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2009年2月

2009年2月28日 (土)

如月漫画祭

昨日は東京は雪でした。寒かったけど冬らしい一日。春はあまり好きではないのでもうしばらく冬が続いてもいいなとなんとなく思う。本日はめっさ二日酔いだった故、漫画祭。黒娜さかき『青春♂ソバット(2)』(小学館IKKICOMIX)は随分久しぶりの新刊。ゲイ・白洲君のルーツはここだったかの人物が登場で、ますますめんどくさくてキュートな彼であることだよ。黄島点心『くままごと(2)』(徳間書店)、初めて読んだ時の衝撃は流石にないが磐石のブラックぶりに笑う。今回は牡丹灯篭がイイね。浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO(7)』(小学館ビッグコミックス)、嗚呼エプシローーーーーン!的な。次回最終巻!アトムってあんまり出てこないのね。乃木坂太郎『医龍(20)』(小学館ビッグコミックス)は、ここしばらく朝田の真意がわからずちょっとイライラ。そんな中輝く伊集院の成長に注目です。ラストは清水玲子『秘密(6)』(白泉社ジェッツコミックス)、薪室長の何てお花の似合うこと。泣き顔がまたイイんだ...とか言っていられない、ヘヴィな話ですよ相変わらず。漫画とは言えさすがにこれだけいっぺんに読むと結構疲れた。とりあえず飲みすぎ注意だ。

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2009年2月26日 (木)

『風の墓碑銘』

乃南アサの『風の墓碑銘』(上下巻・新潮文庫)を読む。女刑事・音道貴子シリーズ。民家の解体現場から発見された白骨死体を発端に、ひとつひとつ地道な捜査で事件を追っていく刑事たちの戦いを丹念に描いた長編小説で、読み応え充分であります。本書で音道刑事は、初登場の折にコンビを組んだ女性蔑視の嫌味なおじさん刑事・滝沢と再び相棒となるわけだが、やや成長した音道と若干まるくなった滝沢の新しい局面がシリーズファンにとっては読みどころかな。音道刑事に幸あれ。

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2009年2月25日 (水)

映画『ヘブンズ・ドア』

映画『ヘブンズ・ドア』を観る。ざっくり言うと、余命わずかの長瀬くんと福田麻由子が色々無茶をしながら海を目指すっつうロードムービー。余命わずかものって気が進まないんだよなーと思いつつ臨むも、案外ベタベタな泣かせに走らずとても良かった...。福田麻由子はスゴイね。まだ中坊だろうに、あの聖母っぽい包容力は何だ。ちょっとした衝撃だ。往年のわるもの役者・長塚京三の息子圭史は京三の悪を超えたな。どMをもってしてもどん引きするほどの邪眼に戦慄っすよ。あとゲイ役じゃない田中泯は初めて見たけど相当ダンディ!めっさ素敵でした。実は私は和田聰宏目当てだったのですけれども、彼が出ていたのはトータル5分くらいか。短い短すぎ。でももう和田くんを応援するって決めているので仕方ない。ファイト。

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2009年2月24日 (火)

『鎮火報』

日明恩の『鎮火報 Fire's Out』(講談社文庫)を読む。著者の警察小説について同好の士と語っていたら、消防士ものの本書もだいぶイイと薦められたので即着手、かなり厚かったが一気に読めてやはりだいぶイイのであった。タイトルの鎮火報とは火災が無事に鎮火されたことを知らせる証。主人公の雄大(20)は亡き父と同じ消防士の職についておるのだが、色々と思うところある為か屈折していて多少面倒くさい。でも根はシンプルで筋の通った男気ある奴なので、不法滞在の外国人アパートを狙った一連の放火事件を通して成長したりなんかするアツイ話になっております。あれ、著者は元消防士ですか?くらいに細かく描かれた諸々がべらぼうに面白く、消防士の仕事に興味をひかれた。男祭な登場人物の中ではレスキューサイボーグこと仁藤さんがダントツ萌え。常に冷静沈着で綺麗なかんばせの仁藤とやんちゃで破天荒な雄大という因縁ある二人...本書を推薦した活字ジャンキー友は、このあたり絶対BL目線で読んだな、と密かに確信。

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2009年2月23日 (月)

『声だけが耳に残る』

山崎マキコの『声だけが耳に残る』(幻冬舎文庫)を読む。ううむ、さすがに幻冬舎...山崎マキコなのに乗れず。とりあえず幻冬舎のせいにしてみた。ストーリーを説明するのもキツイ、アダルト・チルドレン物。もうほんと苦しくてキツイんですよ痛いんですよ。こうゆうの、引きずられ易いんですよ私。苦手な題材なんだけど、それでも読み通せたのは確かに著者の力量だと思う。どうにもダウナーな状況の中でも意外と冷静に自己ツッコミをする、その独特なユーモアにちょっと笑っちゃいながら、でも笑い飛ばすまではいかない感じ。うまいです。うまいからこそのこのキツさなんす。嗚呼。そんな一冊。

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2009年2月22日 (日)

チェブといっしょ

Chev飲んでまーす。チェブ相手に。
チェブとエテは似ているよね。

もうすぐ休暇が終わっちゃう。
現実へ戻るのはしんどいな....お酒に逃げよう。

俺はアルチュウなのか。
チェブは笑っているだけだ。

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2009年2月21日 (土)

『40 翼ふたたび』

石田衣良の『40 翼ふたたび』(講談社文庫)を読む。”人生終わりと思っていたら、40歳が始まりだった”という衣良手書き風帯の文句が40代にはキラキラ光って見えるよん。大手広告代理店を辞め、よろずプロデュース業を始めた喜一(40)。人生の良い方の半分が終わってもうたと投げやりな日々であったが、彼の元を訪れる40代のワケアリな依頼人たちと関わりあううちに正に40歳から始まる新しい局面が見えてくる。ゆ、夢物語!?としか思えん展開だったりするけれど、夢くらい見させて下さいよーとも思うわしらにとってはうってつけかも。「仕事だけには懸命になるが、本は読まない映画は観ない音楽はきかない、文化砂漠のような場所で生きている」(by衣良)40代男子は読むといいよ。おじさんばかりの中、歌舞伎座の裏にあるからという理由で喜一の事務所を選んだ、歌舞伎好きの事務の女子が可愛かった。その志望動機は正しいと思う。

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2009年2月20日 (金)

『現実入門』

穂村弘の『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』(光文社文庫)を読む。世界音痴・穂村くん(42)が、合コン・献血・競馬・占いなど人生でやったことがないことをやってみる体験エッセイ。立ちはだかる”現実”に駄目さ全開でおろおろする穂村くんに共感...と思ってたら最後に愕然。これフィクションすか?フィクションだと思いたい。でないと明らかに筋違いな八つ当たりをしてしまいそうです。穂村くんのバカ。

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2009年2月18日 (水)

二月大歌舞伎・昼の部

張り切って着物で歌舞伎座へ、二月大歌舞伎・昼の部を観に行く。本日は二の午で、歌舞伎座敷地内のお稲荷さんにお参りが出来た。歌舞伎座建替えの無事をお祈りしておく。紅白のお餅が入ったお汁粉も振舞われていと嬉し。さて今月の昼の部はかなり期待大で臨んだけれど、大きすぎる期待をちーとも裏切らないほどに全部スバラシかったよ!「菅原伝授手習鑑」、加茂堤の場はちょっとユーモラスな感じで笑っちゃう。特に松江さんにぐっときた。二枚目なのに、なんでそんな顔??的なファニーフェイスに釘付け。要チェックや。賀の祝の場面は染五郎の松王丸と松禄の梅王丸がかっちょいいー。アンド三味線がイカすー。見所沢山で困る。玉さん&菊之助の「二人道成寺」は何度目なのかな?最初の時は必死に玉さんについていってる感があった菊もすっかり大きくなりました...。でも同じ振りのようでもふと玉さんを観るとやっぱり何かが格段に違う!っていうのも確かにあって。それでもむのすごいでかい目標とこんなに近くで毎日踊れるっていうのは恵まれているのだろうし、またどんどんうまくなるに違いない菊のこれからがとっても楽しみになったことだよ。「文七元結」はゴージャスな役者陣で安心感のある人情喜噺に大いに笑わせてもらう。男子の菊もやっぱり良いな♪でもあの菊五郎さんを見る度に、いつか菊もこの格好を...と思っちゃってやや複雑。最後までどっぷり堪能して、友人カッパといい気分でまた服買ったりなんかして、ブロマイドを肴に焼酎お湯割り。まだ飲むか。

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2009年2月17日 (火)

『チョコレートビースト』

今週は冬休み、ていうかもう立春過ぎたから春休み?特になにもせず、例によって飲酒しながら溜まった未読本をだらだらと読む、シアワセだけどいかにも駄目な日々。本は裏切らないからイイ、とか言い始めたら社会復帰が難しくなるのでほどほどにね。本日は加藤実秋の『チョコレートビースト』(創元推理文庫)を読む。渋谷のクラブ・インディゴという一風変わったホストクラブを舞台にしたホスト探偵団?シリーズ第二弾。お笑い系だったりストリート系だったりの、王道とはかけ離れたホストたちのキャラとか、今どきの若い子の妙な言葉遣いや行動に心の中でいちいちつっこむ妙齢の女・オーナーの晶にもだんだん愛着がわいてきたところか。小難しいところがなくさらっと読めるのが魅力かな。

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2009年2月15日 (日)

『凸凹デイズ』

山本幸久の『凸凹デイズ』(文春文庫)を読む。たった三人のデザイン事務所・凹組を舞台にしたお仕事小説は、山本幸久らしい楽しさに満ちており時々ほろり、でも最終的には元気が出る話に仕上がっております。新米デザイナーの凪海(22)は、天才肌の黒川&律儀で仕事が丁寧な大滝っつう二人のおじさんとともにスーパーのチラシやエロ雑誌のレイアウトに勤しむ日々。そんな弱小事務所に舞い込んだ初めてのでかい仕事、どうなる凹組??みたいな話。仕事って、食っていく為にやるものだっていう一面も勿論あるけど、それだけじゃない、人と人との繋がりとか一緒にひとつのことをやる上での絶対的な信頼とか一体感とかそーゆう大事なものが確かにあるんだよね!と青臭く思い詰めてしまった。どんな職場にも色々あるけれど、そーゆうことを感じられない人はかわいそうだ、と思うことにした。かわいそうだなんて不遜だが、そうでも思わないとやってけないほどに凹々なわたくしなんで。何かいいよ、山本幸久。解説職人・しをんちゃんの解説もすこぶるいいよ。

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2009年2月14日 (土)

『あくじゃれ』

諸田玲子の『あくじゃれ』(文春文庫)を読む。牢獄にいる悪党・瓢六が、多岐に渡る豊富な知識や人脈、本物を見極める眼、世渡り上手なところなどを買われ、期限付きでしゃばに出されては堅物の定廻り同心と組んで難事件を解決するっつう連作捕物帖。色白細面で役者のような男前、という瓢六のキャラにとにかく惹かれるー。なんでこんなに目利きなの?という謎めいた部分がまたいいっすね。やはり染五郎あたりの役どころだろうか、とついキャスティングをしたくなる。瓢六にぞっこんの芸者のお袖も、気が強いけどかわゆらしい。これは春猿とか?(おっと人間豹コンビだ)つうわけで続編も出ているらしいので、早々に入手したい。

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2009年2月12日 (木)

『破弾』

引き続き警察小説に力を入れようキャンペーン中。堂場瞬一の『破弾 刑事・鳴沢了』(中公文庫)を読む。刑事にしかなれない男・鳴沢了のシリーズ二冊目は、ドラマだったら米倉涼子がやりそうなワケあり美人刑事登場でそこそこ華もあるし、舞台も東京に移ったというのに、やはりさほど乗れないのは何故だ。でよくよく考えたら、この男全く可愛げがないんだなー。男に可愛げは必要ない!という意見もあろうが、小池撤平的可愛さを誰しも持てとは言わないまでも(無理だから☆)、ハードボイルド男子にもスペンサーや柚木草平くらいの可愛げがホシイと思ってはいかんのか。ま、逆にそこがもしかしたら男性には受けるのかもしれません。

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2009年2月11日 (水)

『喋々喃々』

小川糸さんの『喋々喃々』(ポプラ社)を読む。『食堂かたつむり』が大層読まれているらしい著者の二作目だけれど、食堂の方は未読。何かで本書のあらすじをちらっと読み即買いを決意、読んでみて己の嗅覚にうっとり。って自分褒めかい。いやそれくらい自分の好みにしっくりきた本だったので。谷中でアンティーク着物店を営む栞は、客としてやってきた春一郎と恋におちる。谷根千辺りを舞台に二人の仲はゆっくりと静かに深まっていくが、これは先の見えない恋なのでありました...少しずつ縮まる距離とか会いたくてもままならない感じとか一緒においしいものを食べる幸せとか、もうそんなことでいちいち泣けた。ううう。湯島天神で梅を愛でたり、向島百花園の月見の会など落ち着いたデーティングもイイ。正直この春一郎という男子にはあんまり魅力を感じないんだけど(キリン似だからか?私はギンポ似派だもん)、その代わり?いなせなじいちゃん・キュートなばあちゃん的な登場人物が脇をしっかり固めていて言うことなし。日本の文化や四季折々の行事などを自然と大事にしている栞の暮らしも好いたらしく、彼女の着物の着こなしを読むのも実に楽しい。装丁も品がある。おお、春一郎以外はベタ褒めだ。

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2009年2月10日 (火)

映画『20世紀少年-第2章-最後の希望』

映画『20世紀少年-第2章-最後の希望』を観に行く。長い!はしょってるけど長いっす。って第1章の時にも書いてたな。まあ今回はトヨエツ主演(と決め付ける)故にわたくし的には大満足ですけどね☆オッチョ最高。でもMVPは小泉響子役の木南晴夏に差し上げる!びっくり顔とか引き具合とか苦笑いとかマンガそのまんまでかなりキュートであったよ。久々に友人との邦非映非連活動だったので、一杯飲みながら諸々語り合う。サダキヨはマンガと実写とどっちが怖いかとか新太ちんの登場が少ないとか小池栄子先輩の胸はほんものかとか第三章は高橋幸宏さまに期待だとか、そんなこと。

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2009年2月 9日 (月)

『365日たまごかけごはんの本』

『365日たまごかけごはんの本』(T.K.Gプロジェクト/読売連合広告社)という本を買った。”世界最速スローフード”と銘打ったたまごかけごはん(略してT.K.G)を365パターン考えてみました的な本。特にたまごかけごはんに思い入れはないけれど、見ているだけですこぶる楽しい!案外いけるかもーとか、これはもう想像するだけでうげげ、ってカップリングもあったりして、たかがT.K.GされどT.K.Gと言ったところか。本書には載ってないが、マイベストT.K.GはX.O醤(もしくは豆板醤)+オイスターソース+ちょこっと醤油+ごま油&刻み海苔。

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2009年2月 7日 (土)

『愛がいない部屋』

石田衣良の『愛がいない部屋』(集英社文庫)を読む。神楽坂の高層マンションを舞台に、老若男女様々な生活と思いを抱えた人たちの、それぞれの愛を描いた短編集。あっさり読めるけれど、『ホームシアター』や『落ち葉焚き』のような、はっとするほどに揺さぶられる話もあって流石にうまい感じ。神楽坂っつう場所がまたイイなと思いました。

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2009年2月 6日 (金)

村上春樹薬

自己嫌悪に陥ったり人間不信になったり、鬱々としながら過ごしていたらもう金曜日。このところ何かから逃避するかのように村上春樹の本を読み返していた。『ノルウェイの森』『国境の南、太陽の西』『スプートニクの恋人』など。全部違ったテイストなのになんとなく共通して考えたのは、世界の何処かで誰かに呼ばれ続けるシアワセについて。若いときは話の暗さに同調してか勝手に落ち込んで殻に閉じこもっていたけれど、今は希望ばかりに光が差して見える。村上春樹は、読む度に、違ったところに効いてくる。また来週からちゃんと暮らそうと思う。

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2009年2月 3日 (火)

二月大歌舞伎・夜の部

”ほんに今宵は節分”なので、歌舞伎座へ二月大歌舞伎・夜の部を観に行く。豆まきやったら良いなーと思ってたけど、昼の部・道成寺の後にされたそうです。残念、でも演目は全部面白かったので大満足。「蘭平物狂」は観たことあるの?どうなの?状態だったが、友人カッパが博多座で観劇した折の様子を事細かに教えてくれて(私のリアクションとか)有難かった。年寄り...。おかげさまで立ち回りの場面にてすっかり思い出したよん!ほぉーとか思わず声が出るすばらしい技の数々にやっぱりうっかり涙ぐむ。年寄り...。「勧進帳」も、四天王の面々がかっちょよかったせいか?全く退屈しなかった。菊之助の背中越しの横顔がべらぼうに美し。菊五郎さんの富樫もでっけえ感じー。やっぱりすげえ。「三人吉三」、玉さんのお嬢吉三は初めて観たのですがこれまた目を逸らせない美しさ。七五調のセリフも堪能。短いけれど贅沢な一幕でありました。嗚呼良い節分だったのう。

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2009年2月 2日 (月)

『雪虫』

警察小説に力を入れようキャンペーン中。堂場瞬一の『雪虫 刑事・鳴沢了』(中公文庫)を読む。祖父・父を継いで刑事となった生まれながらの刑事・鳴沢了のシリーズ一冊目で、舞台は新潟。湯沢で殺された老女の事件を追ううちにちらつき始めた、50年前の新興宗教。あまりにまっすぐ過ぎる了が真実を知った時、正義を貫けるのか?みたいな話。親子三代刑事一家に生きる男たちの、それぞれの確執とか思いとかがなかなか興味深いけれど、新潟という馴染みのない土地の話であるせいか、「寝不足書店員続出!?」っつう派手な帯の文句ほどには乗れなかった。でも次から東京に行くっぽいのでもうちょっと読んでみようと思っている。

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2009年2月 1日 (日)

『まほろ駅前多田便利軒』

三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)を読む。第135回直木賞受賞作。東京のはずれ、まほろ市で便利屋を営む多田と、そこへ転がり込んできた高校時代の同級生・行天の、何かと面倒でなんとなく静かとは言えない日々。さほど若くない彼らがそれなりの過去を抱え、人と適度な距離をとりつつも時に不器用ながらやっかいごとに切り込んでいったりする。全然仲が良いとは言えないし決してきらっきらした友情の話でもないのに、なんだかこーゆうとこ男同士っていいなあと思えてしまう。脇の登場人物も皆味わいがあって好き。

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