどうかが結構ポイントだったりするんだけど。とにかくまだまだ初めて聞く噺ばかりで楽しい今日この頃。でも検校とか六部とかって今どきの人にわかるのかな?とたまに心配になる年寄りである。この先時代劇等の文化が衰退していったら、そういった言葉がどんどんわからなくなりそう...なんてことを憂ってみた。さて本日のゲストは立川志らく。何か強烈!ちょっと狂った感じ(たぶんいい意味で)に釘付けっす。「死神」面白かったー。ちょいちょい他の落語家の真似したりするんだけどわしら初心者にはほとんどわからず、でも皆さん爆笑してたので似てるんだろうな。そんな毒も含めて興味深い人だった。何か気になるのでまた観たい。
にぎわい座の後は大岡川沿いを夜桜見物と洒落込む。濱マイクの映画を思い出す。浜っ子的には大岡川の桜で結構おなかいっぱいになるのです。黄金町まで歩き、京急で地元に戻って友人カッパとビール。花より酒の人生だ。

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2009年4月 1日 (水)

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

パソコンて突然壊れるのな。つうわけで諸々滞っております。そしていつの間にか4月だー。今年で社会人になって20年だー。え、そんなに?と思う程に成長のあとが見られないおさるです。頑張ります!←書いてみただけ
で本日は映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を観る。んもう速水センセの一点買いデスよ!喜怒哀楽を笑顔のみで表現する、でお馴染みの堺雅人がかなり素敵!速水センセに満点差し上げる。もっとずっと見ていたいんですけどー的な。あとは佐藤ちゃん役の山本太郎もチュッパチャップスあげてもイイくらい良かった。しかし原作はあんなに面白いのに色々残念...。話のいいとこをかなり削っておきながらそんなエピソードを無理矢理入れるか?みたいな印象。でも白鳥を引っ張り出すには仕方がないんだろうね。田口先生は行灯だけど本当は賢いところがミソなのに、映画では普通のバカにしか見えないのが気の毒。如月看護師(貫地谷しほり)も根性悪そう。でも速水センセはほんとにいいから!

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