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2007年1月21日 (日)

『九十九十九』

舞城王太郎の『九十九十九』(講談社文庫)を読む。なんじゃそりゃ!と叫ぶ。この前、なんじゃそりゃ!と叫んだのは『バリでの出来事』の最終回だったかな...。修行か。何も報われることのない修行か。間違いなく完璧に読む者を選ぶ小説に、選ばれなかった未熟者であるわたくし、と言ったところか。九十九十九とは、清涼院流水が書いたJDC(日本探偵倶楽部)のシリーズに登場する超美形な名探偵である。わたくしは舞城版九十九十九に出会う為に清涼院流水の『ジョーカー』『コズミック』を我慢して読むという修行に耐えたのですね!あの修行の意味がやっとわかりました!と最初嬉しかったんだけど、それは全くのぬか喜びであった。そんな知識は何の意味も持たん舞城的世界に、これでもかの見立て地獄に、無駄に打ちのめされたっす。修行はもうイヤ。普通に暮らしたい。そんなことを願う根性なしであった。嗚呼。

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