« 『語り女たち』 | トップページ | 六本木アート△ »

2007年4月 9日 (月)

『狼の寓話』

近藤史恵の『狼の寓話 南方署強行犯係』(徳間文庫)を読む。著者初の警察小説、主人公はちょっとヘタレな新人刑事・會川圭司。いきなり現場で失敗をやらかし、他の事件にまわされて組んだ相棒が黒岩ハナという女刑事であった。仕事が出来て美人の女刑事と言えば雪平やリコのようにぶっとんだ人を思い浮かべるが、黒岩女史は周囲から扱い難いとされながらも奴らほどの無茶もせずごくニュートラルな感じで新鮮。夫が殺され、その妻が失踪、という一見分かりやすそうな事件から、現代人が抱える心の闇が浮き彫りになってくるあたりは近藤史恵の得意技でしょうか。ヘタレ&女刑事はなかなかいいコンビだったので、シリーズ化して欲しいな。但し表紙が最悪。近藤史恵じゃなかったら絶対買わない。わかってても躊躇したぞ。

|

« 『語り女たち』 | トップページ | 六本木アート△ »

コメント

近藤史恵さん!でましたか。かわなきゃ。
絶対買わないという躊躇する表紙が、逆にちょっと楽しみ。

投稿: かいちょ | 2007年4月 9日 (月) 23時41分

ハローかいちょ
近藤史恵さん!でたんですわ。
おさる的には、「だから、あなたも生きぬいて」かっ。と思った表紙。
これじゃあ売れなかろう...ってほんとに心配っす。
それはともかく、梨園シリーズの次が早く読みたいねえ。

投稿: noppy | 2007年4月10日 (火) 03時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111855/14616419

この記事へのトラックバック一覧です: 『狼の寓話』:

« 『語り女たち』 | トップページ | 六本木アート△ »