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2008年7月13日 (日)

『落下する緑』

田中啓文の『落下する緑 永見緋太郎の事件簿』(創元推理文庫)を読む。本書の探偵役は、音楽以外のことにはほとんど興味を示さない変人but天才肌のテナーサックス奏者。しかしこれがひとたび謎に遭遇すると冴えた推理をみせるからかっちょいい!本職の探偵じゃない専門職系ミステリは他に落語家や料理人、歌舞伎役者などを読みましたが、この分野は鮮やかな推理とともにその業界独特の空気やマニアックな世界が垣間見られるのが肝だと思う。本書ではジャズ男のジャズな日々とその周辺がどっぷり語られてわくわくだよん。ジャズは全く明るくないわたくしが読んでもそれなりに楽しめたから、詳しい人なら色んなところでツボだったりするのかも。著者によるジャズのレコード、CD紹介のおまけもあり。第二弾も出るそうなので楽しみ!

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コメント

まったくノーマーク物件でした。
すんごい面白そう!明日本屋に走りたいと思います。

ところでジャズ男ってだけで1割増なのは
世間的に間違ってるのでしょうか?
隠居の身には判別不能。

投稿: そるたん | 2008年7月14日 (月) 00時22分

ハローそるたんさん
あなたの気にしていた『蹴りたい田中』の著者ですよ~。
最近では『ハナシがちがう!』等の落語ものも売れてますね。
落語もジャズも詳しいってスゴイ人。

ジャズ男は3割増です、ワタシの場合。
あるいはもっとかも。特にサックスに弱い....

投稿: noppy | 2008年7月14日 (月) 00時28分

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