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2007年8月30日 (木)

『水底の森』

柴田よしきの『水底の森』(上下巻・集英社文庫)を読む。アパートの一室、顔を潰された死体にエンドレスで流れるシャンソン、そして現場から消えた女。謎が多い事件のカギはその女が握っている...。彼女の過去を追った刑事が目の当りにしたものは、「嫌われ松子」もかくやと言う波瀾に満ちた人生なのであった。上下巻長いのに、んもー読ませる!多少ゴーインなとこもあるがとにかく読ませます。普通に幸せを求めるのも人間ならば、何かの拍子にそれらを全部捨てて思いもかけないところへ自ら落ちることを選ぶのも人間なのだなあ。しばらくひきずられそうな大作。

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