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2009年1月

2009年1月31日 (土)

アンジューの青い瓦

Quernons友人のフランス土産、ケルノン・ダルドワーズというお菓子。
ブルーグレイのなんともいえない色合いが珍しい。
このお菓子の故郷・アンジューあたりのスレート石の屋根瓦を
イメージしているらしいです。
ヌガティーヌを着色したホワイトチョコレートでコーティング。
素晴らしく美味。アンジューまで買いに行きたいくらい?

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2009年1月30日 (金)

『愛がなくても喰ってゆけます。』

よしながふみの『愛がなくても喰ってゆけます。』(太田出版)を読む。美味しいお店紹介エッセイマンガって言うんですか。どんだけ食べるんだ!的な、食に対する飽くなき欲求が気持ちいいです。どれもこれも旨そう、食べてみたい....だが中央線沿線の店が多いので実際行くのは億劫かも(遠いからさ)。そんなことを含めて、実は食べることへの興味や執着は一緒に暮らしたり付き合ったりするのには割と大事な要素である気がする。私の場合、食べることに極端に興味がない男子はつまんないと思うけど、そこだけにあまりに詳しいのも面倒くさい気がする。女子ならいいんだけどねー。

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2009年1月28日 (水)

『初恋』

中原みすずの『初恋』(新潮文庫)を読む。40年程前、若者たちが権力に抗い、学生運動やデモに参加して、ジャズ喫茶でたむろしていたあの時代。愛に見放された少女は何故三億円事件に関わったのか、みたいな話。昭和なしゃべり言葉が、ふうんと言った感じです。美しく賢い東大生・岸君なんてばもうちょっと頑張れば萌えどころもあるキャラだろうに、なんとなく乗れず。本も薄いが中身も...と言ったら多分言いすぎよね。読後、録画しといた宮崎あおい主演の映画版もちょっと観たけど、何か暗くて途中で挫折。ぐだぐだで御免。

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2009年1月27日 (火)

『ジウⅡ』

誉田哲也の『ジウⅡ 警視庁特殊急襲部隊』(中公文庫)を読む。Ⅰに引き続き、連続児童誘拐事件の黒幕・ジウを追う警視庁、しかし背後に見え隠れする巨大な闇に戦慄する捜査員たち...みたいな展開で、今回何か引いたわー。謎の人物の凄惨な半生を語る章や、危険な突撃女刑事・伊崎基子の暴走等々、嗚呼トゥーマッチ!!な感じに唸ってしまった。読ませるけど気分的にはダウナー。でも事件解決するまではやはり付き合う所存です。

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2009年1月26日 (月)

新橋演舞場・初春花形歌舞伎・夜の部

新橋演舞場へ、初春花形歌舞伎・夜の部を観に行く。まずは「七つ面」、海老蔵が七つの面を素早く次々取り替えて踊る。面をつけている時間の方が長く、綺麗なかんばせがあまり見えないので、海老バカさん的にはどうなのかしらと心配になる。わたくしとしては、額に汗して後見する新十郎さんがよく見えるお席だったのでもう充分です。海老蔵さんとお猿の面のツーショット写真を記念に買う。「封印切」も多分初めて観た。とにかく猿弥の八右衛門が憎らしくてうまいー。関西弁でねっちねちと獅童・忠さんの悪口を言い攻め立てるさまは気持ちよくすらあった。獅童には全く同情できなくて、何か可笑しくなってきちゃった。最後は大好きな「白浪五人男」!海老蔵さんに弁天小僧菊之助は出来るのか?と若干危惧するも(失敬)、心配御無用の立派な恐喝ぶり。得意なのね、いちゃもん。花形歌舞伎にふさわしい、華やかな感じでありました。奮発して良かったっす。

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2009年1月24日 (土)

『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』

宮藤官九郎の『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』(角川文庫)が文庫版で出たので、即買い&即読み&泣き。映画で観た時も号泣したけど、活字を追いながらぶっさんにきちんとばいばいするのもまた一興である。細かい笑い、ぐっとくるセリフ、そして過不足なしのストーリー展開に改めて驚く。巻末に女子チームから木更津キャッツアイへのラブレターがあるのですが、美礼先生の文章がとっても良かったです。俺、やっぱり木更津キャッツアイが大好きニャー。

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2009年1月23日 (金)

『ガール』

奥田英朗の『ガール』(講談社文庫)を読む。働く女子のことが何故こんなにわかるんだ奥田英朗...と感心することしきりの短編集。社内で初の女性課長となった総合職女子、マンションを買おうと一大決心する独身OL、営業職で頑張るシングルマザー、ひと回り年下イケメン新人の教育をすることになったOLなど、皆色々悩みながらもいきいきとしており、その姿は女子なのにおっとこまえーであったりします。特に表題作の『ガール』はイイ。おいらも生涯一ガール!の気骨で楽しまなくちゃ、と思ったことだよ。

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2009年1月22日 (木)

『クローバー(1)~(4)』

稚野鳥子の『クローバー(1)~(4)』(集英社文庫コミック版)を読む。ざっくり言うとOLちゃんの社内恋愛もの。結構ベタだけど嗚呼”オフィスラブ”ってこんなだったっけか...とやや懐かしい?最近会社では仕事しかしてないんで。まあ主人公の沙耶は22歳だものな。楽しい盛りだ。にしても彼氏で上司の柘植さんはツンデレ眼鏡ぶりがかなりかっちょいい。眼鏡オブザイヤーに早くもノミネート。

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2009年1月21日 (水)

『春朗合わせ鏡』

高橋克彦の『春朗合わせ鏡』(文春文庫)を読む。春朗実ハ若き日の北斎が、美貌の元女形・蘭陽を相棒に江戸の町で勃発する難事件を解決!『だましゑ歌麿』『おこう紅絵暦』でおなじみの北町奉行筆頭与力・仙波一之進やその妻で元芸者のおこうも登場し、この辺りさすがに手堅い展開であります。春朗が描く芝居幕なんて、観てみたいものよのう。

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2009年1月19日 (月)

『今日もていねいに。』

松浦弥太郎の『今日もていねいに。』(PHP研究所)を読む。「暮らしの手帖」編集長による暮らしの手帖的な暮らしちょこっとヒント満載?と踏んで軽ーい気持ちで手にとってみたものの、案外自己啓発本なテイストがややわたくしにはニガいか。軽く読むには正しすぎるぜーと思いつつも、漫然とした日々をいかに新鮮な気持ちで生きるかという工夫は買える。こんなふうに考えればいいのネ、みたいなヒント・切り口に満ちており、確かにこれやったら新しい自分に会えるかも...と若干の期待もあるが、じゃ明日は嫌いなあの人に笑顔で歩み寄ってみよう!とは全く思わない邪悪猿なのであった。

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2009年1月18日 (日)

壽初春大歌舞伎・昼の部

今年初めての観劇は久しぶりの歌舞伎座にて。昼の部はまずお正月らしくおめでたい感じの「祝初春式三番叟」、えーまたですか...とうっかり思ってしまった「俊寛」、菊五郎さんかっちょいい☆の「十六夜清心」、そして観るの初めてで大層楽しみだったのが玉さんの「鷺娘」。案外雪が沢山降っているのに驚いた(そこかい)。そんな中で全く人とは思えない動きと美しさの玉さん...3階B席にまでその凄さは充分伝わってくる。玉さんこそ天の賜物では...って『HEROES』の見過ぎですか。つうわけで、歌舞伎座さよなら公演イヤーをなるべく悔いのないよう楽しみたい所存です。

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2009年1月17日 (土)

給料日は

やはり一番に本屋へ行って、思うさま本を買う。気になっていた新刊本や気にも留めなかった平積み本、ジャケ買いもハードカバー買いもいとわないぜ。ふふん(得意げ)。洋服じゃあこうはできないけれど本くらいならね!的なちいちゃい贅沢を自分に許す。今年は久しぶりに『かぶき手帖』を買いました。新十郎さんの写真がカラーになった記念...。カブキチの友人とこの本をぱらぱら見ながらお酒を飲むと冗談じゃなく良い肴になるので、まだ中はあんまり見ていない。

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2009年1月15日 (木)

『そして、警官は奔る』

日明恩の『そして、警官は奔る』(講談社文庫)を読む。シリーズ二作目もかなりぶあつく、読み応えも更にずっしり。『微笑う』の時はミステリマニアのお坊ちゃま刑事っつうありえなさそうなキャラにひかれたけれど、どこまでもまじめに職務をまっとうしようとする、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな男・武本刑事にぐいぐいやられる。今回は蒲田署に異動となった武本が、”冷血”とあだ名されるいかにも何かありそうな和田刑事と組んで不法滞在外国人絡みの事件を追う。法の狭間でもがく人々の葛藤や、警察官とは何か的な問題まで掘り下げた力作になっております。ハマリます!今年は警察小説に力を入れようとなんとなく思う。

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2009年1月13日 (火)

『ためらいもイエス』

山崎マキコの『ためらいもイエス』(文春文庫)を一気読み!やー、やはりいいっす山崎マキコ。仕事一筋の29歳女子に突然訪れたモテ期!恋に不器用な、つうかほとんど経験のない奈津美が、悩んだり迷ったりしながらも棒に振った青春を取り戻すが如く恋愛沙汰に向き合っていく。仕事だけをしていたい!っていう男気溢れる、しかしてなんともいえない可愛さを持つ奈津美もイイが、後輩女子の青ちゃんが更にナイスキャラ!後輩史上最強の青ちゃん、ぜひとも会社に一人は欲しい人材だぜ。もしかしたら人生ずーっともててたよんていう女子にはあまりぴんとこないストーリーなのかもしれないが、暗い思春期を過ごしたわたくしにとっては母親との微妙な関係も含め(こんなに極端ではないにしても)いろんなとこで共感...。ラストは不覚にも涙したよ。俺も姫って呼ばれたいよ。

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2009年1月12日 (月)

『それでも、警官は微笑う』

本日も警察小説。日明恩の『それでも、警官は微笑う』(講談社文庫)を読む。極道の皆さんからも”キチク”と恐れられている、無口で無骨な巡査部長・武本と、口が立って頭も良いがやや訳アリのお坊ちゃま年下上司・潮崎警部補、これまた全く違ったタイプの刑事が密造拳銃の捜査にあたる。熱血麻薬取締官をも巻き込んで、事件は思いかけない方向へ...。警察と麻薬取締官の権限の違いなんかも興味深かったし、主役以外の人物にも厚みがあってかなりの長編だがさくさく読める。とにかくあまりに両極端な武本&潮崎の妙なバランスが絶品だった。続編も迷わず買い。本の雑誌の「おすすめ文庫王国」中、相棒小説としておすすめされていたもので、本家?相棒の亀山くんなき後の寂しさをこれでもかと埋め合わせてくれた一冊。

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2009年1月10日 (土)

『ジウⅠ』

誉田哲也の『ジウⅠ 警視庁特殊犯捜査係』(中公文庫)を読む。『ストロベリーナイト』の著者によるこれまた読ませる警察小説。小奇麗で心優しくちょっぴり泣き虫な、説得が特技の門倉美咲巡査と、体力勝負の冷徹な武闘派、四の五の言うならとにかく突入の伊崎基子巡査という、全く対照的な二人の女子刑事を中心に描かれている。二人ともちょっとずつ好かんたらしい女なのだが、その分説得力があって実に面白い!ハードで残酷なシーンもありますがとにかく気を逸らさせない、スケールのでかい話になっております。今月続きが出るようなので楽しみ。

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2009年1月 8日 (木)

映画『K-20 怪人二十面相伝』

邦非映非連活動新春第一弾は、映画『K-20 怪人二十面相伝』。上映時間が二時間を越えると「長い」と思っちゃってもうそれだけでこらえ性がなくなるおさるでありますが、この映画はちーとも長くないよ!正に時間を忘れて夢中になれる一本であった。舞台は1945年の帝都、これは第二次世界大戦が回避されたという設定の架空の都市で、結果華族制度が存続して極端な格差社会になっている。金持ちばかりを狙う強盗・怪人二十面相の疑いをかけられたサーカスの人気曲芸師・平吉(金城武)の運命や如何に?的な話。もうねー金城武はチュウなしでもいいよ!って思いました。どうしましょう、ほんとにかっちょいいっす。高らかに笑ったりすると何だか面白くて困っちゃう相変わらずの演技なんすけどそんなのどうでもいいや。(いいの?)スクリーンを縦横無尽に走る平吉さんに釘付けよ。金城二枚目面なのに平吉っつう名前のギャップにすらしびれます。松たか子も浮世離れした華族のお嬢さん役がぴったりで、でもただのお嬢さんじゃない、しっかりと自分を持っていて自由に生きたいっつう感じをうまく出していてスバラシ。松史上最高。高麗屋一家明智もので一人勝ち。萌えていいんだかどうか微妙な小林少年(本郷奏多)も可愛いし、明智なのに悪人面の仲村トオルもイイ。何か恥ずかしいくらい絶賛しちゃったけど、嗚呼映画を観たー!ってすっきりした気分になること必至なので、これは映画館で観たらいいと思うよ。

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2009年1月 5日 (月)

『ジョーカー・ゲーム』

柳広司の『ジョーカー・ゲーム』(角川書店)を読む。『木島日記』の森美夏が描く表紙絵からしてシブくも怪しげな空気を醸すね。魔王と呼ばれる結城中佐が作り上げた陸軍スパイ養成学校”D機関”。ここで徹底的に訓練を積んだ凄腕のスパイたちが世界各地で暗躍するさまはマーベラスでエキサイティング!毎回毛色の違った設定に意表をついたスパイの登場、そして裏の裏の裏をかいたどんでん返し...んもう結城中佐の悪魔的な頭脳に完敗だー。シリーズ化希望します。

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2009年1月 4日 (日)

『モダンタイムス』

謹賀新年。三が日はノーパソコンデーで、大事にとっておいた伊坂幸太郎の『モダンタイムス』(講談社)をひたすら読む。”検索から、監視が始まる”と帯にあるとおり、知らないことがあるととりあえず検索するわしらにとってはなんとも薄ら寒くて怖い物語となっております。しかし面白くてもうだらだらとずーーーーっと読んでいたい。かなりの長編だけどページが減っていくのが勿体無い。色んな言葉が心に残る。システムなんかに負けてたまるか、と小さな声でつぶやいてみる。

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