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2007年12月24日 (月)

『愚か者死すべし』

日本のハードボイルド作家トップ3と勝手に思っている原尞(ちなみにあと二人は矢作俊彦と樋口有介)の『愚か者死すべし』(ハヤカワ文庫)を読む。実に9年ぶりの探偵・沢崎シリーズ新刊。銀行強盗を自首した父親の無実を証明して欲しいという依頼がきっかけで関わった事件が、思いも寄らぬ方向へ動き出すっつうかなり凝ったストーリー。頑固とも言える独自の行動規範で事をややこしくしながらも、じわじわと真相へ近づいていく沢崎、やっぱりかっちょいい~。しかし思い込みかも知れんが、携帯電話ってハードボイルドの情緒をぶっ壊す気がする。何つうか、あの世界には似合わないのな。その点沢崎は携帯電話を使えないという設定で、そんなところも実にグッド。

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