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2009年2月21日 (土)

『40 翼ふたたび』

石田衣良の『40 翼ふたたび』(講談社文庫)を読む。”人生終わりと思っていたら、40歳が始まりだった”という衣良手書き風帯の文句が40代にはキラキラ光って見えるよん。大手広告代理店を辞め、よろずプロデュース業を始めた喜一(40)。人生の良い方の半分が終わってもうたと投げやりな日々であったが、彼の元を訪れる40代のワケアリな依頼人たちと関わりあううちに正に40歳から始まる新しい局面が見えてくる。ゆ、夢物語!?としか思えん展開だったりするけれど、夢くらい見させて下さいよーとも思うわしらにとってはうってつけかも。「仕事だけには懸命になるが、本は読まない映画は観ない音楽はきかない、文化砂漠のような場所で生きている」(by衣良)40代男子は読むといいよ。おじさんばかりの中、歌舞伎座の裏にあるからという理由で喜一の事務所を選んだ、歌舞伎好きの事務の女子が可愛かった。その志望動機は正しいと思う。

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