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2006年8月

2006年8月30日 (水)

『下北サンデーズ』

石田衣良の『下北サンデーズ』(幻冬舎)を読む。演劇の町・下北沢を舞台にした小劇場青春グラフィティ、なんてど真中のハズ!なのだが、何故か熱くなれず。最初の”前説”部分を読んだだけでその台詞の違和感っつうか恥かしい感じに正直辛くなり、そこからなかなか進めなかった。それなりに面白くは読めるけれど、なんとなくソツなくまとめたドラマのノベライズ本のようだ(原作なのに!)。顔に☆をつけてたような男・河原雅彦の方が下北の地に足がついてるってことか。まちゃぴこに一票だ。演劇を題材に書くということは、本編のストーリーの他に劇中劇の分まで考えなくてはならんから相当大変であろうなーとは素人でも思う。というわけで改めて『ガラスの仮面』や恩田陸の『チョコレートコスモス』の素晴らしい出来に思いを馳せてしまったよ。衣良のことは引き続き愛しているので今後に期待でごんす。

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2006年8月29日 (火)

かまわぬにて

Sensu
かまわぬ代官山本店が19周年を迎えるそうで、日曜日はふるまい酒や記念手ぬぐいの配布がありました。店先には縁台が置かれていてちょっと座って一杯、と言った感じ。店員さんはほとんど浴衣着用で店内も大層賑わっておった。手ぬぐい配布は終わっていたけれど、なんとなく目出度いことだし?奮発して扇子を買う。丸菊の柄がものごっつ可愛い...またもや”菊ついてたら何でも買うぜ”病じゃ。→
友人カッパは19周年記念手ぬぐいを買っていた。一と九がデザインされているので「九十九一のファンだと思われたらどうしよう」とか心配していた。思わないって。ていうか九十九一あんまし知らないって。

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2006年8月28日 (月)

続・稚魚の会

歌舞伎会・稚魚の会合同公演はA班・B班に分かれており面子も違うので、両方楽しみたければ一日通しで見るか二日間に分けて観ることが必要。つうわけで昨日のA班に引き続き本日はB班を堪能させて頂いた。左字郎の三社祭や松五郎さんの修善寺物語、翔太の後見なんかがマイ見どころか。今年も沢山発見があり、やっぱり稚魚ははずせないなと友人カッパとうなずき合う。特にカッパが、研修生の時から目をつけていた梅秋はかなり大物になりそうな予感...さすがだ。帰り道は二人で梨園コンサルティングみたいなこと(どこぞの娘をどの御曹司に嫁がせるかとかあの名跡を誰に継がせるかとか)をずうううううっと真剣にやっていた。頼まれもしないのに!!

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2006年8月27日 (日)

八月納涼歌舞伎と稚魚の会

本日は八月納涼歌舞伎千穐楽。カブキチの友人カッパと共に一部を観に行く。圧巻はなんというても『丸橋忠弥』!とにかく立ち回りがスゴイ。練られているし魅せる。橋之助ももうそんなに若くないであろうに(失敬)すこぶる動く。すげえよ丸橋忠弥。その後エルメスの屋上に特別公開されているインスタレーション?見学を間にはさみ、国立劇場で催されている歌舞伎会・稚魚の会合同公演へ。歌舞伎座以上に?熱心に観賞した結果、遅ればせながら引窓のええ話ぶりに驚く。アンド魔性の女形・翔太の成長ぶりにも驚く。踊りも魔性な感じにも磨きがかかっていた。恐るべし翔太...。

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2006年8月25日 (金)

『LA QUINTA CAMERA』

オノ・ナツメの『LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~』(小学館)を読む。読み終わるやいなやもう一回読む。大層気に入る。イタリアのとある町、中年男四人でルームシェアするアパートが舞台の物語。空いている五番目の部屋には様々な国からやってきた留学生が入れ代わり立ち代り入居する。お洒落な絵柄でさらっとした人情話っつうのが意表をつく感じ。映画『間宮兄弟』の時にも思ったが、男子同士の共同生活ってなんか憧れるなあ。この四人がまたそれぞれ全然違う魅力があって、甲乙つけ難し!彼らがもっと年を取ると、『リストランテ・パラディーゾ』になるのやも。

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2006年8月24日 (木)

『アラビアの夜の種族 Ⅱ』

古川日出男の『アラビアの夜の種族 Ⅱ』(角川文庫)を読む。夜の種族による、『災厄の書』の語りは続く...が、ちょっと長いよ!と思い始めた二巻目哉。壮大な物語だから仕方あるまい。あと、本気と書いてマジと読む、みたいなルビのふりが多いのが気になるっちゃあ気になる。発展→にぎわい、情念→おもい、犠牲者→いけにえ、説明→いいわけ。なんとなく素通り出来ない、っつうのが狙いなのかのう。さあラストで盛り上げてくれたまい。

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2006年8月23日 (水)

置いてくる!

諸々そっちのけで、名作『SLAM DUNK』(井上雄彦/集英社)を読み返している。なんとなれば、世界バスケに夢中なんでーす。イイね五十嵐圭。ミーハーでーす。他にもツインタワーとかキャラがたってて(という表現は間違ってるのか)チーム的に面白いっす。しかしハンカチ王子の影に隠れて?ていうか最初からそんなに期待されていないのか、あんまし放送もされないので、スラムダンクを読んで一人静かに盛り上がっておるところ。イイね流川楓。つうわけで庶民シュートを見ると「置いてくる!」と呟いてしまう、ミニバス出身者であった。

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2006年8月22日 (火)

『ポットショットの銃弾』

ロバート・B・パーカーの『ポットショットの銃弾』(ハヤカワ文庫)を読む。スペンサーシリーズ28作目。6月にも新刊が出たばっかりなのに、何故に?と思うも、いいのいいの読めればオールオッケーなの。今回はスペンサー版”荒野の七人”!西部の無法者集団に立ち向かう為、相棒ホークを始め、これまでの事件で出会ってきたつわもの達がスペンサーの呼びかけで一同に会した。んもうスペンサー的ドリームチームって感じでうはうはしちゃったが、あんまし覚えていないメンバーもいたので今一度読み返す時期かもな。嗚呼忙しい。けど楽しい。

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2006年8月20日 (日)

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

大好きな吉田篤弘の最新刊『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(暮しの手帖社)を読む。いかにも暮しの手帖っぽい素朴な線がかっちょいいイラスト、懐かしい雰囲気を漂わせるイカしたフォント、ざらっとした質感が手にしっくりくる、大切にしたいと思う本。昔の映画をこよなく愛する青年・オーリィ君(オーランドじゃないよ...大里君です)は、二両編成の路面電車が走るのんびりとした町で一人暮らし。好きな映画を見ながらも失業中なので仕事も(なんとなく)探しつつ、町の人たちとぽつぽつ知り合い、やがて新しい仕事に就く。町や店や映画館のほどよく古く清潔な感じ、そこに居て生活する人たちのゆったりと大きく普通な感じ、全てが良いさじ加減だ。淡々とした中にもちゃんとドラマチックな物語があって、ちょっぴり不思議なことも起こるけど地に足のついた日々が本当にいとおしい。
Soup

オーリィ君がある人に習った、美味しい”名なしのスープ”のレシピを参考に、わたくしもスープを作ってみた。「とにかく、おいしい!」と念じるのが肝。写真では全く美味そうに見えないが...

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2006年8月19日 (土)

『月に吠えろ!』

鯨統一郎の『月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿』(徳間文庫)を読む。私は鯨統一郎を好きなのだろうか...最近よく買うなあ。正直微妙なんだがなあ。本書は言わずと知れた詩人の萩原朔太郎が探偵役を務める短編集。事件を解決した後、朔太郎がそこからインスピレーションを受けて詩を書いたみたいな設定がこじつけっぽいけれどちょっと面白いかな。大正時代の文化風俗の様子も楽しい。タイトルからもまるわかりのように、有名な刑事ドラマともややシンクロ、山村暮鳥のことを山さんと呼んじゃうあたりも笑える。語り手も著名な文学者です。多分こうゆう細かいところが気になって買ってしまうんだと思うよ、鯨統一郎。

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2006年8月18日 (金)

『リストランテ・パラディーゾ』

いつもは行かない本屋でオノ・ナツメフェアをやっていて、ハゲしくそそられたもの。しかし絵は好きだけど、前に読んだ作品があまりに辛い話だった為、ちょっと警戒しちゃってそこでは迷った末に買わなかったもの。そして後からどんどん気になって近所の本屋をまわるも、漫画ってどうにもみつけられなくて結局セブン&ワイで取り寄せたもの。いやー良かったよ買って!←結果これです、のオノ・ナツメ『リストランテ・パラディーゾ』(太田出版)。タイプは違うが従業員は老眼鏡紳士ばかりのレストラン!のお話。嗚呼夢のレストランだ...老眼鏡紳士、どれも甲乙つけがたし。こんな店があったら絶対通うな。通うぞ。爺好きならば是非、の一冊。

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2006年8月17日 (木)

『アルゼンチンババア』

よしもとばななの『アルゼンチンババア』(幻冬舎文庫)を読む。タイトルが秀逸。奈良美智さんの絵がまたじわじわくる。『ひな菊の人生』もそうだったが、身内を亡くした時何かに導かれるようにばななちゃんを読むことが多い。今回もたまたま時期が重なり、悲しいけれど救われた感じ。何度も思うことだが、よしもとばななの小説には人をゆっくりと再生させるみたいな力がある。ところで本書は鈴木京香で映画化...京香ちゃんのアルゼンチンババアとは、さぞかし迫力だろうにゃー。

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2006年8月16日 (水)

『極め道』

直木賞受賞で目出度く復活!長いこと手に入らなかった、三浦しをんの初期妄想エッセイ『極め道』(知恵の森文庫)を読む。うーん満足じゃ。有難う光文社。今回わたくしのお気に入り妄想は、しをんが勝手にプロデュースする究極のアイドルグループ”アイコノクラスト”話につきる。ディテールにまでこだわりを見せた偶像作り計画にうっとりしながら二度、三度読み返す。京大の学食でスカウトした東洋哲学科三年生って...そして文楽研修所で目をつけた太夫候補生って...(妄想だけど)天晴れ!誰のファンになるか悩むところではある。へへへ。

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2006年8月15日 (火)

『アラビアの夜の種族 Ⅰ』

古川日出男の『アラビアの夜の種族 Ⅰ』(角川文庫)を読んだ。Ⅱを!とにかくⅡを!!と思い、書店に走るも品切れ....くううう切らすな本屋!ていうか三冊にも分けるな角川!そしていっぺんに三冊全部買っておけ自分!と各方面に”!”付きで駄目出し。そんな風に若干人を狂わせるところがある不思議な物語であると言えましょう。ナポレオン艦隊が迫り来るエジプト、敵を撃つ為の秘策は読むものを破滅へと導く書物『災厄の書』...禁断の書物を巡るアラビアンナイト的なストーリーに絡め取られる、このアヤしい心地良さ。とにかくわしにⅡを読ませろ!つうことで続く。

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2006年8月14日 (月)

『親不孝通りディテクティブ』

北森鴻の『親不孝通りディテクティブ』(講談社文庫)を読む。中州の屋台でバーを営むテッキと、結婚相談所の調査員・キュータ、高校時代からの腐れ縁コンビが、博多の街で起こる騒動を解決する!っつうちょっぴりハードボイルドテイストな短編集。軟派で女子に弱いが熱血漢のキュータもどこか憎めないけど、硬派でアタマが切れ、それなりにダークで謎の多い男・テッキについつい惹かれてしまうダメなアタシね。テッキが作るカクテルとおでんも実に美味そう...。こんな屋台があったら良いな。と能天気なことを思いつつも、せつないラストに涙。

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2006年8月13日 (日)

『月館の殺人(上)(下)』

綾辻行人+佐々木倫子の『月館の殺人(上)(下)』(小学館)を読む。両親を失った女子高生・空海(そらみ)は、まだ見ぬ祖父に会う為、夜行列車「幻夜」に乗り込む。そこで出会った奇妙な乗客たち...一体この列車は何?そして次々起こる事件の真相は?っつう鉄道ミステリ。自分、テツなんで読みたかったんす。ウソ。テツという言葉を今回初めて知ったっす。テツとは鉄道マニアのことらしいっす。時刻表をこよなく愛す時刻表テツ、とにかく鉄道に乗ることを目的とする乗りテツ、ありとあらゆる鉄道部品を入手する事に全てを注ぐコレクションテツなど、テツにも色々あるらしく、その世界にさほど関心はなくともなかなか興味深いことになっておる。とりあえず鉄道オンチでも漫画なのでわかりやすくて宜しい。但し、まんまとだまされるのは小説でも漫画でも一緒ね...嗚呼吃驚。

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2006年8月12日 (土)

若冲と江戸絵画展

夏休みでーす。夕方から上野の東京国立博物館に『プライスコレクション 若冲と江戸絵画展』を観に行く。金曜日は20時まで開館しており、比較的空いている...つうことではあったが激混み。かなりうんざりするも、若冲の前では混雑なんのそのだな。いやー凄かった。すこぶる変な人だ、若冲。褒めてます。とことんリアルなのに、なんだこの現実離れ感は。んもう見ながらしばしば笑っちゃった。笑える展覧会とは良い。しかし有名な、風呂屋のタイル画みたいな(失敬)『鳥獣花木図屏風』は泣けた。吃驚して、圧倒されて。近寄るとあんなに緻密なのに、全体で見ると透明感があってなんだか不思議。見ているうちに有難い気持ちになってくる。最後の方には照明がどんどん変わるコーナーがあって、光の具合によって全く違う表情を見せる屏風がすこぶる面白かった。こんな屏風、家に一個ほすい。入らないけど。
とにかくプライスさん、いい買物しはったな!アンドこれだけ若冲を集めてくれて愛してくれて、なんか有難う...といち日本人として変な感謝をしてしまうのであった。

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2006年8月11日 (金)

『彼女はたぶん魔法を使う』

青春ほろにがミステリの名手(と勝手に呼ぶ)樋口有介の『彼女はたぶん魔法を使う』(創元推理文庫)を読む。元刑事のフリーライター・柚木草平(38)が、出会う女子の皆さんに振り回されながら事件の真相を追う、みたいな話。この男が、なんかやたらもてるんだよなー。やや気恥ずかしいハードボイルドな台詞も彼だったら許す、とか思っちゃってる時点でわしもやられているのだが。大沢たかおをキャスティングしてみたがかっちょ良すぎるか。ひぐちと入力して変換すると”樋口有介”が出る程に樋口有介好きなわたくしではありますが、本書は未読であった。講談社文庫で出ていたハズだが最近入手困難になっていた故、シリーズの第一弾がようやく読めるとはうれすい限り。来月からも続々出るみたいなので、草平会いたさに頑張って日々を生きようと思う。若干大袈裟。

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2006年8月10日 (木)

八月納涼歌舞伎第三部

Nouryou
久方ぶりの歌舞伎座でいとうれし。納涼歌舞伎第三部の『南総里見八犬伝』を観に行く。今年のお正月にタッキーさん主演でドラマ化も記憶に新しい。つうわけでいちいちその時のキャストに置換しながら観賞。染五郎がタッキーで福さんが山田優で弥十郎さんが照英で云々...隣でそれを逐一聞かされた友人カッパはさぞかし迷惑だったことだろう。ふふふ←反省の色なし
とりあえず話の筋をだいたい知っていたので、私にはすこぶる楽しかった。立ち回りも結構派手だったし。玉もごっつ光ってたし。レプリカでいいから欲しかったし。最後の方は、ごめん時間足りなくなっちゃったよ!な感があったけど(八犬士のうち二名についてはほとんど紹介なし。だんだん仲間が増えていくっつう過程がわくわくするのになあ)、歌舞伎のラストはかたがたさらばでオールオッケーなとこもあるのでまあこれで良いのでしょう。と思えるようになりました。どうだ。
終演後、楽屋口から出てきた信二郎さんを見て早速「押尾だ」と言っていたカッパが面白かった。刷り込んだな。

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2006年8月 8日 (火)

アート百万石

21museum子供の頃何度か訪れたことのある金沢は、いつも暑いイメージだった。夏しか行った事がないからだけど。何十年ぶりかの金沢はやっぱりものごっつ暑かった。しかしそんな暑さもぶっとぶオドロキの美術館、金沢21世紀美術館はすげえ!モダーンでクール、でも来るものを拒む感じはしない外観はちょっと外国の美術館のよう。噂には聞いていたが、一見の価値あり。円形で開放的で、確かに”まちに開かれた公園のような”美術館は、建物を見るだけでも楽しい。
さて今回わたくしが最も見たかったのが、石川県立美術館にある野村仁清の色絵雉香炉(国宝)と色絵雌雉香炉(重文)。何年か前に友人カッパから、浅田次郎の『天切り松闇語』に出てきた雉香炉が実際にあるよんと聞いて、ぜし一度拝んでみたかったもの。香炉は思ったよりずっと大きくて、黄不動の兄イもこれを盗むのはさぞかし大変であったろうと思いながら静かに感激。

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2006年8月 5日 (土)

『何をかいわんや』

ナンシー関の『何をかいわんや』(角川文庫)を読む。表紙の消しゴム版画モデルは白木みのる。文庫新刊が出る度に、いつかは新刊が出なくなるんだなとしみじみし、オモシロコラムなのにちょっぴり悲しくなる。川島なお美を見る度に、あナンシーの心のかさぶただ、と思おう。
明日から加賀百万石・金沢へ行ってきます。鏡花とかはあまり関係なく、単にマンキー父の田舎だから。天切り松に出てきた、国宝・雉香炉は見たいなーと思っている。

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2006年8月 3日 (木)

『QED ベイカー街の問題』

高田崇史の『QED ベイカー街の問題』(講談社文庫)を読む。ここんとこ凝っている、薬剤師タタルさんシリーズ第三弾。私も結構しつこいな。今回はタタル&奈々が出席したシャーロキアン達のパーティーで起こる殺人事件と、シャーロック・ホームズの物語そのものの謎にタタルさんが挑んでます。このシリーズを薦めてくれたジャンキー友が、”現実の殺人事件部分はいらない、歴史とかの謎解きだけで充分だから!”的なことを言ってた意味がこの辺でそろそろ分かり始めたのであった。それにしても日本史のみならず、シャーロキアン以上にシャーロキアンだったタタルさんに今回も吃驚。もう少しホームズ物を読んでいたらもっと楽しめただろうに。自分にダメ出し。

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2006年8月 2日 (水)

映画『ハチミツとクローバー』

8月1日は菊之助のお誕生日、あなめでたし!つうわけで横浜港で花火を打ち上げてもらいました。なんつって。友人カッパと二人でビールを飲みつつ妄想ばっかし。でも花火を見たのはほんとう。
その後、映画『ハチミツとクローバー』を観る。時々恥かしくて走り出したくなるくらい青かったけど、概ね良かったどす。キャストが皆はまっていて成功してたと思う。でも田辺誠一の原田くん(写真のみ)はどうなのか。いいのかリカさん?あと森田さん役の伊勢谷が無駄にいい男過ぎたなあ。アンドああゆうエキセントリックな人の役はムツカシイなあ。榎木津をやった阿部寛を思い出した。カッパ的には伊勢谷がツボだったらしいが、わたくしは断然、平成の火野正平(←定着するまで言い続けるぜ)こと加瀬亮だっ。もうあゆの気持ちになってぐすぐす泣いてしまいました。真山のバカ。

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