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2006年9月13日 (水)

『風の影(下)』

カルロス・ルイス・サフォンの『風の影(下)』(集英社文庫)読了。バルセロナに暗く影を落とす内戦の記憶を背景として、主人公の少年と謎の作家カラックスの人生が奇妙にシンクロするこの長い物語は、確かに読み応えは充分。途中、韓流ドラマ!?みたいな展開もあったりして全く飽きさせず。太陽のように明るいイメージを勝手に持っていたバルセロナに、こんな陰鬱でやりきれない時代があったとは。嗚呼世の中知らないことばかり。ところでこれだけ全世界で売れてたら映画化の話も出てくるんだろうなあ。想像して怖くなるタイプの小説だと思うので、読むのはいいけれど映画化されたとしてもあんまり見たくはない。

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