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2008年4月25日 (金)

『震度0』

横山秀夫の『震度0』(朝日文庫)を読む。俺、案外警察小説って好きなんだよなーと思って読み始めたら、ちょっとニュアンス違って吃驚。署が一体となって犯人を追い詰めるとかそーゆうんじゃなくて、警察内部のすさまじい権力争いの話ね。阪神大震災の前日にN県警警務課長が姿を消したことが発端で、キャリア・ノンキャリア・叩き上げ、それぞれが己の保身と野心の為に水面下で激しい攻防戦を繰り広げつつ何とかアドバンテージを取ろうとし、ライバルを陥れる為には手段を選ばずギリギリの駆け引きに執心するっつう非常に醜い展開になっております。んもう震災そっちのけ。お前ら仕事しろ。つうかこれが仕事なのかも?しかし警察内部の微妙なヒエラルキーを、その世界を知らないわしらが読んでもすんなり納得いくように描いた横山秀夫の腕に改めて感心。まるで警察出身者のよう...。ちなみにこの作品はDVD化されているらしいが、そのキャスティングが相当ナイスで唸ったよ。お見事!

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