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2006年8月30日 (水)

『下北サンデーズ』

石田衣良の『下北サンデーズ』(幻冬舎)を読む。演劇の町・下北沢を舞台にした小劇場青春グラフィティ、なんてど真中のハズ!なのだが、何故か熱くなれず。最初の”前説”部分を読んだだけでその台詞の違和感っつうか恥かしい感じに正直辛くなり、そこからなかなか進めなかった。それなりに面白くは読めるけれど、なんとなくソツなくまとめたドラマのノベライズ本のようだ(原作なのに!)。顔に☆をつけてたような男・河原雅彦の方が下北の地に足がついてるってことか。まちゃぴこに一票だ。演劇を題材に書くということは、本編のストーリーの他に劇中劇の分まで考えなくてはならんから相当大変であろうなーとは素人でも思う。というわけで改めて『ガラスの仮面』や恩田陸の『チョコレートコスモス』の素晴らしい出来に思いを馳せてしまったよ。衣良のことは引き続き愛しているので今後に期待でごんす。

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» 「下北サンデーズ」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
本題に入る前に一寸した情報を書いてみたい。”力道山の最後の弟子”と呼ばれ、現在は大日本プロレスの社長兼ちゃんこ屋の店主でも在るグレート小鹿氏が、何とブログ運営をされているとの事。ブログ全盛の現代とはいえ、あのグレート小鹿氏がPCの前に座り、キーボードを叩きながら記事を更新しているかと思うと何だか愛おしさすら感じてしまう。{/kaeru_love/} 当該ブログ名は「小鹿注意報!」との事で早速覗かせて戴いた�... [続きを読む]

受信: 2006年8月31日 (木) 10時13分

» 石田 衣良 [気ニナルコトバ]
石田 衣良(いしだ いら、1960年3月28日 - )は、日本の小説家。 本名は、石平庄一(いしだいらしょういち)。ペンネームは本名の名字・「石平(いしだいら)」を分割。 [続きを読む]

受信: 2006年9月22日 (金) 02時55分

» 【下北サンデーズ】 石田 衣良 著 [じゅずじの旦那]
ご存知、テレビの原作。 石田衣良×堤幸彦×藤井フミヤの三者によるスペシャルコラボ・・・ [:拍手:] 《春から大学生になる里中ゆいかは、芝居のおもしろさを生まれて初めて教えてくれた劇団「下北サンデーズ」に入るのが夢で…。演劇の街・下北沢を舞台に贈る、弱小劇団奮闘グラフィティ! 》 なんの捻りもない、直球そのままな本である。 10年下積みが続いてる劇団に新人の女の子が入ってきて、メジャーに駆け上がっていく過程と葛藤の物語。 頑張ってさえいれば、成功する、というものじゃない... [続きを読む]

受信: 2006年9月27日 (水) 19時40分

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