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2009年1月12日 (月)

『それでも、警官は微笑う』

本日も警察小説。日明恩の『それでも、警官は微笑う』(講談社文庫)を読む。極道の皆さんからも”キチク”と恐れられている、無口で無骨な巡査部長・武本と、口が立って頭も良いがやや訳アリのお坊ちゃま年下上司・潮崎警部補、これまた全く違ったタイプの刑事が密造拳銃の捜査にあたる。熱血麻薬取締官をも巻き込んで、事件は思いかけない方向へ...。警察と麻薬取締官の権限の違いなんかも興味深かったし、主役以外の人物にも厚みがあってかなりの長編だがさくさく読める。とにかくあまりに両極端な武本&潮崎の妙なバランスが絶品だった。続編も迷わず買い。本の雑誌の「おすすめ文庫王国」中、相棒小説としておすすめされていたもので、本家?相棒の亀山くんなき後の寂しさをこれでもかと埋め合わせてくれた一冊。

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