『にわか大根』
近藤史恵さんの『にわか大根 猿若町捕物帳』(光文社文庫)を読む。仕事はできて滅法美男子だけど堅物な、南町奉行所の同心・玉島千蔭が活躍する捕物帳第三弾。美貌の女形・巴之丞や花魁・梅が枝にも久しぶりに会える嬉しさよ。ちなみに前作二冊は幻冬舎文庫から出ていたもの。立て続けに亡くなった遊女たちにつながりはあるのか。上方巡業から戻った人気女形が突然大根役者になってしまったのは何故か。等々、千蔭さまの推理が冴える!芝居町の雰囲気にも終始わくわくさせられ、嗚呼もっと読んでいたいなあと思うシリーズであります。
| 固定リンク
コメント
えらいこっちゃ!
本屋さんに買いにいってきました。
ありがと。
タイトルも、出版社も控えていかず(いつものように・・)、幻冬舎文庫のコーナーの前で本屋さんをちょっと(たぶんちょっと)困らせてしまいました。
おさる&本屋さんのおかげで入手☆
今日のとこは、前の幻冬舎文庫読んで楽しんでます。
投稿: マイチィ☆ | 2008年3月18日 (火) 23時02分
ハローマィチィ☆
よくみつかったねえ。すごいな、本屋さん。
突然出版社が変わると、ちょっととまどうよね。
既刊本を出版社変えて出すこともあるし。
俺これ読んだっけ??とパラパラめくってみたけど
読んでたとしても絶対覚えてないだろうと自分でも思ったよ。
前作から読むのは正解だね!すっかり忘れてるし。
その方が絶対楽しめると思うんだけど、
やっぱりガツガツと新刊を読んでしまったおさるであった。
投稿: noppy | 2008年3月18日 (火) 23時50分