« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月31日 (日)

ジョン・エヴァレット・ミレイ展

トークショーの後、渋谷でラーメンを食べようとBunkamura方面へ行ったらミレイ展が始まっていた!もうそんな時期か、と吃驚して閉館間際だったが勢いでするっと入る。展覧会は思い立った時に行かないと大抵忘れるおさるだ。わたくしはとにかくラファエル前派が大好きなのだが、やはり普段日本ではまとまって鑑賞することは出来ずこの手の作品に飢えているので、もう何を観ても嬉し。今回なんと「オフィーリア」が来日しています。また会えたね...としばし再会の喜びを噛み締める。テートのあの素晴らしきラファエル前派部屋に思いを馳せながら、これもまたポッケにしまってラーメン食べる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クラフト・エヴィング商會×三浦しをん

青山ブックセンターのABCブックフェス2008「クラフト・エヴィング商會×三浦しをんトークショー」へ行く。昨年の岸本佐知子さんもナイスだったけど、今年はしをんちゃんだよ!クラフト・エヴィング商會さんの交友関係が羨ましい...。逆もだけど。つうわけで約1時間半のトークはわたくしにとってはいちいち面白かったです。丁寧にしゃべっちゃいるけど普段からほんとに親しそうな雰囲気がすこぶるいい感じ。好きな男子の話ばっかりしているというしをんちゃんと吉田浩美さんは女子高生のようであった。お話などどうやってひらめくんですか?という質問に、吉田篤弘さんが”ひらめくということは、例えばポケットとかに詰め込んでいた色んなものが何かの拍子に繋がるみたいなことじゃないかな”的な話をしていたのに感銘を受けた。一見無駄かと思えるものもどんどんポッケに入れていこう。と心のメモに書き留めたおさるであったが、何か繋がる日はくるのだろうか。きてほしい、と期待しつつ今日一日も大切にしまう。生しをんちゃんは思った以上にめっさ可愛くてクレバーでツッコミも鋭くて”俺”とか言ってるのも聞けたしもう期待通り。有難うABC。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月30日 (土)

『館島』

東川篤哉の『館島』(創元推理文庫)を読む。館もの!その上孤島もの!まんまなタイトルからして本格な匂いがするではありませんか...と思い買ってみた。不慮の死を遂げた天才建築家の作品である六角形の別荘。瀬戸内海の孤島にあるその館に関係者が再び集まった時、新たな事件は起こった。館に滞在していた女探偵と若手刑事のコンビがその謎を解く!みたいな話。著者はユーモアミステリの旗手らしいが、”ユーモア”という観点からしたら昔熱心に読んでいた赤川次郎の方が...とちらっと思わないでもなかった。何故赤川次郎を引き合いにだすか。ユーモア具合が合う合わないはともかく、トリックは結構緻密で本格っぽかった。ちょっとおさるには飲み込み難いんで、誰かこの館の模型とか作ってくれないかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月29日 (金)

『乙女なげやり』

三浦しをんの妄想満載爆笑乙女エッセイ最新刊『乙女なげやり』(新潮文庫)を読む。絶品~!しをんちゃん夢中のドラマ「白い巨塔」(随分前の話だが)のなんてエキサイティングで面白そうなことか。映画「MOON CHILD」のなんていかがわしげであやしそうなことか。それらをスルーし見はぐった自分のバカバカ。この本読んでるうちにバクチクやヴィゴ・モーテンセンまで好きになりそうだ。歌舞伎観ては役者さんにヨコシマな気持ちを抱き、弟と友人の関係にあらぬ疑いを持ち、理想の旅番組を勝手に企画し(これは是非とも見たい!!)、隙あらば少女漫画を熱く語る。嗚呼乙女魂に乾杯。というわけでしをんセンセに敬意を表して、早速『白い巨塔』一巻と清水玲子の『秘密』一巻を買ってみた。乙女いいなり☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月28日 (木)

『ザリガニ課長(1)』

そにしけんじの『ザリガニ課長(1)』(講談社アフタヌーンKC)を読む。課長界が震撼!島耕作も驚愕!ザリガニというあだ名の課長とかそーゆうんじゃなくて、ホントに普通にザリガニが課長(しかも大卒)をやってる4コママンガ。何しろザリガニなんで諸々無理な感じがありつつも、うっかりOLちゃんに食われそうになったり捨てられそうになったりしながら結構ポジティブに仕事に勤しむ姿が好感です。途中あまりにザリガニザリガニで若干飽きがこないでもないが、まあこんな課長がいてもいいよね☆殺伐とした社内も和むかも...なんて、今わしはザリガニのハサミも借りたいくらいのどんより具合じゃよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月26日 (火)

『御手洗潔対シャーロック・ホームズ』

柄刀一の『御手洗潔対シャーロック・ホームズ』(創元推理文庫)を読む。稀代の名探偵・御手洗とホームズが対決するなんて!と即飛びついたものの、ホームズはともかく(←思い入れがないから)御手洗はやはり島田荘司センセじゃないと...なんて思ったのも確か。しかし、ノーベル賞はいらないけど友人の為にははるばるストックホルムへ赴きひとはだ脱いだり、英国の巨石遺跡で不可思議な事件と巨人伝説の謎までも解いてしまったり、そんなところはとっても雰囲気があった。著者は御手洗を愛してるのネ☆っつうことはわかったよ。島田センセオリジナルではないものの、久しぶりに一緒にいる御手洗と石岡くんを堪能できるのはやはり嬉しく思うファンなのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月25日 (月)

『厭世フレーバー』

三羽省吾の『厭世フレーバー』(文春文庫)を読む。リストラされた父親が突然失踪してしまった須藤家の、残された家族それぞれの思いと秘密を描く。酒びたりになる母42歳、ボケはじめるおじいちゃん73歳、一家の長として俄かに張り切る長男27歳にむつかしいお年頃の17歳長女&14歳次男。状況は暗いし悩みはつきないけど、結構あっけらかんとした感じ。家族小説、なんだけど、角田光代さんの解説を読んで目から鱗が。なーるほど、確かにでかい話だ。って、解説読まないとわからんのか。まだまだな俺様だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月24日 (日)

『ユージニア』

恩田陸の『ユージニア』(角川文庫)を一気読み!K市のある名家で起こった大量毒殺事件を、年数が経って後にいま一度証言する関係者たち。様々な立場、角度から語られる事件の真相とは?もう早く知りたい知りたい知りたい...と焦燥に駆られてとにかく読み終わるまで何も出来ず。思わせぶりなタイトルと言い、かなり引っ張られた。すぐわかると思うけどK市とは金沢で、小説内にも登場する成巽閣には小さい頃に一度行ったきりなので是非再度訪れたい。絶対行って、見てみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月23日 (土)

稚魚の会・歌舞伎会合同公演

納涼歌舞伎後、ィヨコハマまで帰宅するのが面倒とか理由をつけて友人カッパと半蔵門に泊まる。帰る心配をせずに飲めるのは本当に素晴らしい。素晴らしいよ。二回言ったよ。つうわけで金曜日は会社休んで、ホテルから歩いて行かれる国立劇場にて第14回稚魚の会・歌舞伎会合同公演B班を観る。今年の目玉は何と言っても新十郎さんの青山播磨っすよ!!二年前の演舞場で松緑版にもいたく入れ込んだのですが、新十郎さんで観られるとは夢のようでげす。やや痩せすぎかと思うも綺麗で上品なお顔立ちにうっとり。男の誠を信じきることが出来なかった女に、家宝の皿を数えさせながら刀の柄だか鍔だかで割っていく場面に打ち震える。冷たい激怒顔にも萌え。好きな男に斬られて死ぬ喜びにしばし思いを馳せる...。その他には「菅原伝授手習鑑」、型をきめ、動きを止めたままでいることのムツカシさを思い知った。升平さんの松王丸がイイ。「釣女」の太郎冠者役・蝶三郎さんウマス。最後は楽しい雰囲気の「勢獅子」、相変わらず踊りのうまい左字郎さん。しかし何と言っても新・京屋シスターズ京珠&京由の可憐なことと言ったら...たまらんとです。今年もめいっぱい堪能した夏の最後のお楽しみ、稚魚の会を反芻しながらフォートナム&メイソンのアフタヌーンティー(女子っぽい☆)。三段重ねのボリュームメニューで俺の腹が三段だぜっつうベタなオチでおしまい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

八月納涼歌舞伎・第三部

木曜日に歌舞伎座へ八月納涼歌舞伎・第三部を観に行ってきた。まずは勘太郎の「紅葉狩」。更科姫につきそう家橘ちゃん、悪そう...。姫が舞っている間、維茂たちと一緒になってうとうとしてしまう。更科姫恐るべし。山神登場に起こされ、引き続き巳之助が心配で寝られず(寝なくて良し)。前に見た時の右近がべらぼうにうまかったのだが、まあ右近は別格ってことで巳之助ガンバレと思う。結構好きなお顔なんで。勘太郎の鬼はポケモンには見えなくてスバラシ。「野田版 愛陀姫」はオペラのアイーダを歌舞伎にしたもので、オペラ知らんしダイジョブかと危惧していたがわかりやすい話でおさるにも楽しめた。(サッカーバカさんたちが試合の時に歌っているのがアイーダの中の曲だと知った。案外高尚なんじゃん)あとスムーズな舞台転換のアイデアがイイなあ。このあたりは流石だ。勘三郎さんがほとんどおふざけなしの直球濃姫を好演!三津五郎さんがかっちょよし。何気に大和屋親子にもってかれた納涼歌舞伎でありました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月20日 (水)

『韓流幻想』

呉善花の『韓流幻想 「夫は神様」の国・韓国』(文春文庫)を読む。韓流ドラマに登場する、ロマンチックで情熱的な韓国人男性は結婚すると豹変する!?ヨン様の笑顔からは想像もつかない韓国の真実を、気鋭の韓国人学者が説く。フェミニズムの人が聞いたら卒倒しそうな話が満載、儒教恐るべし...と言った感じです。また、「外見」がすなわち「能力」だという昨今の韓国事情がこれまた凄まじい。顔つきや体型がマズイのは、自己管理能力の欠如と見なされるらしい。ひゅるるるる。だから美容整形が盛んなのか。近い国なのにあまりの違いに終始吃驚だ。でもやっぱりわたくしは韓流ドラマは割と好きよ☆ちょっとくらい夢を見させて下さいよ、といったところです。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008年8月18日 (月)

「舟越桂 夏の邸宅」展

Teien連れ合いが夏休みだったので、東京都庭園美術館へ「舟越桂 夏の邸宅」展を観に行く。タイトルからして言うことなし。舟越桂さんの作品は心から大好きで、絶対スバラシイと確信はあったけれど、この特別な美術館の中に展示されることによって更に更に忘れ難い展覧会になっており、平たく言ってかなり感激した。階段を上りきった所やちょっとした小部屋の中、書斎や図書室とおぼしき場所や浴室にまで自然に”居る”彫刻たち。このアール・デコな邸宅に相応しい浮世離れ感がいい。唯一無二の出会いといった空気の中で、静かに鑑賞できたのが嬉しかった。今回ショッキングだったのが《戦争をみるスフィンクスⅡ》で、今までの舟越作品では見たことのないような表情に思い切りなぎ払われた感じ。スフィンクスにこんな顔をさせるなんて、嗚呼人間のバカ。いっとう好きだったのは《立ったまま寝ないの!ピノッキオ!!》です。んもう連れて帰りたいくらいキュート☆ピノッキオ・バカは必見。
ちなみにこの美術館はドレスコード割引があるらしく、この展覧会では木で作られたアクセサリーやボタンなんかを身につけていると団体料金で入場できるそうです。面白い試みだね。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月17日 (日)

『のだめカンタービレ(21)』など

何度目かの自主的なプチ夏休み中、たまっていたマンガを読む。まずは二ノ宮知子の『のだめカンタービレ(21)』(講談社コミックスKiss)。むきーっ、またまたひと波乱ありそうデスよ!!しかし二ノ宮さんはそのうち産休に入ってしまうのか...目出度いがちょっち寂しい。乃木坂太郎の『医龍(18)』(小学館ビッグコミックス)、前巻で「女の敵は女」と思ったが撤回します。加藤ちゃんの蛮勇?に涙する。しかしなかなかくたばらない野口センセがここここ怖い。bassoの『amato amaro』(茜新社)、んもう眼鏡男子天国。死んで天に召されたならばここに行きたい。登場人物の95%は男子で、中でも眼鏡教授のヴィットーリオは絶品☆このまま腐女子になってもイイ、とかこっそり思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月16日 (土)

『クビキリサイクル』

西尾維新の『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社文庫)を読む。ちょっと表紙イラストが可愛くて買うの恥かしいんだよなー的な、メフィスト賞受賞のシリーズ一冊目。「西尾維新文庫」と銘打った、通常の講談社文庫とは違った作りで思いっきり若者向けな雰囲気...年寄りにわかるかのうと一抹の不安が。登場人物たちの読みにくい名前やキバツなキャラクタや戸惑う言葉遣い(”僕様ちゃん”みたいな一人称とか)は、やはり...と言った感じだが、話は割とガチな孤島&密室もので結構読み応えがありました。絶海の孤島に天才ばっかり集めるとはチャレンジャー!天才描くのって大変だよね。今後のために軽くシリーズ概要でも、と思いウィキで調べたらむのすごく膨大な登場人物リストが出てきてちょっと引く。俺、ついていかれるのか。まあこれも戯言ですけどね☆

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月15日 (金)

『容疑者Xの献身』

東野圭吾の『容疑者Xの献身』(文春文庫)を読む。以前シリーズ一冊目を読んだ時、助教授眼鏡好きのわたくしをもってしても何故か萌えどころが全くみつからなかったガリレオ先生であるが、例のドラマのおかげで福山雅治をあてて読むと結構楽しいということがわかる。福山さまさま。この調子で一冊目も読むかと思い、本棚を探したがみつからず。捨てたか売ったかしたらしい...。そんな普段東野を特に好んで読まないわたくしも流石に本書は楽しみにしていた。直木賞受賞作であり、このミスだので軒並み1位をとっており、本格論争があったりしたからね。結果、案外面白かったので驚いた。すっかり騙された。騙されてもあまり悔しくないし。こんなのわかるわけねえし。でも読み物として楽しめたのでいいんじゃないすか。映画も観ちゃうかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

新橋演舞場『幕末純情伝』

昨日は新橋演舞場にてつかこうへい作・演出の『幕末純情伝』初日を観た。何だこれ?わたくしはこの原作が結構好きで、昔から沖田総司の役をやるのはこの俺様だ!と女優でもないのに思っていたわけだ(イタイ)。初めてのつか物だったし、ちょっぴり期待もしてたわけだ。しかし、うーん?どこをどう楽しめばいいのか全くわからなかった。観客として果てしないアウェイ感にHPが減りまくり。話もワタシが読んでいたがっつり幕末ものとは全然違ったな。今的なワードを入れ込む意味がわからん。選曲もベタ。ベタベタ。松尾ちゃんだって突然歌ったり踊ったりするけど、同じようなことをしてなんでこんなに印象が違うか。まあもう何でも良い、踊れ踊るがいいさ踊りたまえと最後は寛容な気持ちに(嘘)。でも沖田総司役の石原さとみは頑張った!あの娘さんは頑張ってはったで。全く興味なかったけど見直したで。可愛いし。真琴つばささんもダンシングの切れ味は流石であった。あと感心したのは恐らく真琴つばささんのファンとお見受けする皆様による出待ち作法だ。あのお行儀の良さはヅカファン独特のものですね。ヅカをやめられても元々のファンの皆様はいつまでもきちっと整列するものなんだな。スゴイ。
しかしあまりにも諸々消耗したので、口直しに歌舞伎座をまわって帰る。とことん感じの良い勘太郎さんや仲睦まじく帰る松也くん&巳之助くん、かっちょいい勘三郎さんや野田(呼び捨て!)まで見かけて何とか持ち直し機嫌よく帰宅。終わりよければ全て良し、ってことで☆有難う歌舞伎座。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

真夏の夜の動物園

今年も夜の上野動物園へ友人カッパと行ってきた。8/12~17の間、夜20時までやってます。不忍池のほとりでこれから頂くビールのことを思うと正直気もそぞろ...あんまり動物どころじゃないのな。それでも昨年スルーした動物たちに重点をおいて、ツキノワグマの食事タイム(地味)とか瞑想ゴリラとかひたすら泳ぐカワウソなんかを楽しく見る。二年越しで動物園一周と言ったところか。目出度くゴールの不忍池でビール。旨い。なんとなく特別な感じがするところが嬉しいのかも。恒例行事になりそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月11日 (月)

予習!20世紀少年

映画鑑賞に備えて、浦沢直樹の『20世紀少年』(全22巻)『21世紀少年』(上下巻・小学館)を一気に読み返す。一日仕事だよ!しかし通しで読むとやはりめっさ面白く、決して苦行ではなかったよ。特に前半の、何かが起こりつつあるけど一体...っつうブキミなもっていき方は流石。大人として今をそれなりに懸命に生きている中で、いきなり突きつけられた世界滅亡の危機と、その鍵を握る彼らの子供時代。曖昧な記憶を頼りに、ケンヂ達は”ともだち”の正体をつきとめ世界を救えるのか?みたいな壮大な話。ちょっと最後の方は風呂敷畳みきれなくてアレなんすけどね。それにしても映画版、キャスティングに関しては力入ってるわー。オッチョもヨシツネもドンキーもスバラシイが、特にユキジがぴったりだとワタシは思う。もう常盤貴子と書いてユキジと読むね。しかしコヒさんと常盤貴子が同級生というのはちょっと無理がないか。ダイジョブか。そんな事も含めて案外楽しみな映画版20世紀少年なのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月10日 (日)

『虚空の旅人』

上橋菜穂子の『虚空の旅人』(新潮文庫)を読む。守り人シリーズだがタイトルは旅人に!の第四弾は、豊かな海の王国を舞台に、新王即位儀式に招かれたチャグムとシュガが国家を揺るがす陰謀に巻き込まれたりなんかする。ふんとに良く出来た物語に、寝食を忘れてのめり込む。あの非力な子供だったチャグムの見事な成長ぶりにおばちゃん泣けて泣けて....。彼は弱き者たちを思いやることのできる良き王になるに違いない。今更ですがこのシリーズはやっぱりストレートに面白い!としみじみ思うよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

衣良inィヨコハマ

IWGP最新刊を持って、横浜そごうの紀伊国屋書店へ石田衣良のサイン会へ行く。衣良のサイン会ひじょおおおに久しぶりー。うるう年くらい久しぶりー。そしてやっぱり何か嬉しい♪客の内訳は女子8男子2くらいの割合で、女子が多い為かひじょおおおおに熱気溢れるサイン会であった。にしても衣良さんエライなー。新刊出る度にサイン会やって、100人からの無茶振りにもいちいち感じよく答え、ほぼ全員と写真におさまってさしあげ。営業努力、かもしれないけどなかなか出来ないっすよ。そんな久々衣良にわたくしも微妙にテンション上がってしまい、帰りにいきつけの服屋でスカートを買ってしまった。完全に無駄な出費だよ!衣良のバカ←責任転嫁

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 8日 (金)

映画『ジャージの二人』

映画『ジャージの二人』を恵比寿で観る。友人カッパが手ぬぐい付き前売りを買っといてくれたもの。可愛いっすよジャージの二人手ぬぐい。恵比寿と言えばやっぱりビール!っつうことでサッポロビアステーションにてちょっと飲んでから臨んだ。当然と言うかやはりやや眠くなったのだが、半分くらい寝ててもあんまり支障はないくらいのゆるーい映画であった。んもう原作通りの何も起こらなさ加減がイイね。夏休みったって何もしなくたっていーじゃん、と思う貴兄にはしっくりくるであろう映画。しかし鮎川さんのかっちょよさは非日常!ジャージ着用でもあのスタイリッシュさは何だ。もうそれだけで8割方いいんじゃないかな。勿論山南さん(えーと堺雅人?)の、わけあって人間的にちいちゃくならざるを得ない感じも良かったよ。図らずも二日続けて父&息子の映画。きてるのか?父&息子。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月 7日 (木)

映画『たみおのしあわせ』

岩松了監督の映画『たみおのしあわせ』を観る。完全にオダジョー目当てだが、イケてないオダジョーのイケてなさ加減にはまれるかどうかで好き嫌いが分かれるやも?わたくしとしては、ハイキングウォーキングな長髪&シャツイン&ボタン全締め眼鏡オダジョーもあると思います(天津木村で)。元・霧山くんと元・三日月くんが見合いして結婚へ的なことになって、たみお父の色恋沙汰も諸々あって、それぞれうまくいくの?どうなの?みたいな話。まあザッツ・岩松了な感じ...つまり何と言いますか、岩松了本人の強烈なキャラ程には面白くない的な?ラストなんてなんじゃそりゃ!と口に出して言っちゃったよ。たみおはそれでシアワセなのか。あと図らずも二日連続で大竹しのぶの怖さを思い知った。ひゅるるるる。勝手にしやがれの音楽はグッド。ところで岩松了って日本のチェーホフって呼ばれてるらしいね。ああ、それでか。何がそれか。ちなみにふせえりは出てません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 6日 (水)

シアターコクーン『女教師は二度抱かれた』

久しぶりの松尾スズキ作・演出『女教師は二度抱かれた』をシアターコクーンへ観に行く。タイトル、18禁みたいっす。クドカン詣でだーと張り切るも、クドカン出演せず。普通に出ると思っていたので吃驚&肩すかしだ。その代わりといっちゃあなんだが、染五郎招聘!作業服眼鏡完璧!染五郎史上最高!パンツ一丁よりも萌えました。良かったなあ作業服眼鏡。その場面だけ幕見したいな。ってバカか俺は。そればっかりか。
ストーリーはちょっと消化できませんでした。設定とかキャストとか何気ない台詞とか阿部サダヲとか細かいとこはすっごく面白いんだけど。大竹しのぶがうますぎて怖かった。夢に見そう。でもどうせ夢に見るなら作業服眼鏡が...ってまたそれか。バカか。しかしこんなに染五郎のことを考える日が来るなんてな。有難う松尾ちゃん☆そんな女教師であった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月 4日 (月)

『向日葵の咲かない夏』

道尾秀介の『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫)を読む。うーん、色んな意味で気が滅入る一冊。爽やかな夏を過ごしたい人には薦めない。でもどんな気分になったとしても、ちょっと変わった毛色の物を読みたい、おおっと驚いてみたい、とにかく没頭して読書を楽しみたいっつう人には薦める。夏休み前の終業式に変死を遂げた級友は誰かに殺されたのか?彼の無念を晴らすべく、小学生の僕は妹と一緒に事件を調べ始める。少年探偵物?と高をくくっては痛い目に合います。ワタシは合った。道尾秀介を読むのは三冊目だが、われ何か言ってないことあるやろ?と常に疑心暗鬼モードで臨むも必ずやられる。見た目繊細そうな美眼鏡(超好み)なのに案外イケズ。そこがまたイイ。なんつって...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 3日 (日)

『非正規レジスタンス』

待ってました!石田衣良のIWGP最新刊『非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークⅧ』(文藝春秋)を読む。池袋のトラブルシューター・マコトに持ち込まれる事件は、いつも今まさに起きている現代社会の問題でもあり、そのリアルタイムな感じには8冊目になっても未だドキドキさせられる。今回は個人的にも関心があった日雇い派遣のワンコールワーカーやシングルマザーの問題にマコトさんが全力でぶつかってくれてコーフン。本の中の話とは言え、諸々本気で腹が立ってきたし、その状況に少しでも風穴をあけてくれたことにすっきりした。すっきりしたけど、実際俺も何かしないと!とも思う。あの”プレカリアートのマリア”を彷彿とさせるユニオン組合の人もイイね。昔に比べたらマコトもキングも大人になってあまり無茶しなくなった感もあるけれど、やはりずっと続いて欲しいシリーズだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 2日 (土)

『綺羅の柩』

暑いっすね。読書が進まんわ。本読んでないと他にはひたすら飲酒するくらいなので書くことがないんですわ。まあそんな8月だ。さて久々読了は、篠田真由美の『綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社文庫)。軽井沢とマレーシアを舞台に、シルク王の失踪事件などを京介一行が成り行き上追ったりする話。事件的にはそこそこの盛り上がりなれど、取材の賜物っぽい旨そうなタイ料理の描写にそそられたし、本書のモデルになったシルク王ジム・トンプソンが実際に失踪しているらしいことに興味を持った。同じ事件を扱った松本清張の本も面白そう!今回かつて登場した(らしい)人物がわらわらと現れていたが、もうあんまり覚えていない...色んなことを少しでも覚えているうちにこのシリーズのオチをつけて頂きたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »