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2009年2月24日 (火)

『鎮火報』

日明恩の『鎮火報 Fire's Out』(講談社文庫)を読む。著者の警察小説について同好の士と語っていたら、消防士ものの本書もだいぶイイと薦められたので即着手、かなり厚かったが一気に読めてやはりだいぶイイのであった。タイトルの鎮火報とは火災が無事に鎮火されたことを知らせる証。主人公の雄大(20)は亡き父と同じ消防士の職についておるのだが、色々と思うところある為か屈折していて多少面倒くさい。でも根はシンプルで筋の通った男気ある奴なので、不法滞在の外国人アパートを狙った一連の放火事件を通して成長したりなんかするアツイ話になっております。あれ、著者は元消防士ですか?くらいに細かく描かれた諸々がべらぼうに面白く、消防士の仕事に興味をひかれた。男祭な登場人物の中ではレスキューサイボーグこと仁藤さんがダントツ萌え。常に冷静沈着で綺麗なかんばせの仁藤とやんちゃで破天荒な雄大という因縁ある二人...本書を推薦した活字ジャンキー友は、このあたり絶対BL目線で読んだな、と密かに確信。

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