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2008年6月 1日 (日)

『夜市』

恒川光太郎の『夜市』(角川ホラー文庫)を読む。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。手に入らないものはないという不思議な夜市で、あるものと引き換えに野球の才能を買った少年の話。その取り返しのつかない感じが相当怖い。静かで抑えた文章がかえって恐怖を増す。日常の片隅にぽっかり空いた異形・異界への入り口のようなもの。それは案外そこかしこに存在するのかもしれない...っつう怖さに密かにふるふるです。でも他の作品も読んでみたい。これぞまさに怖いもの見たさか。

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