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2006年11月14日 (火)

『上高地の切り裂きジャック』

島田荘司の『上高地の切り裂きジャック』(文春文庫)を読む。御手洗潔がスウェーデンに行っちゃってからの事件と、まだ石岡くんと一緒に住んでいた横浜時代の事件との、中篇二つ。謎も中くらい、でもやっぱり横浜時代はいいな。マイペースな天才・御手洗と彼に振り回される石岡くんのあたふたぶりにはある種の安心感があるし、何よりもほんの少し前の横浜の描写を読んでいるだけで楽しい。昭和の終わり、石川町駅前の中村川、堀切り運河の水辺には画廊喫茶船のようなものが確かに浮かんでいた。あの頃御手洗潔と石岡くんは馬車道にいたんだなーと思うと感慨深い(フィクションですが)。

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