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2007年5月

2007年5月31日 (木)

『Gボーイズ冬戦争』

石田衣良の『Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII』(文藝春秋)を読む。やっぱり衣良はIWGPがサイコーだなあ。昨日のスペンサー同様、本シリーズの出来は最早磐石と思われる。この域に達すると、もうとにかく新刊が読めるっていう事が嬉しくて冷静に判断できなくなっている読者なのですが...。とにかく今回も池袋のトラブルシューター・マコトさんが、振込み詐欺や絵ウリアンなどいまどきの諸々に斬り込んで行くぜ。池袋の四季も肌で感じられるほどにストーリーにすっと入れて、読んでいる間はその場所から離れられないくらい深くはまってしまう。気がかりなのはマコトやキングがいつまでストリートにいられるのか?ってことかな。一年に一冊、彼らも一つずつ年を取るわけで、いつか来る終わりを思うと今から寂しい。ので、なるべく考えないようにしつつ次回を楽しみに待とう。

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2007年5月30日 (水)

『笑う未亡人』

スペンサーシリーズの文庫最新刊、『笑う未亡人』(ロバート・B・パーカー/ハヤカワ文庫)を読む。裕福な初老の銀行家が殺害され、可愛くってすっごく馬鹿な若い妻に容疑がかかる。彼女の弁護士から依頼を受け、事件を調べ始めたスペンサーがその裏に隠された悪に迫っていく。っつう相変わらずかっちょよくてデキる男・スペンサーであります。今回、ビッチで美人の弁護士・リタやキュートなゲイのレイスなど脇を固めるセミレギュラー陣もいい味を出している。スペンサーがいつまでも続くと良いな、と無理なことを新刊を読む度に思うね。

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2007年5月29日 (火)

『名探偵 木更津悠也』

麻耶雄嵩の『名探偵 木更津悠也』(光文社文庫)を読む。タイトル通り、名探偵の木更津悠也が”白幽霊”絡みの4つの事件を名探偵らしく解決するもの。ワトソン役・香月実朝の”名探偵萌え”というのは面白いけど、木更津自身にほとんど魅力を感じないし、話としてもさほど面白味はなかった。麻耶雄嵩にしてはあっさりと、フツーな感じ?しかしすっかり忘れていたが麻耶雄嵩は京大出だったぜ...ほったらかしにしていた他の長編もきちんと読まないと、とこっそり決心。京大出萌え故に。

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2007年5月28日 (月)

『7月24日通り』

吉田修一の『7月24日通り』(新潮文庫)を読む。自分の住む町をリスボンに見立てるのが密かな楽しみという地味なOLちゃんが、高校時代に好きだった先輩と再会して...っつう話。中谷美紀主演の映画『7月24日通りのクリスマス』の原作だと思うけど、随分話は違うなーという印象。正直、大沢たかおが演じた聡史の方が作中聡史よりも好人物に思えた(たかおだから?という理由ばかりではなく)が、原作は映画ほど安直ではなく結構練られていて良かった。人の気持ちはそう簡単にはいかねーよ、ってことだ。主人公の最後の行動にちょっと揺さぶられたほどに、案外感情移入してもうた地味なOLちゃんです。

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2007年5月27日 (日)

『東京てくてく すたこら散歩』

伊藤まさこの『東京てくてく すたこら散歩』(文藝春秋)を読む、というか写真が満載なので見る方が多いかな。浜っ子故にさほど東京に思い入れはない派のわたくしでも、本書に登場する東京はなんだか滅法そそられる!一番好きなのは吉祥寺。あと浅草とか江戸っぽい町も好き。伊藤まさこさん的引出しにいっぱいの、小さくても素敵な美術館や雰囲気のある古本屋、沢山のおいしそうなものたちにうっとりし、こんなところだったらわざわざ出かけてみたいなーと思う。今憧れているのは断然神楽坂。東京のパリだそうです。

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2007年5月26日 (土)

俳優祭☆

人生で初めて俳優祭に行って参りました。今月は人生初を連発ね。一生行かれないと思っていたが、友人カッパが連れて行って下さったのである。謝々。俳優祭の肝はやはり役者さんによる模擬店でありましょう。普段は引っ込み思案気味のわしらも今日ばかりは頑張ってみた!権一さんと一緒に写真を撮った!どんな頑張りだ。山崎屋ブース(煎餅屋)で散財たぁどうゆう了見なのか我ながらよくわからず。新七さんとも写真を撮って頂き握手もしたぜ!やっほう。脚を見せて下さいとは言えませんでした。セクハラだし。萬次郎さんから買ったアイスもなかを食べながら、團さまが寿司を握ってるのとか海老蔵がイガイなうっすら笑顔で唐揚げを売ってるのとかを眺め、松緑バーでシャンパンを飲み、錦之助&隼人君(←美少年)のおにぎりを食べ、京珠くんに豆を試食させてもらい、物陰に潜みながら師匠を見守る左十次郎さんを盗み見し。菊之助さんの手ずからエコバッグ(何故エコバッグ?)を購入して握手をしてもらったところで感激は頂点に...嗚呼夢ですかこれは?的な数時間であった。もう思い残すことはあんまりない、かも。
Kaimono_1


買ったもの →
エコバッグに”SnowWhite”って書いてある。
(出し物が白雪姫だったから)

使うのか?

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2007年5月25日 (金)

『君に届け(4)』

マンガマンガで失礼つかまつる。椎名軽穂の『君に届け(4)』(集英社)発売で即読み。貞子、いよいよ恋心を自覚する!?”すき すき すき どうしたらいいか わからないくらい 風早くんがすき”(帯より)って、嗚呼甘酸っぱい!くたびれた中高年には眩し過ぎる青春の光です。せいぜいその光を浴びて3割くらい若返りを図るざます。まあワタシの好みからすると、風早くんはトゥーマッチ爽やかでちょい物足りないんだがな。もっとカゲのある男子が好きだけど、普通の高校生にカゲを求めるのは酷ってものか。つうわけで貞子の恋の行方をあたたかく見守りましょう。

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2007年5月24日 (木)

團菊祭・昼夜再び!

千穐楽の一日前、昼夜通しで團菊祭を観に行く。本日は大枚はたいて一等席、しかも一番前であります。三階で観るのも楽しいけれど、やはりかぶりつきは格別なものがある。若殿と泥棒に泣き、勧進帳で爆睡し(ごごごごめんなさい)、与三郎お富にドキドキして女伊達でうっはうは。そんな昼。いやしかし何ですな、至近距離の新七さんはホントに素敵でげすな。新七アンド左十次郎でダブルSって感じで芝翫前を舞う白い脚...。ごっつあんです。夜の部はなんと言ってもめ組の喧嘩にとどめをさす。鳶軍団が目の前で声を出したり水をぷーっってやったりするのがかなりの迫力。一生分の鳶を堪能したよ!というわけで鳶の写真を色々織り交ぜて沢山購入。良き五月でありました。

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2007年5月23日 (水)

『空を見上げる古い歌を口ずさむ』

小路幸也の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』(講談社文庫)を読む。メフィスト賞受賞作ということで、期待と不安をきっちり同じ分量で持ちつつ身構えて臨むも、これが結構な拾いもの(って失敬な)!自分の息子に突然起こった異変が発端で、20年前に失踪した兄が再び家族の前に現れ、昔住んでいた町でおこった不思議な事件の真相を語り始める...みたいな話。いきなりな”のっぺらぼう”とそれにまつわる謎にもとにかくそそられるが、昭和40年代に子供時代を過ごした人ならばあの頃の空気に触れたような懐かしい気持ちでいっぱいに。ぜし他の作品も読んでみたい。

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2007年5月22日 (火)

『葉桜の季節に君を想うということ』

歌野晶午の『葉桜の季節に君を想うということ』(文春文庫)を読む。このミスとか本格ミステリとか色々と賞を取っており、活字ジャンキー仲間からも噂は聞いていた、期待の一冊。わたくしの腕ではうまくストーリーを紹介することは出来かねるが、うーんそうきたか!ととりあえず唸るでありましょうとだけ書いておく。一気に読めて、多分もう一度読みたくなると思う。本格かどうかは微妙?

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2007年5月21日 (月)

『オトメン(乙男)』

菅野文の『オトメン(乙男)』(1,2巻/白泉社)を読む。剣道の腕前は全国一、柔道・空手の有段者、クールでストイックな男らしさの権化とも言うべき男子高校生・正宗飛鳥。完璧な男の中の男、しかしてその実態は...可愛いくてラブリーなものが好き☆お料理やお裁縫が好き☆少女マンガが好き☆な、”女の子になりたいわけじゃないけどマインドがどーにも乙女チックな男子”、オトメンだったのです☆っつう、「☆」満載でお贈りしたいお話。ほんとの自分をひたすら隠しながら高校生活を送っている飛鳥くんだが、ひとめぼれした都塚さんを目の前にすると乙女(?)心がもう止まらない!どう見てもかっちょいいのに筋金入りの乙女趣味っていうギャップが笑えつつ、ちょっときゅぅうんとするラブコメであります。きゅぅうんとしてる場合か。

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2007年5月20日 (日)

落語を聞きに、金田中

人生で初めて生で落語を聞きました。場所はなんと一生行く事もあるまいと思っていた高級料亭・金田中。とにかく何とかして一度ここに入ってみたい!っつう下世話な興味で、友人カッパと共に赴いた。着物で落語を聞きに行こう的な企画もので、お茶とお菓子がついて3500円。一昨日試写会で観た映画『しゃべれどもしゃべれども』の平山秀幸監督と、映画で落語の監修をした柳家三三(さんざ)さんとのトークショーも有りというなかなかお得な催し物であった。最初に落語をやった柳家三之助(名前のみゴージャス...)の話はさほど乗れなくて、正座した足もやたら痛くてすみませんて感じだったのだが、監督と三三さんのトークショーは女性司会者のいまひとつな仕切りにも関わらず、ものごっつ面白い!その後の三三さんの落語がまた面白い!!しかも結構好みの男子!!正直なもので三三さんの話を聞いてる時には足も痛くなかったね。しかし枕の途中でうちのかみさん話になり、一気にテンション下がった自分を心底正直だと思いました(妻帯者はキライ)。だけどやっぱり素敵だったので、これからも密かに三三さんを応援しようと心に誓ったわたくしである。
Kanetanaka_1


金田中は演舞場のすぐそば。
でも普段は入り口がよくわからない...
普通の家の表札みたいだし→

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2007年5月19日 (土)

『水の迷宮』

石持浅海の『水の迷宮』(光文社文庫)を読む。水族館を舞台にしたミステリ。展示生物への攻撃予告という脅迫メールが発端で色々事件が起こるわけだが、過程はともかくその始末のつけ方はどうなんだろう?と正直やや疑問も残った。でも水族館好きとしては、水族館運営の舞台裏などが良くわかって大変興味深かったし、水族館には行きたくなりました!アンドこの人の本の帯には”美しいミステリ”とか”美しい謎”とかやたら美しいを強調した文句が書かれるようだが、うーん美しいのかな。それともわたくしには美がわからないって話か。

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映画『しゃべれどもしゃべれども』

またまた友人から試写会のチケットを頂き、映画『しゃべれどもしゃべれども』を観に行く。原作がとっても良いのでオススメ。ひょんなことから、話し方を習いたいという美人・おっさん・小学生の三人に、二つ目の落語家・今昔亭三つ葉(国分太一)が落語を教えるっつう話。不器用な人たちの、不器用ながらも一所懸命なとこや、ぎこちなく優しい感じにぐっとくる。あんまり興味なかった国分太一の、案外な江戸前の男っぷりにうっかり惚れそうに。斧琴菊柄の浴衣着てたし☆それにしてもジャニーズの子は何でも器用にこなすねえ、と渾身の落語場面にしみじみ思う。他のキャストも粒揃い。気になるのは『パッチギ2』『腑抜けども』にも出ていた山本浩司という役者だ。何ともいえない特徴のあるご面相に、アフロ・金髪・編みこみドレッド?と3本とも変なアタマで登場、ちょい役なのになんだか強烈な印象を残す男だ。なんとなく注目しとこう。好みというわけではなーい。

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2007年5月17日 (木)

『自立日記』

辛酸なめ子の『自立日記』(文春文庫PLUS)を読む。京極様や衣良、森センセなど大御所の新刊がめじろ押しで忙しく、本書は買ったままほったらかしにしていたのだが、友人カッパより”即読むべし”のエマージェンシーコールがかかり慌てて読んだもの。そして確かにエマージェンシー!なのも無理はナイ、としみじみ思ったもの。辛酸なめ子...今、ワタシとカッパは彼女のことでアタマがいっぱいだ。寄ると触るとなめ子の奇行についてしゃべっている。穏やかなトーンのですます調で綴られる、一瞬何が起きたのかわからない程に読む者をドン引きさせる下ネタ。ややサーヤを思わせる清純そうなフェイスから放たれた、予想を越えるダークな発言。積極的なのかネガティブなのか判断がつきかねる一貫性のない行動。何なんだこの人...しかしオモシロすぎてすごく変。ちなみに老後は安い土地と建物を地方に買って、手作り展示の秘宝館を作りたいそうだ。なめ子、恐るべし。

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2007年5月16日 (水)

『イナイ×イナイ』

あれ、Gシリーズはどうなったんだ!?の、いきなりな×シリーズ第一弾、森博嗣の『イナイ×イナイ』(講談社ノベルス)を読む。探偵事務所を訪れる黒衣の美女、金持ちのお屋敷、双子、地下室等々のワードにひっさびさのやる気がうかがえるも、相変わらずノベルス一段組みのすかすか感はそのまま物語の印象と重なってしまう哀しさがあった。壊れたθや歯のないλなどなかったかのような新シリーズの幕開けだが、こいつらどこかで...?とあくまでも人の記憶力を試すかのようなキャスティングにうっすらGとの繋がりを感じさせる。と言いますか結局全部繋がっているのか。で、お前は誰なんだ。なんかもう早いとこすっきりさせてその全関係を誰か説明して欲しいです。

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2007年5月15日 (火)

映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

友人に試写会のチケットをもらったので、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を観に行く。何と言うか、壊れてる家族とすさまじい勘違いお姉ちゃんの話。のどかな田園風景の中、サトエリ先輩の四肢も伸びやかに美しく乳もとことん麗しく、しかしてこれはホラーですか!?くらいにいきなりな怖さにびびる。つうかサトエリこええ~。危なくて痛くてとんでもない女をやらせたら、今この人天下一品かも。演技じゃないかも。本人そのままなのでは....ていうくらいしぜーん。案外永作博美がうまかった。永瀬正敏はちっちぇえ男だな。もしくはちっちぇえ男の役が得意なのか。わしら、永瀬くんのことがあんなに好きだったのに...時の流れを感じます。この映画はカンヌ国際映画祭批評家週間に出品するらしいが、批評家って大変ネ!と思わざるを得ない、ハゲしい1本であった。

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2007年5月14日 (月)

新橋演舞場・五月大歌舞伎

演舞場オールデー、五月大歌舞伎を観て過ごす。昼の部の一番の楽しみは「鬼平犯科帳」。鬼平は大好きだし、リアル鬼平・吉右衛門さんにも喜んじゃったけど、まあ歌舞伎でやる必要もあまりないかなとちょっと思った。長くてだらけるので岸井左馬之助とか久栄が登場する場面は悪いがいらないな。カットで。うさ忠さんこと木村忠吾役の松江はイイ。とぼけた憎めないキャラが短いシーンながらもよく出てた気がした。カットした分(してないけど)、松江をもっと出して~。あと元盗人の友五郎役・歌六さんが好演!勝手にMVPを差し上げる。夜の部の「妹背山」、おさるにはややムツカシ。「法界坊」は勘三郎さんのしか観たことがなかったが、小汚くて下世話な吉右衛門さんも面白い。滅法強い冨十郎さんもかっちょ面白くて頼もしい。ラスト「双面」での染五郎の野分姫×法界坊の踊りを観ながら、稚魚の会で新七さんがやっていたのを終始懐かしく思い出していました。御免ね染五郎。でもあの時の新七さんたら本当に素敵だったので...。案外数年前の新七さんにもっていかれて幕。

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2007年5月13日 (日)

『憑神』

浅田次郎の『憑神』(新潮文庫)を読む。時は幕末、別所彦四郎は貧乏御家人の次男坊ながら文武両道で将来を嘱望されていたのだが、何かと不運な事が続き、うつうつとした毎日を暮らしていた。ある日酔って小さな祠に向かって神頼み、しかし現れたのはなんと貧乏神。そこからまたまた更なる苦難が始まるも、腐らず諦めずまっすぐに武士たらんとする彦四郎こそラストサムライかも。滅び行く徳川幕府とともに最後まで武士の矜持をもって己が道を行く彦四郎の背中に、”喧嘩ってえのァ、勝ち負けじゃあねえ。勝ちっぷりと負けっぷりだ”という蕎麦屋のオヤジの言葉がしっくりときた。妻夫木くん主演で映画化。駄目兄に佐々木蔵之介ってナイスキャスティング!と観る前に確信しております。

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2007年5月12日 (土)

POP!(恋は突然)

本に比べるとCDってほとんど買わないのだけど、買わない中でも芝居や映画のサントラは好きなので割と購入する。40年生きてきて一番繰り返し聞いたCDは「上海バンスキング」と「キレイ」かな。それでいつ声が掛かっても代役として舞台に立てるように練習してんの(本気)。つうわけでこないだ観た映画『ラブソングができるまで』のオリジナル・サウンドトラックを早速買ってきた。収録曲中半分くらいヒュー様が歌っていらっしゃるので、色んな意味でうはうはだ。作詞をする女子(ドリュー・バリモア)と一緒に作ったラブソングも良いけれど、ヒュー様扮するポップスターが20年前に大ヒットさせた「恋は突然」といういかにもな邦題のついたバカポップスが秀逸。初回限定でPVもつけて頂きたかったところだ。しばらくはPOP!でアタマの中はいっぱい。踊りつきで。

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2007年5月11日 (金)

『おいしい日常』

平松洋子さんの『おいしい日常』(新潮文庫)を読む。明日の健康診断の為、夜9時以降は何も食べちゃいかん状態のわたくしにとって、このおいしいもの満載の本を読むのは辛う御座いました。特にすっぽん鍋と豚足には惹かれたな。コラーゲンぷるぷるが気になるお年頃。あと、南部鉄瓶を使って湯冷ましを作ると良さそうだ!と思ったけれど、鉄瓶ケアは無理とふんで即諦める。鰹節を自分でかいてだしをとったり、料理によって塩を使い分けたりする、そんなきちんとした人はズボラな私には眩し過ぎた。なかなかに高尚な文章、たかが食べ物(されど食べ物)になんとも大仰な...と思わないでもないが、最後の東海林さだおとの対談で著者がばっさりやられていたのでなんとなくおさまりがついた感じ。ズボラな上に性根の曲がったサルで御免ね。

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2007年5月10日 (木)

映画『ラブソングができるまで』

ヒュー様連(ヒュー・グラントの映画がきたら内容はどうあれとりあえず観る連合)の友人と一緒に、うはうはしながら映画『ラブソングができるまで』を鑑賞。ヒュー様が出ているっていうことだけで既に合格点なのだが、80年代に大ヒットをかました、今は落ち目のポップスターっつう役どころでハゲしくメーター振り切ります。デュラン・デュランのかっちょよさ(かっちょいいんだい)とワム!の能天気さとG.I.オレンジのチープさをミックスしたような、あまりに80年代的なプロモーションビデオに感涙!案外ジョン・テイラーに似ているルックス、変な髪型変な服装、バカバカしい振り付けに乾杯!ヒュー様もトシをとった...と随所で思うも、いつまでもシワまで魅力的なラブコメキングでいて欲しいものである。ラブ。

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2007年5月 9日 (水)

映画『パッチギ!LOVE&PEACE』

またまた友人に試写会のチケットを頂き、映画『パッチギ!LOVE&PEACE』を観に行く。前作の『パッチギ!』も観てないし、『プルコギ』とごっちゃになりがちな程に内容を知らず観たのだが、正に色んな角度から殴られたような感じ!井筒監督の本気に身が引き締まる思い。国とか戦争とかシリアスな要素はあるものの、総じて家族の話であり、その強い絆にやられた。役者は皆イイ。特にヒロイン的なキョンジャ役の中村ゆりって娘さんは本当に可愛い。沢尻様よりワタシは好みであった。アンド風間杜夫大好き~。何で好きなのかはわからない。血みどろの喧嘩シーンはちょっと勘弁...なのだが、それがザ・井筒監督なのでしょうか。

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2007年5月 7日 (月)

『行きずりの街』

志水辰夫の『行きずりの街』(新潮文庫)を読む。1991年度のこのミス第一位だという本書は、なんだか最近やたらと新潮社が力を入れて売っているみたいなので引っかかって差し上げた良い消費者です。ある不祥事で都内名門校を追放された元教師が、失踪した教え子を探しに再訪した東京で過去に向き合う、的なハードボイルド(かしら)。一介の元教師にしてはバイオレンス満載で頑張っているし、ストーリーは読ませるけど、おじさんのおセンチにちょっと引く。でもおじさんにはツボなのだと思う。俺様がもう少しおじさんになったらシミタツに走るやもしれん。いやーん。

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2007年5月 6日 (日)

戦いは終わりました...

1年越しでFF12が終わった。ていうか無理矢理終わらせた。長い戦いであったことだよ...。ランクが上のモブに比べるとラスボスはあっけなかったな。えてしてそんなものかな。しかし空賊バルフレアはべらぼうにかっちょいいぜ!やっぱり最後は彼にもっていかれたわ。アンジェラ・アキが流れる頃、図らずも泣けてきたのがちょっぴり情けなかったデス。それでいいのかGW、と思いつつGWも終わる。

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2007年5月 5日 (土)

『幽霊人命救助隊』

『十三階段』や『グレイヴディッガー』などでお馴染み、高野和明の『幽霊人命救助隊』(文春文庫)を読む。成仏できない四人の幽霊が、天国行きと引き換えに神さまから命ぜられたお仕事は”人命救助”であった。実体のない幽霊が一体どうやって人間を救うというのか!?生きる希望を失い、傷付いた人々の深層心理を探り、それぞれの心に届くような言葉で懸命に語りかける幽霊たち。直面する様々なケースに、時には助けることが本当に良いのかと論じ合い、時には己とシンクロしすぎて入り込めなかったりと、悩みながらも皆で解決策をみつけていくさまに打たれます。幽霊と一緒に笑って泣いて、読み終わる頃にはいつのまにかわたくし自身の気の持ち様すら変えられたようだったよ...。ありがとう幽霊さん。アンドこの本を熱烈オススメしてくれたジャンキー友にも、ありがとう。

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2007年5月 4日 (金)

『ご新規熱血ポンちゃん』

山田詠美さんの『ご新規熱血ポンちゃん』(新潮文庫)を読む。熱ポンは新潮社に移ったのか。講談社文庫のあのチープ感とはだいぶ趣を異にする気が。しかしなかみは変わらずかっちょよくてやんちゃ!無茶苦茶やってる印象だけれど、こっそり心の手帖に書き留めたい名言も多々ある。やっぱり詠美ねえさんには憧れるなあ。

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2007年5月 3日 (木)

『虚栄』

GWの良い点は、時間を気にせずに本を読んでだらだらしていられるところだ。まあよく考えてみたら普通の週末と何ら変わりはありませんが。というわけで本日は朝方までロバート・B・パーカーの『虚栄』(ハヤカワ文庫)を読む。ボストンの女探偵サニー・ランドルのシリーズ最新刊は、パーカーの別シリーズの主役である警察署長ジェッシィ・ストーンとの夢の共演。サニー・ランドルは割と女を使って何かとちゃっかり後ろ盾を用意しているところとかこぶ平のお気に入りであるところ(←これはサニーのせいではない)なんかがちょっと引っかかり、ジェッシィに至っては暗いイメージがあってシリーズもほとんど読んでいないっつうパーカーファンにあるまじき状況であったが、二人一緒にいると案外イイ感じのコンビなので今後はサニー&ジェッシィシリーズにしたら如何か。そしたら私は絶対読みます。

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2007年5月 2日 (水)

團菊祭五月大歌舞伎・初日

風薫る五月、今月どんだけ支払いをするのか考えたくないおさるです。宵越しの銭は持たないにも程がある。つうわけで團菊祭五月大歌舞伎初日、昼の部アンド夜の部を張り切って観劇。昼の部は海老菊の「切られ与三」を楽しみにしておったのだが、しょっぱな松緑×三津五郎の「泥棒と若殿」にまず完敗!!ノーマークで不意打ち!!初日のせいか台詞が入ってない方も若干いらっしゃいましたが、そんなこともふっとぶええ話よ。映画『東京タワー』より泣いたよ。泣いたかな。ほんと良かった。「切られ与三」は相変わらず羽織の場面にはらはらしたけれど、海老蔵にはいちいち笑わせて頂きハッピーな気分になる。おとみの菊さんはいつのまにか妙な貫禄が...。昼の部最後のこれまたノーマークの舞踊「女伊達」にはヤラれた!芝翫さんのねぶいかんばせをぼーっと見てたら途中から急展開。三階さん脚マニアにはたまらんとですよ。
昼の部が終わって去っていく小泉純一郎(呼び捨て)を見送った後の夜の部は「女暫」から。実は「暫」を観た事がなかったのだが、初めての「暫」が萬次郎さんの「女暫」という人生もなかなか珍しくて良しとしよう。萬次郎さん、カワユス。「め組の喧嘩」、喧嘩までが長いっす。しかしめ組の集団の迫力は引っ張っただけのことはあった。うはうは。ご馳走様でした。今月は出待ちのしがいがありそうでげすよ。

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