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2007年10月26日 (金)

『ノーサラリーマ・ノークライ』

中場利一の『ノーサラリーマン・ノークライ』(幻冬舎文庫)を読む。タイトル買い。合併したメガバンクの、合併された側の銀行員・カネテツは出身大学カースト制度においてもランク3。特に出世の見込みもなく、こんな会社辞めてやる!と年中言いつつもなんだかんだ頑張ってしまうサラリーマンである。ムカつくことも多々あるし殴ってやりたい奴もいる、でも我慢して諸々痛くないフリをしてへらへら笑って今日も働く。何故ならサラリーマンだから!部下の手柄を自分のものにしてしまう上司や上に弱く下に強く出る中間管理職、日和見で世渡りのうまい同僚や情報通の女子社員などなど色んな人がいるけれど、どんな奴でもいいところは必ずあって本当に悪い奴って案外いない、という目線に結構救われる。あなたがサラリーマンならば、ちょっと泣けるところもあるでしょう。泣きたい時には泣けばいいんじゃ。ノーサラリーマン・ノークライなのじゃ。

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