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2007年1月28日 (日)

『殉教カテリナ車輪』

飛鳥部勝則の『殉教カテリナ車輪』(創元推理文庫)を読む。絵画絡みのミステリが好きなので、カラバッジオの表紙絵に惹かれて買ってみた。ある画家の遺した「殉教」「車輪」といういささか奇妙な二枚の絵に興味を持った学芸員が、絵の主題を探るうちに20年前の密室殺人に遭遇する。絵に隠された主題とは?そして密室殺人は何故起こり、犯人は誰だったのか?みたいな話。ミステリとしてもよく出来ていたけれど、図像学を駆使して絵の謎を解く過程が大層面白い。イコノロジーを学べば絵画鑑賞ももっと楽しくなるのだろうな、と思った。そう思ったことだけでも覚えておきたい。

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コメント

>noppyさま
タイトルといい内容といい,イコノロジー好きにとっては垂涎ものです。一時辞典まで購入し楽しんでいました。チェックしてみます。

投稿: とみ | 2007年1月29日 (月) 19時01分

ハローとみ様
何かありそう!なタイトルはいいな、と思いました。
カテリナ車輪のこととか全然知らなかったのですが...
とみ様はイコノロジー好きなのですか!流石。
事典あると確かにいいかも。
○○と言えば△△の象徴、とか知ってるとディープに楽しめそうですよね。
もっと勉強したい、と久々に思いました☆

投稿: noppy | 2007年1月29日 (月) 22時54分

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