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2008年11月 4日 (火)

『ホームタウン』

小路幸也の『ホームタウン』(幻冬舎文庫)を読む。辛い過去ゆえに家族を持つことを恐れ、互いに会うことも避けている兄妹。妹の木実が結婚することになり、喜ぶ兄・征人であったが、その矢先に木実と婚約者が謎の失踪。征人は二人を捜し始める...。『東京バンドワゴン』とはまた違った、しかし確かに”家族小説”であり、こんな家族があってもイイ!とちょっと涙ぐむ。血がつながっているだけが家族じゃないね。二人は何故消えたのか?何処へ行ったのか?という謎に加えて、兄・征人の探偵のような活躍ぶりにミステリファンも楽しめること請け合い。また、シリアスな要素もありながらどことなくユーモラスなのも救い。さすがの小路幸也!エブリバディ買いの一冊だと思う。

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