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2007年11月 4日 (日)

『空ばかり見ていた』

吉田篤弘の『空ばかり見ていた』(文藝春秋)を読む。買ったことをすっかり忘れており、引越し作業をしていてみつけた時は心底驚きつつも宝物発見!みたいで嬉しかった。”世にもめずらしい流しの床屋”がここそこに登場する、ちょっぴり不思議でどこか懐かしい12のストーリー。床屋のホクトさんの現れ方は脇役であったり主役であったりほんの少し横切るだけの時もあり、それぞれに違ったシチュエーションの話であるのにホクトさんが鍵となってなんとなく繋がっているような印象を受ける。こういった物語作りは吉田篤弘の真骨頂でしょう。ブルーを基調とした装丁もいつものことながら素晴らしく良い。ちいちゃな北斗七星がかわゆらしい。

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