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2006年7月31日 (月)

『ニシノユキヒコの恋と冒険』

川上弘美の『ニシノユキヒコの恋と冒険』(新潮文庫)を読む。稀代のろくでなし・西野幸彦を10人の女子が語る短編集。”女自身も知らない女の望みを、いつの間にか女の奥からすくいあげ、かなえてやる男”、それがニシノユキヒコ。うーんやなやつだ、がしかし...わかっちゃいてもままならぬ女子の気持ちと、どこまでも掴み所がなく清潔なニシノユキヒコの、真剣だろうに愛せない悲しみがなんだかぐっとくるのであった。くらたまが書いたらだめんずウォーカーになるテーマが、川上弘美だと文学になるのだなあと感心。

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