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2008年4月 2日 (水)

映画『Sweet Rain 死神の精度』

伊坂幸太郎原作の映画『Sweet Rain 死神の精度』を観る。チュウはうまいが演技はそこそこでお馴染みの金城武主演。しかし死神役だから得意のチュウもなし、これは見せ場もなくいいとこなしかと危惧されるも、人ならぬ死神ゆえの浮世離れした存在感や言葉の扱いがへんてこな感じ、喜怒哀楽を表さない様子が逆に良い方向に作用して意外にもアタリか。この役はうまくないなら誰でもいいかと言えば決してそうでもなく、例えば伊藤英明なら軽すぎるだろうし、伊勢谷なら美しすぎる為にひんやりしすぎて洒落にならん死神になりそうだし、さじ加減がなかなかムツカシイ。あのひょうひょうとした、しかして適度に重みがあり、なんとなくユーモラスで可愛くすらある伊坂的な死神に、金城はうってつけだったとワタシは思う。時折姿を見せる死神仲間の嶋田久作らも粒揃い。富司純子さんもチャーミング☆原作を愛する者としても満足な映画化だったとほっと致した次第です。

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コメント

こんばんは。これ見たいんですよー。原作がかなりお気に入りなので、期待と不安がまざりあってますが・・・。
「チュウはうまいが演技はそこそこ」!ツボにはまりました。
真奈美ちゃんの歌はいかがでしたのでしょう?

投稿: ぜぶら | 2008年4月 6日 (日) 19時45分

ハローぜぶらさん
結構うまくまとめられてると思いましたよー。
今年はどうもハズし映画ばっかり観ている気がするので、
その中では充分健闘してる!といった感じか。
ま、Sweet Rainっていうのはちょっと微妙なタイトルですがね。
真奈美さんの声は案外いいなと思いました。
でもやっぱり金城はチュウしてなんぼかな....

投稿: noppy | 2008年4月 6日 (日) 22時50分

あいかわらず、チュウ中心だね。(はからずもカケ言葉になった)
蔵くんをみるたびに、あーでもチュウは下手なんだって思うのをどうにかしてほしい。
変なタレントを宣伝部長にするよりも、これを読んだ方がいい。
(この映画に、タレント宣伝部長を起用しているかどうかはわからないけど。)
見に行きたくなる文章です、コレ。

投稿: マイチィ☆ | 2008年4月 8日 (火) 23時32分

ハローマィチィ☆
何はなくてもチュウ!次は脚かな。そしてドリームは尻っぱしょり。
(嗚呼新七さんの脚...)
私も蔵くん見る度に思うよ。それくらい罪深いんだよ下手なのは。
宣伝部長ってライラの冒険における藤崎マーケットみたいなもの?
とりあえず日テレに推薦してみて...
とにかく原作は面白いので読んでイイと思うよ。
文春文庫の先月の新刊で並んでるから。

投稿: noppy | 2008年4月 9日 (水) 02時14分

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